Kawasaki 750RS ZⅡ ナガノ 1/8 製作(その3)

リアルプロダクション第4弾 カワサキ750RS(ZⅡ) –3

前回記事:Kawasaki 750RS (その2)

ナガノ1/8 KAWASAKI 750 RSをつくる、3回目はフロントホークの組み立てから始めます。

3-1.フロントホークの組み立て

始めに各部品を塗装します。

№.C-33、34ボトムケースはアルミシルバー、№.E-17フロントフェンダーと、№.E-15、16インナーチューブはメッキ系の塗料で塗装します。

何れも下地にグロスブラックを塗っておきます。

ボトムケースは半光沢のクリヤーでコートして、仕上げにエナメルの黒を希釈して薄っすらと筆塗りしておきます。

№.D-18、19シール部と№.D-30 ステムはセミグロスブラックで塗装します。

ブレーキキャリパーは組み立ててから、セミグロスブラックで塗装して、エナメルのグレーを薄めて筆でサッと撫でる程度に塗っておきます。

各々塗装が済んだら組み立てます。

先ずブレーキキャリパーをボトムケースの左側に取り付けます。

つづいて、ボトムケースでホイールを挟むようにして、フェンダーに固定します。

フロントホイールはボトムケースとフェンダーの固定部のみで支持されるため、しっかりと固定する必要があります。

プラスチック用接着剤ではなく、瞬間接着剤を使って固定する方がいいでしょう。

つぎはステムにインナーチューブを固定し、シールを通して取り付けます。

3-2.フロントホーク・ハンドルの取り付け

今度は前項で組み立てたインナーチューブをフレームに取り付けます。

№.C-21センターボルトはシルバー、№.D-10トップブリッジはセミグロスブラックで塗装します。

フレームへの取り付けは、先ずセンターボルトをフレームに差し込みます。

センターボルトの下側にステムを当て、上側をトップブリッジで挟むように取り付けます。

つぎにメーターパネルとヘッドライト、ウィンカーを組み立てます。

№.D-14メーターパネルはグロスブラックで塗装し、ケース中央のリング部分をシルバーで塗装します。

インジケータ―は左から、緑、黄、青、赤で、キーシリンダー部はシルバーで塗っておきます。

№.D-33にデカールを貼り付け、スピードメーターを左、タコメーターを右にして、メーターケースに取り付けます。

№.I-11、12レンズは接着剤は使用せず、エナメル塗料のクリアを塗って固定します。

ヘッドライトは№.E-18、D-29を先ずグロスブラックで塗装します。

その後E-18をメッキ系の塗料で塗装し、D-29と接着します。

№.I-10レンズは淵にエナメル塗料のクリアを塗って固定します。

ウィンカーはステーの部分をグロスブラックで塗装し、メッキ系の塗料で塗装します。

レンズ部分はクリヤーオレンジで塗装し、ステーに取り付けます。

塗装の済んだ各部品を所定の場所に取り付けます。

つぎはハンドルの組み立てです。

ハンドルバーは下地にグロスブラックを塗り、メッキ系の塗料で塗装します。

アッパークランプと左右のブラケットをセミグロスブラックで、ブレーキ、クラッチのレバーはアルミシルバーで塗装します。

グリップはフラットブラックで塗装し、ハンドルバーに取り付けてから、トップブリッジに固定します。

最後にホイール部分を取り付けます。

3-3.ミラーの取り付け パイピング

いよいよ最後の工程です。

バックミラーを№.B-5、6をセミグロスブラックで塗装します。

鏡の部分№.H-14、15はメッキシートを貼り、ミラーケースに取り付けて、ハンドルバーに固定します。

シートはセミグロスブラックで塗装したあと、半光沢のクリヤーでコートします。

ブレーキホース、クラッチワイヤー、メーターケースから出るパイプを各々の場所に接続します。

最後にタンク、サイドカバー、テールカバー、シートの順で取り付ければ完成です。

3-4.塗装レシピ

主なパーツに使用したカラーを塗装した順番で記載しています。

※筆塗りと書いているもの以外は全てエアブラシ、またはスプレー缶を使用しています。

フロントフェンダー

  • ①タミヤTSー14ブラック
  • ②ガイアノーツ プレミアムミラークローム

ボトムケース

  • ①タミヤTSー14ブラック
  • ②タミヤ TSー17アルミシルバー
  • ③GSIクレオスMr.スーパークリア半光沢
  • ④タミヤXー18セミグロスブラック(エナメル・5倍程度に希釈)《筆塗り》

インナーチューブ

  • ①タミヤTSー14ブラック
  • ②ガイアノーツ プレミアムミラークローム

ブレーキキャリパー

  • ①タミヤLP-5セミグロスブラック
  • ②タミヤXー20ミディアムグレイ(エナメル・5倍程度に希釈)《筆塗り》

ステム・トップブリッジ

  • ①タミヤLP-5セミグロスブラック

メーターパネル

  • ①タミヤTSー14ブラック
  • ②GSIクレオスSM208スーパージュラルミン《メーターケースリング部分》

ヘッドライト

  • ①タミヤTSー14ブラック
  • ②ガイアノーツ プレミアムミラークローム《№.E-18》

ハンドルバー

  • ①タミヤTSー14ブラック
  • ②ガイアノーツ プレミアムミラークローム
  • ③タミヤLP-5セミグロスブラック《ブラケット・クランプ》
  • ③タミヤLP-70アルミシルバー《レバー》

ハンドルグリップ

①タミヤLP-3フラットブラック

バックミラー

①タミヤLP-5セミグロスブラック

制作後記

3回に渡ってお送りしたナガノ1/8スケール KAWASAKI 750 RSいかがだったでしょうか。

昭和の時代の絶版プラモデルでしたので、どんな難問にぶつかるか心配も少しありましたが、火の玉デカールが使えなかったくらいであとは大した問題もなく完成させることができました。

1/8スケールという大きめのキットにしては、部品の点数が少なかったのも問題があまり起きなかった理由の一つかも知れません。

エンジン周りの造形がもう少し細かければな~、というのとビニールパイプがもっと細く光沢のないものだったら良かったのにと思いました。

当時の感覚からするとまだまだ子供向けという感じだったんでしょう。

なんせ塗装の指示はほぼ無く、唯一あったのが「マジック赤で塗る」でしたからね~

ただ当時のおおらかで懐かしい匂いみたいなものは感じることができました。

最後に本文では紹介しませんでしたが、少々ディテールアップをしたところがありますので紹介したいと思います。

一旦完成させたあと、アクセルワイヤーを追加しました。

元々アクセルワイヤーの繋がる突起が備えてあったんですが、そこにはパイプを繋ぐ指示はありませんでした。

そもそも添付されてた太めのビニールパイプでさえ入らない状態でしたので、切り落として真鍮の細い棒を仕込んで細めのパイプを繋ぎました。

少し良くなったでしょ。

これ以外にもディテールアップ可能なところは多々ありましたが、やりだすとキリがないので、ここまでで終わりにします。

昭和の絶版キット、面白かったですね。

大きさもあって十分満足のいくものになったと思います。

またナガノのキットを入手出来たら紹介したいと思います。

ということで、今回もご覧いただきありがとうございました。

では、また・・・

Kawasaki 750RS ZⅡ ナガノ 1/8 製作(その2)

リアルプロダクション第4弾 カワサキ750RS(ZⅡ) -2

前回記事:Kawasaki 750RS (その1)

ナガノ1/8 KAWASAKI 750 RSをつくる、2回目はスイングアームの組み立てから始めます。

2-1.スイングアームの組み立て

スイングアーム、チェーンカバーを組み立て、セミグロスブラックで塗装します。

チェーンカバーの接合部分はパテ埋めしてペーパーで均しておきます。

チェーンは下地にグロスブラックを塗装して、メッキ系の塗料で塗装します。

乾いたらチェーン部分に墨入れブラックを筆塗りします。

№.C-32ブレーキドラムはアルミシルバー、№.C-10、22、D-8 はシルバーで塗装します。

何れも下地にグロスブラックを塗装しておきます。

塗装が乾いたらチェーンをスイングアームに通して、前回作っておいたリヤホイールとブレーキドラムを取り付けます。

2-2.リヤフェンダー・バッテリーの組み立て

リヤフェンダーの№.D-31はセミグロスブラック、№.E-19は下地にグロスブラックを塗装して、メッキ系の塗料を上塗りします。

薄めに1回で終わらすように塗ると、メッキのキラキラ感がでます。

あまり重ねてしまうとくすんだ感じになるので、一発勝負で塗装します。

バッテリーはお好きな色でって感じで、作例ではセルの部分をホワイト、上部をブルー、キャップをイエローで塗装してます。

バッテリーはフェンダーの台座部分に取り付けますが、これがしっくりこない。

バッテリーがエアクリーナーに当たって台座に載らず浮いた状態になってしまいます。

なのでフェンダーの一部を削って収めることにしました。

あとはフェンダー後部を取り付けて、この部分は終わりです。

2-3.タンク・サイドカバー・リヤカウルの組み立て

ここでバイクの顔、タンクとサイドカバー、テールカバーなんかを組み立てますが、先に作っておいたスイングアーム取り付けます。

№.C-25と26をシルバーで塗装しスイングアームを固定します。

つづけて、リヤショックをメッキ系の塗料で塗装し取り付けます。

下地にグロスブラックを塗ることを忘れずに。

タンクは二つのパーツを組み合わせる形になるので、合わせ目を丁寧に処理します。

パテを塗って#400位のペーパーを当て、境目が目立たなくなるように均します。

塗装はサーフェーサーを下塗りしてから、ボディーカラーを塗装しますが、このキットには火の玉タンクとナマズタンクの2種類のデカールが用意されてます。

今回は迷わず火の玉タンクを選びました。

茶系の色でまず塗りますが、標準品ではしっくりくる色が無かったので、3種類の塗料で調合しました。

調合と言っても写真を見て、感を頼りにテキトーに混ぜただけです。

参考までに使用したカラーを載せておきます。

割合としては、ダルレッド:6、ブラウン:2、ブラック:2、位だったと思います。

いつもこの辺は勢いでやってしまうので、正確では無いかも知れませんが、参考程度ということで・・・

で、調合した塗料をエアブラシでタンク、サイドカバー、テールカバーに塗装していきます。

塗装が済んだらデカールを貼ります。

こんな感じで用意されてます。

火の玉タンクは少々貼りにくそうですが、マークフィッターなどを駆使すれば何とかなるでしょう。

火の玉タンク用のデカールを少々熱めのお湯に浸して、いざ・・・・

ん・・・

か、かたい、硬すぎる・・・

経年劣化の所為なのか、台紙から剥がれはしたが全く馴染みません。

使ったことのないマークフィッタ―スーパーハード(上級者向けと注意書きがあり、ビビッてこれまで使用をためらっていた)を使おうが、熱湯に付けようが、全く動じません。

何たる強者、20分格闘して諦めました。惨敗です。

どのくらいぼんやり宙を眺めていたか忘れましたが、なんとか気を取り直して塗り分けることにしました。

実車の写真を見ながらマスキングしていきます。

細いラインは0.7㎜のマスキングテープを使用しました。

火の玉部分の塗装はフツーの赤とオレンジを6:4位で混ぜたものを使いました。

赤系の色なので、ピンクサーフェーサーを下塗りしてから火の玉カラーを塗装します。

KAWASAKIのロゴは使えないデカールを切り取って、マークセッターで貼り付けます。

デカールを貼ったらさっさとクリヤーを吹いていきます。

最初は砂吹きなどしてデカールに影響が出ないよう気を使ってやらないといけないところではありますが、なんせ熱湯に漬けてもびくともしないので試しに初めから分厚く吹いてやったら、案の定びくともしませんでした。

みなさんはマネしないように!やるなら自己責任で!!

とまあ、こんな感じで少々手間は掛かりましたが、終わってみると断然塗装して良かったと思いました。

古いキットは侮っちゃいけませんね・・・

テールカバーもデカールは諦めて塗装しました。

サイドカバーのプレートはデカールで難なく貼れました。

各々クリアコート、研ぎ出しをして仕上げておきます。

タンクキャップとナンバープレートはグロスブラックを下地に塗って、メッキ系の塗料で塗装します。

テールランプのレンズは説明書では“マジック赤”で塗るよう指示がありますが、素直に従ってはいけません。

数少ない塗色の指示がマジックなんて・・・

本気で言ってたんすかね!?

暫し、おおらかだった昭和の思い出に浸ってしまいました。

さて、続けます。テールレンズはクリアレッドで塗って取り付けます。

あとは細かいパーツになりますが、ブレーキペダル、ブレーキワイヤー、キックペダルはシルバーで、№.D-5はフラットブラックで塗り取り付けます。

ステップはセミグロスブラック、ゴム部分はフラットブラック、リヤステップのみステーの部分をシルバーで塗って取り付けます。

グラブバーは下地にグロスブラックを塗り、メッキ系の塗料で塗装しておきます。

このグラブバーとタンク、カバー類は最後の最後に取り付けることにします。

2-4.マフラーの組み立て

今度はマフラーを組み立てます。

組み立てたら塗装していきますが、前回その1でも書いたようにメッキは落とした状態が前提となります。

メッキを落としたパーツは表面が異様にツルツルしているのが分かると思いますが、このツルツルがこの後のメッキ塗装のポイントになります。

ランナーから切り取った部分の処理など極力小さい範囲で収めるようにします。

サーフェーサーなどの下地塗装はせず、グロスブラックを塗装します。

一気に塗れるスプレー缶を使用すると簡単で、ツルツル感を維持できます。

つぎにメッキ系の塗料で塗装しますが、私の場合はガイアノーツのプレミアムミラークロームを使ってます。

エアブラシを使って重ね塗りはせず、サッと1回塗りで仕上げます。

次の項で出てくるエキパイ部分も同様の手順で塗装しておきます。

エキパイ部分は好みで青焼け、赤焼けなどの塗装をしてもいいと思いますが、この車種でいうとない方がいいかなと個人的には思います。

2-5.マフラーの取り付け、各部の組み立て

この項では主にマフラーを取り付けていきます。

先程組み立て、塗装を済ませたエキパイとマフラーを取り付けます。

№.C-15、17、19、20、のフランジはシルバーで塗装して取り付けます。

別々の番号が振られてますがどれも同じです。

精度の悪いキットだとエキパイの曲げが浅かったり、深すぎたりしてマフラーがすんなり付かないこともありますが、ナガノさんのキットは問題なく付きました。

あとは細かいパーツを取り付けていきますが、ステップは右サイドと同様に、サイドスタンドと№.D-11はセミグロスブラックで塗装します。

シフトペダルはアーム部分をシルバー、ペダル部分をフラットブラックで塗装し接着します。

ウィンカーのアームはマフラーと同様にメッキ系の塗料で塗装し、レンズはクリアオレンジで塗装します。

塗装が済んだら各々取り付けます。

大分出来上がってきました。

あとはフロント周りの組み立てですが、少々疲れてきてしまったので続きは次回ということにさせて頂きます。

今回の塗装レシピ、まとめを紹介して締めたいと思います。

2-6.塗装レシピ

主なパーツに使用したカラーを塗装した順番で記載しています。

※筆塗りと書いているもの以外は全てエアブラシ、またはスプレー缶を使用しています。

スイングアーム・チェーンカバー

  • ①タミヤLP-5セミグロスブラック
  • ②GSIクレオスMr.スーパークリア半光沢

チェーン

  • ①タミヤTSー14ブラック
  • ②ガイアノーツ プレミアムミラークローム
  • ③タミヤ墨入れブラック(筆塗り)

ブレーキドラム

  • ①タミヤ TSー14ブラック
  • ②タミヤ TSー17アルミシルバー

リヤフェンダー

  • ①タミヤLP-5セミグロスブラック《前側》
  • ①タミヤTSー14ブラック《後ろ側》
  • ②ガイアノーツ プレミアムミラークローム《後ろ側》

タンク  サイド・テールカバー

  • ①タミヤスーパーサーフェイサー(グレー)
  • ②タミヤLP-18ダルレッド + LP-1ブラック + Mr.カラー7ブラウン(6:2:2)
  • ③Mr.カラー3レッド + 59オレンジ(6:4)
  • ④GSIクレオスMr.スーパークリア光沢

エキパイ・マフラー

  • ①タミヤTSー14ブラック
  • ②ガイアノーツ プレミアムミラークローム

今回のまとめ

今回はスイングアームの組み立てから始めて、リヤホイールの取り付け、タンク・カバー類の塗装、マフラーの取り付けまでを行いました。

バイクの顔となるタンクへのデカール貼り付けには見事失敗しましたが、今思えばこれで正解だったなと感じています。

実はこのキットがまだ普通に売られていた時に、(もう30年以上前です)一度購入して作ったことがあります。

その時も火の玉タンクを選んだんですが、デカールに問題はなくすんなり馴染んでいた覚えがあったので、今回も面倒な塗り分けをするよりも、簡単にデカールで済ませてしまおうという魂胆でいました。

見事に裏切られた訳ですが、さすがにこれだけ古いとだめですね~

サイドカバーに貼るバッジも糊が効いてなくて、マークセッターでようやくついた感じでした。

あとはバッテリーの収まりが悪く多少苦労しましたが、以前製作したプロターのDUCATIとは違い、途方に暮れるようなこともなく順調に組み上がってきています。

さすが日本製だな~と精度の高さに感心させられました。

まあ、日本のメーカーでも「まともに組めない」ものはありますけどね・・・

ということで、次回は完成に至る予定です。お楽しみに!

今回もご覧いただきありがとうございました。

では、また・・・

次の記事:Kawasaki 750RS (その3)

Kawasaki 750RS ZⅡ ナガノ 1/8 製作(その1)

リアルプロダクション第4弾 カワサキ750RS(ZⅡ) -1

オートバイキットリアルプロダクション、第4弾はナガノのキットを製作します。

このナガノという会社は、昭和42年(1967年)にプラモデルの製作を開始した模型メーカーで、オートバイや自動車のキットを製造・販売していました。

1/8スケールのオートバイシリーズには、他メーカーにはない珍しい車種もあり、正に和製プロターと呼べるんじゃないかと思います。

その1/8シリーズの中から今回製作するのは、ZⅡ(ゼッツー)の愛称で連載漫画にも登場し、今でも絶大な人気を誇るカワサキ750RSです。

実車もさることながら、このキットも人気が高くオークションでは高値で取引されていることが多く見受けられます。

そんな和製プロター「ナガノ」のキット、まともに組めないと評判だったプロターとの違いは有るのか無いのか、こんなところも見ながら製作していきたいと思います。

では早速始めていきます。

1-1.注意書き

組み立ての前に注意事項を確認しときましょう。

前回のプロターと違って翻訳の必要はないですね、説明書の表紙に書いてあるんで目を通しておきましょう。

部品の一覧も載せておきます。

赤く括った部品はメッキパーツになりますが、メッキパーツは以降メッキを落とした前提で話を進めます。

メッキの落とし方はこちらを参考にしてください。

それでは始めていきたいと思います。

1-2.エンジンの組み立て

エンジンを組み立てます。

シリンダーブロックとクランクケースを組み立てますが、それぞれを組み立てたら塗装します。

パーツ№.H-10~13とE-2、E-4は先に塗装してから取り付けます。

このキットは色の指示がないんですよね~、なので実車の写真とか見ながら色を決めていきます。

シリンダーブロックとクランクケースはセミグロスブラックで塗ります。

シリンダーブロックは写真を見ると、冷却用のフィンの先端部分のみシルバーになっているので、ここを何とかします。

あまり手間を掛けたくなかったので、というかいつものようにただ不精なだけですけど、今回やった方法はフィン以外のところをマスキングして、ラッカー系のシルバーをフィンに対して斜めの角度からエアブラシでササっと吹き付けて、乾いたらフィンとフィンの間にエナメルの黒を流して、表面をサッと噴き上げるという手法です。

大雑把でテキトーなやり方でしたけど、それなりの出来になりました。

パーツ№.H-10~13とE-2、E-4は下地にグロスブラックを塗ってから、シルバーで塗装して各々取り付けます。

キャブレターは、№.C-1~C-8とC-30は先にアルミ系の色で塗っておき、それ以外の部品を組み立てセミグロスブラックで塗装してから、取り付けます。

組み立てたら、キャブレター本体にエナメルのブラックを薄めてサッと塗っておきます。

クランクケースにシリンダーブロックを取り付けます。

1-3.キャブレター、プラグ他取り付け

パーツ№.E-1とE-3はグロスブラック⇒シルバーの順で、№.B-9はセミグロスブラックで塗装して取り付けます。

パーツ№.E-8とE-13はグロスブラックを下地に塗って、メッキ系のシルバーで塗装し取り付けます。

プラグはランナーから外さずにグロスブラックで塗装します。

次に中間の窪んだ部分にエナメルの白を差すように塗ります。

乾いたら窪んだ部分から上をマスキングしてシルバーで塗装します。

コードを繋いでシリンダーヘッドに取り付けます。

最後に前項で組み立てたキャブレターを取り付ければ、エンジン本体は完成です。

1-4.フレームの組み立て

つぎはフレームを組み立てます。

下地にサーフェーサー(グレー)を塗って、グロスブラックで塗装し、半光沢のクリヤーでコートします。

パーツ№.D-32スタンドも同様に塗っておきます。

乾いたらエンジンを挟むように取り付けます。

フレーム前後の接合部分は、いかにもここを接着したって感じになるので、ペーパーで均して上塗りします。

エンジンをマスキングしてグロスブラックを塗装し、最後に半光沢のクリヤーでコートします。

ダイソーのレシートでマスキングしました。

エンジンをフレームにマウントするところまで終わりましたが、ここまではすんなりときました。

エンジンはパーツ点数も少なくて、組み立てもし易かったです。

どこぞのメーカーさんとは違って、古くても流石日本製だな~と思いました。

1-5.ホイールの組み立て

さて、ここから面倒な作業に入ります。

この車両はご覧のとおりスポークホイールなんですが、このキットのスポークはやや太いし、出来栄えを重視して張り替えます。

今回用意する材料は、0.6mmのステンレス棒と0.8mmのアルミパイプです。

もうちょっと細くてもいい気もしますが、0.6mmでいきます。

アルミパイプはステンレス棒より0.1mm~0.2mm太いサイズにします。

では先ず貼り方を検討します。

写真の赤い線が外側、青い線が内側になります。

赤い線のスポークがホイールリングに入る所、赤丸部分で印した箇所にピンバイスを使って0.7mmの穴を開けます。

前輪、後輪とも左右同じように外側のスポークが入る部分のみ、穴を開けます。

次にリムの裏側にスポークを通す溝を彫ります。

三角のヤスリなどを使って外側、内側両方のスポークに沿って溝を彫ります。

スポークの方向に合わせて彫るのがポイントです。

穴あけと、溝彫りが出来たらステンレス棒にアルミパイプを通して、アルミパイプを2㎜程度の長さに切っていきます。

普通のカッターで切ると刃がすぐにボロボロになってしまうので、デザインナイフを使うのがいいでしょう。

デザインナイフも惜しみなく刃を替えて鋭く切る様にします。

今度はこのステンレス棒を張っていくわけですが、先ず既存のスポークを1/3位切り取ります。

一度に全部切るような愚かな真似はしないように。中心が合わなくなってしまいます。

切り取った箇所にステンレス棒を表側、裏側と貼っていきます。

順番として表3本を張って、裏3本張るみたいな感じで3本位づつまとめて貼っていくとやり易いでしょう。

表側のスポークは先端を2㎜位折り曲げて、ホイールリングに開けた穴に入れ、もう片方を彫った溝に通します。

この時2㎜程度に切ったアルミパイプが根元に来るようにします。

余った部分を切断して、瞬間接着剤で固定します。

裏側のスポークはホイールリングの裏に当てて接着し、もう片方は表側と同様に溝に通して接着し、余った部分を切断します。

この作業を地道に繰り返し全て張り替えます。

張り替えが終わったら塗装していきます。

大抵はシルバー系の色一色で済むんですが、このZⅡさんはホイールリングの外側が黒になってるんですよね。

しかもこの部分にスポークの外側を差し込んであるので、塗り分けが実に面倒臭い。

先に塗ってからスポーク張り替えればいいじゃん。って思ったもんですが、よく考えると先に塗ったとしても既存のスポークを切った跡が残っちゃうし、全部切る訳にはいかないし・・・

で、なんとか塗り分けを考慮しながら塗っていきます。

先ずはステンレス棒にプライマーを吹付けますが、ここはステンレス棒だけでなく全体に塗っちゃっても構いません。

つぎにグロスブラックで塗装して、その上からMr.カラーのスーパージュラルミンで塗装します。

ステンレス棒の部分がダマダマにならないよう、塗料は薄めにして2~3回吹付けます。

ここまで塗装したら問題の部分を塗り分けます。

一応写真の赤丸部分にマスキングをしたらいいかな~とも思ったんですが、私はやりませんでした。

エナメルの黒を薄めにして筆で流し込むように塗っていきます。

そうすると毛細血管現象とかいうやつで、うまくスポークの部分を避けてくれます。

中心円の塗り分けしたい部分は丁度段差があるので、これもクリアできました。

ただこうなることを考慮せず、スポークを切った跡をルーターで無造作にガリガリやってしまったので、中心側の円の段差を一部凸凹にしてしまいました。

お陰で毛細血管現象使っても綺麗に塗り分けが出来ませんでした。後悔・・・

この塗り分けは前輪だけで、しかも片側はブレーキディスクでうまく隠れるので、あまり気にしないことにします。

それよりもスポークを張り替えた満足感で一杯です。

どうです?シャープになったでしょ。

面倒な作業で手間と時間が掛かりますが、やっただけの満足感は得られます。

是非やってみましょう。ということで、長かったホイールの組み立ては終わりです。

さて、ここまで終われば後はなんとでもなるでしょう。一番難しいと思われる工程でしたから。

ということで、少々長くなってしまったので今回の作業はここで終わりにして、塗装のレシピと、まとめで締めさせて頂きます。

1-6.塗装レシピ

主なパーツに使用したカラーを塗装した順番で記載しています。

※筆塗りと書いているもの以外は全てエアブラシ、またはスプレー缶を使用しています。

シリンダーブロック・クランクケース

  • ①タミヤLP-5セミグロスブラック
  • ②GSIクレオスSM208スーパージュラルミン《冷却フィン部分のみ》
  • ③タミヤXー18セミグロスブラック(エナメル)《フィンとフィンの間に筆塗り》

オイルキャップ・フィルターケース

  • ①タミヤTSー14ブラック
  • ②ガイアノーツ プレミアムミラークローム

クランクケースカバー(両サイド)・キャブレター

  • ①タミヤLP-1ブラック
  • ②GSIクレオスSM208スーパージュラルミン

プラグ

  • ①タミヤLP-5セミグロスブラック
  • ②タミヤXー2ホワイト(エナメル)《中間の窪んだ部分》
  • ③GSIクレオスSM208スーパージュラルミン《下部のみ》

フレーム

  • ①タミヤ ファインサーフェイサー(ライトグレー)
  • ②タミヤTSー14ブラック
  • ③GSIクレオスMr.スーパークリア半光沢

ホイール

  • ①Mr.メタルプライマー
  • ②タミヤTSー14ブラック
  • ③GSIクレオスSM208スーパージュラルミン
  • ④タミヤXー18セミグロスブラック(エナメル)《前ホイールリング外側》

まとめ

今回はナガノという今は無きプラモデルメーカーのキットで カワサキ750RS(ZⅡ)の製作(その1)をお送りしました。

記事の冒頭でも触れましたが、オートバイシリーズは種類も多くて、カワサキだと他に750SS、500SS、Z400FXなど、ホンダはCB750FORE、XL(MOTOCROSSと表記)、滅多に見ないですけどGL1000など珍しい車種もラインナップにあって、正に和製プロターではないかと思ったりしています。

とはいってもプロターのように「まともに組めない」ことはなく、古いキットでしたが今回までのところは問題なく進めてこれました。

次回はリヤの足回りから始めていきますので、お楽しみに!

今日もご覧いただき、ありがとうございました。

ではまた・・・

次回記事:Kawasaki 750RS(その2)

BMW R80GS 実は・・・ プアキットシリーズ

バーチャルプロダクション第5弾 BMWのプアなプラモデル その2

高価な絶版プラモデルを恰も買って作ってる気分になれるバーチャルプロダクションですが、今回もまた趣向を変えて、絶版品ではありますが食玩レベルのプアキット紹介となります。

前回のBMW R100RSに続いて2回目はこちらです。

見てお分かりの通りBMW R80GSです。ビッグタンクを付けてパリダカを制覇したモデルのベースとなった車両ですね。

今でもR nineT Urban G/Sという車名がBMWモトラッドのラインナップにありますが、このR80GSからインスピレーションを受けています。

私の憧れのバイクでした。

さて、ここでなにかお気づきになりませんでしたか?

箱の実車写真の他にもう一つ写真が載ってますが、どうやらキットの完成品のようです。

でもこれはどう見てもGSではない・・・

他のシリーズでも紹介がてら載せてるんでしょう、きっと・・・

と思いながら箱の裏側を見てみると、

クリックで拡大

下の方にラインナップが載ってますね。4種類あるのか・・・

で、よく見るとさっき表に載ってた緑色の車体がここにもあります。で、

んん・・・更によく見るとそこにBMW R80GSと書いてあるじゃないですか!

こんな形だっけ? いやいや写真と全然違いますよ・・・

これ、どうみてもK100RSでしょ。同じBMWだからってここまであからさまに間違えますか??

っていうことで箱の写真はR80GS、中身はK100RSなのでした。

どうなんでしょう、このメーカーの従業員さんは誰も気付かなかったんでしょうか?

気付いたけど、もうどうにもならなかったんでしょうか??

これ以上は埒があきそうもないので深くは追及しませんが、これには驚いたというか感動さえありました。

実におもしろい。(ウケ狙いでやってるわけではないでしょうけど・・・)

因みに他のラインナップは大丈夫でしょうか?YAMAHA、SUZUKI、HONDAのバイクですが、ぱっと見は良さそうです。

それにしても、おおらかな時代だったんですね。

さて、感動したところでつぎいきましょう。

次は中身です。

と、その前に恒例の翻訳文載せときましょう。

今更ですがこのキット、イタリア製です。

ただ全体的にフランス語表記が多いんですよね。なんで?

この表記が無ければフランス製と勘違いしかねない感じです。

他には英語とドイツ語表記がありました。

ということで、イタリア製ではありますが、全体的に表記の多かったフランス語を機械翻訳して載せようと思います。

他のシリーズ同様日本語訳が少々変でもそのまま載せます。

直すのが面倒なんじゃありません。その方が楽しいだろうと思ったからです。

では先ず表面から、

『接着剤無し。プレイするモデル。接着剤無しのアセンブリ。色で成形。』

ということですね。接着剤無しで組立てられて、遊べるよってな感じですね。色で成形の意味はちょっと分かりませんが、きっと追々わかるでしょう。

つづいて裏面です。

『おもちゃ以上、モデル以上。

接着剤なしで簡単に組み立てられるボックスには、おもちゃの組み立てに必要なものがすべて含まれています。

ステッカーを使用すると、細部まで飾ることができます。

組み立てたら、それはあなたが誇りに思う頑丈なおもちゃです。

それらをすべて集めてください。』

こんな内容です。おもちゃ以上、モデル以上ってのはどうなんでしょう、おもちゃ以上で本格的な模型以下って本当は言ってるんじゃないかな…

誇りに思う頑丈なおもちゃ・・・フムフム、頑丈そうといえばそうですかね。

タンクとシート、エンジン・フレームは一体成型ですから投げ飛ばしても壊れないと思います。

上部側面には、このように書いてあります。

『3歳未満の子供には適していません。』

一応細かい部品もありますからね、小さい子が間違えて飲み込まないよう注意が必要です。

もう一方は組立て図になってます。

では、中身を見ていきましょう。

こんな内容になってます。

赤いパーツがフレームとエンジン、スイングアームになってます。

その右グレーのパーツがハンドル、フロントホーク、前後ホイールとエンジン関係です。

青いパーツはタンクとシートが一体になったものと、セミカウルです。

あとはゴムタイヤとデカールです。

部品数15点ほどで、カップラーメン待ってる間に出来ちゃいそうな内容です。

では組み立ててみましょう。

カップラーメンにお湯を注いだらスタートです。

1.赤いパーツの片方にメインスタンドを差し込んで、もう片方を挟むようにしてくっ付けます。

2.リヤタイヤをくっ付けます。

3.フロントホークをフレームの下側から差し込んで、ハンドルに固定します。この時フロントタイヤも付けたらいいと思います。

4.タンク、シートの一体モノをフレームに取り付け、完成です。

余裕でカップラーメンの出来上がりに間に合いました。

そういえばスケールを書き忘れていました。1/20スケールです。

こんな感じで手のひらサイズになります。

出来上がったら箱の裏面に載ってる少年のように転がして遊べば昭和のおおらかな時代を思い出すことでしょう。

まあ完成度は箱にも書いてある通りおもちゃ以上、モデル未満(機械翻訳ではおもちゃ以上、モデル以上となっていて意味不明なんですが、勝手にこう解釈しています)てことなんで、あんまり期待は出来ませんが、子供向けですからね、これで十分だったことでしょう。

私も子供の頃はBIG-1ガムとかプラモデルフーセンガムの内容で十分満足してましたから。

ということで2回にわたってお送りしました食玩レベルのプア!?なプラモデル、如何でしたでしょうか。

プアなんて言っちゃって大変失礼しましたけど、立派なプラモデルには違いありません。

昔はこんな感じのモノが結構あって少年たちの需要も高く、文房具屋とかでも売ってましたからね。

懐かしい思い出に浸ってしまいました。

またこんなの手に入ったら紹介したいと思いますので、お楽しみに!

それではこの辺で、、、ご覧いただきありがとうございました。

BMW R100RS プアキット

バーチャルプロダクション第5弾 BMWのプアなプラモデル

高価な絶版プラモデルを恰も買って作ってる気分になれるバーチャルプロダクションですが、今回はちと違います。

全然高価ではありません。

絶版には違いありませんが、これなんかのおまけ?!って感じのプアなプラモデルです。

昔、プラモデルフーセンガムとかBIG-1ガムってのがあって、おまけにプラモデルがついてたんですが、そんな食玩レベルのプラモデルを2点、2回に分けて紹介します。

何れも海外製で珍しいとは思います。

1回目はコレ

プアキット№1. BMW R100 RS

箱絵の表側です。

画は一応BMW R100RSですね。特徴的なボクサーエンジンが描かれていますから。

ただこの図柄だけだと車名と乗員付ということしかわかりませんね・・・

乗員付きと表記されているのは英語、イタリア語、フランス語、ドイツ語の4カ国語です。

値札が貼ってあって中国語のようですが、$表示なので恐らく香港で売られていたものではないかと思います。

では裏側を見てみましょう。

裏側は組み立て説明書になっていますね。

昭和の時代には100円で買えるプラモデルなんてのが結構ありまして、こんな風に箱に組立て説明が描いてあったりしました。

一番上の段に「GRISONI S.p.A. ZOLA PREDOSA (BOLOGNA) ITALIA」と書いてあります。

例によって機械翻訳してみたら最後の”イタリア”しか翻訳されませんでした。

少し調べてみると、ZOLA PREDOSA(ゾラ・プレドーサ)というボローニャにある?あった??おもちゃメーカーの製品のようです。

こんなおもちゃを作ってたみたいです。

他には英語、イタリア語、フランス語、なぜかオランダ語で組立図と書いてあるだけです。

スケールはわかりません。

モノの大きさからして1/20~1/24てとこでしょうか。

側面も見てみましょう。

ここには英語で『安全基準に準拠』、イタリア語は『18.2の法律46。 1983Art。1』なんのこっちゃ!、フランス語では『輸入者が保証する安全基準の遵守』とあります。

まあ安全基準を満たしてますよ!ということですね。イタリア語の記述は条項と施行された年月日ですかね。

もう一方の側面には注意書きがありました。

『注意:3歳未満の子供には適していません』

ということなんで、小さなお子様のいる方は注意しましょう。

ではこのキットの中身を見ていきましょう。

これがキットの全てです。

一回の撮影で済むから楽だな~

一応色分けがしてあるんですね。

左上から一つ一つ見ていきましょうか。

まず青いパーツはフロントカウルですね。確かにR100RSのものですよ。

その右緑色のパーツはタンクとエンジン、フレーム、リヤフェンダーが一体となっているもの、それとハンドルですね。フ~~ン…

更に右行くと赤いパーツでフロントホークにシートですね。メインスタンドもあります。

下行って左の薄茶のパーツはシリンダー部分とマフラーですね。

BMW伝統のボクサーツインがしっかりと再現されてます。

その右の黒い真ん丸はライダーの頭部、ヘルメットです。

その下はホイールとタイヤです。タイヤはしっかりゴムパーツで出来ています。本格的!

一番右の赤いパーツはライダーフィギュアですね。胴体と腕、足は膝から上と下がわかれています。

こんな感じで部品の数は20点です。5分もあれば完成しますよ。

敢えて色は塗らずに行きましょう。その方がこいつの存在感が際立ってくると思いますので…

ではちゃっちゃと組み立てちゃいましょうかね…

説明図を拡大して載せときます。

数字が振ってあるのでその順番通りに組み立てていきます。

って1番がないではないですか!どこから始めればいいんでしょう・・・

ま、2番から行きますか。ホイールにタイヤをはめ込みます。

そしたらフロントホークにハンドルを付けて、タンクとシートをフレームに固定します。

つづいてカウルをフロントホークに潜らす感じで取り付けます。

シリンダー・マフラーをエンジンに取り付け、メインスタンドをはめ込みます。

前後のホイールを組み込んで、最後にライダーフィギュアを組み立てて、バイクに乗せれば、もう出来ちゃった。

あとはコロコロして遊んでもよし、飾って眺めるもよし、楽しいひと時をありがとうって感じですな。

私が子供の頃にはこんなのそこらじゅうで売ってたんですけどね…

懐かしい思いに浸ることができました・・・

それでは今回もありがとうございました。

次回もBMWです。お楽しみに!

PROTAR 1/9 MV AGUSTA 500cc 4 Cillindri(その3)

バーチャルプロダクション プロターMVアグスタ500cc  -3

前回記事:MV AGUSTA 500cc 4Cil(その2)

高価な絶版プラモデルを恰も買って作ってる気分になれるバーチャルプロダクション。

プロターシリーズ第4弾“その3”は、名車MVアグスタ製作編の最終章です。

今回もイタレリ版の完成写真を参考に載せていきます。

なんせバーチャルなんで少しでもイメージが沸くようにとの主催者側の寛大な配慮からです。

それでは、あまり細かいことは気にせずに、やっていきましょう。

1.Montaggio dell’ammortizzatore posteriore:リヤショックアブソーバーの組み立て

今回最初の工程はリヤのショックアブソーバーと、ギヤケースカバーの組み立てです。

ショックは№.98にスプリングと№.96を通して№.95を接着します。

一見可動式のように見えますが、そうではありません。

塗装は組立て前に行い、色はメッキシルバーとかプレミアムミラークロームを使います。下地にグロスブラックを塗ります。

【参考・イタレリ版】

№.16ギヤケースカバーに№.18、19を取り付け、エンジンと同色で塗ります。

エンジン本体に取り付け、透明のビニールパイプを繋ぎます。

【参考・イタレリ版】

2.Montaggio della forcellaanteriore:フロントホークの組み立て

次はフロントの足回りです。

先ずフロントホークを組み立てます。

塗色は№.68アッパー側をメッキシルバーかプレミアムミラークロームで、№.65と66はジュラルミンシルバーで塗装します。

何れも下地にグロスブラックを塗っておきます。

塗装が済んだら№.65にスプリングを挿入し№.68を入れます。№.66を68の長穴に通して固定します。

№.82フェンダーはグロスブラックで下塗りし、アルミシルバーを塗装して光沢のクリアでコートします。

次にフロントホークにホイールを取り付けます。

№.84と86ブレーキパネルはアルミシルバー、№.83と85はジュラルミンシルバーで塗装し、№.84に83、86に85をそれぞれ取り付けます。

ホイール、ブレーキパネルを№.87プラボルトを通してフロントホークに取り付けます。

プラボルトはジュラルミンシルバーで塗装しておきます。

フェンダーはフロントホークの合間に押し込むように入れてサイドを接着します。

ハンドルグリップはΦ3㎜のゴムチューブを8㎜長に切って差し込みます。

ただのゴムチューブなんで見栄えをよくしたければ、自作するか他のキットから流用するかしないといけません。

ここまで出来たら№.73ステムのサイドにフロントホークを通してセンターはフレームに差し込みます。

この状態で左右のハンドルブラケットをホークに通しておき、№.76メーター用のステーを挟んで№.77トップブリッジをホーク上端に固定します。

ハンドルブラケットはトップブリッジの下面に合わせ、角度を調整して流し込みタイプの接着剤を差して固定します。

塗色はステム、ハンドル、メーター用のステー共にグロスブラックを下塗りして、アルミシルバーで塗装します。

メーターケースはメッキシルバーかプレミアムミラークローム等で塗装し、デカールを張ってレンズを被せてステーに取り付けます。

レンズの固定には接着剤は使用せずエナメル塗料のクリアを使用します。

最後に№.79をアルミシルバーで塗装しトップブリッジのセンターに取り付けます。

【参考:イタレリ版】

とここまでフロント周りの組み立てでしたが一つ懸念事項が・・・

ハンドルのブレーキとクラッチのレバーが上向いちゃってます。

この問題は以前製作したDUCATI750Sportでも発生して、ブラケットから先を切ッとばして角度を修正するという大変面倒なことになりしました。

こちらの記事で紹介しています。

なんでこうなっちゃってるんですかね~、同じ方法で修正するすることにしましょう。バーチャルですけどね・・・

因みに参考写真のイタレリ版では修正はしていません。

3.Montaggio ruota posteriore:リヤホイールの組み立て

今度はリヤホイールの取り付けです。

№.53と55、57はグロスブラックで下塗りして、アルミシルバーを塗装し、№.53とスプロケットを接着し、ホイールに取り付けます。

№.56はジュラルミンシルバーで塗装してブレーキパネルに取り付けます。

つづいてリヤホイールをスイングアームに組み込みます。

先ず№.58と59をジュラルミンシルバーで塗装しておきます。

スプロケットにチェーンを掛けておき、№.58プラボルトを通して反対側を№.59で固定します。

№.47と60はジュラルミンシルバーで塗装して、各々取り付けます。

最後にゴムチューブを42㎜にカットしてブレーキに取り付けます。

4.Montaggio del cofano anteriore:フロントカウルの組み立て

いよいよ大詰め、カウルの製作に入ります。

№.109と110を繋ぎ合わせたら接着面をペーパー掛けして均しておきます。

塗装は先ず赤色用のサーフェーサー、タミヤのファインサーフェーサーオキサイドレッドなどで全体を下塗りします。

下塗りが終わったらイタリアンレッドで全体を塗装し乾燥させます。

次に実車の写真などを見ながら赤の塗装部分をマスキングして、アルミシルバーを塗装します。

説明書では赤い部分をマスキングしていますが、赤の部分は塗装しない想定なのでしょう。

また、デカールは最後の段階で貼るようになっていますが、この段階で貼ってしまって、クリヤ塗装と研ぎ出しなんかを済ませてしまします。

ということで、ゼッケンとロゴのデカールを貼って十分乾燥させて後、光沢のクリヤーを厚めに塗ってこれもまた十分に乾燥させます。

研ぎ出しは#1000位のペーパーを掛け、再度クリヤーを塗装し2回くらい繰り返したらコンパウンドで磨きを掛けます。

5.Montaggio della sede del serbatoio:タンク・シートの組み立て

タンクとシートカウルもフロントカウルと同様に赤用のサーフェーサーを下地に塗装してからイタリアンレッドで塗ります。

タンクの方はデカールを貼ってからクリヤー塗装をします。

タンクキャップはメッキシルバーかプレミアムミラークローム、燃料コックはアルミシルバーで各々塗装しからタンクに取り付けます。

シートはフラットレッドで塗装し、艶消しのクリヤーを吹いて乾燥したらエナメルのブラックを希釈して全体に塗り、すぐに大雑把に拭き取ります。いわゆるウォッシングというやつです。

こうするとシートのしわとか立体感が増します。

【参考:イタレリ版】

6.Installazione del silenziatore:マフラーの取り付け

マフラーは一体成型されていますが、パーティングラインは丹念に処理します。

パーティングラインの処理が済んだら#2000位のペーパーを使って表面を出来るだけ滑らかにしておきます。

表面が荒いとメッキ塗装してもくすんだ感じになってしまいますので、手間暇かけてやっときます。

表面を均したらサーフェーサーを下地に吹いて、グロスブラックで塗装します。

その上からプレミアムミラークロームを厚塗りしないようサッと吹付け一発で仕上げます。

同じところを何度も塗らないようにするのがコツです。

もし青焼けや赤焼けを表現したいときは、エナメル塗料のクリアブルーやクリアオレンジを5~6倍程度に希釈して、薄っすらと部分的に数回吹付けます。

塗装が済んだら取り付けます。

先程のタンク、シートもこの段階で取り付けます。

【参考:イタレリ版】

7.Installazione del cofano anteriore:フロントカウルの取り付け

最後の工程です。

先ず№.46ブレーキペダルをジュラルミンシルバーで塗装して取り付けます。その際ブレーキホースも繋ぎます。

スタンドは色の指定が無いので好きなように塗ればいいと思います。イタレリ版を作った時は赤にしてましたね。

フロントカウルはスクリーンを取り付けてフレームにマウントします。

両サイドをビスで固定します。

スクリーンは接着剤がはみ出ないよう慎重に取り付けますが、心配な場合は両面テープを使うとよいでしょう。

これで組み立て作業は全て完了です。

お疲れ様でした。バーチャルでしたけど・・・

【参考:イタレリ版】

8.まとめ

今回はプロターの1/9スケールMVアグスタをバーチャルプロダクションしてきました。

あの往年の名車ですからね。なかなか手に入らないモノなので気分だけでも味わって頂けたなら幸いです。

やはりプロター製ということで実地で作る際にはかなり手こずりそうな感じがしましたが、一番の懸念事項というか心配なところ、チェーンの組み立てが思ったよりはすんなりイケそうな気が、バーチャルプロダクションを通して分かった気がします。

私はキットを組み立てる際、あまりというか殆ど計画性なくぶっつけ本番でやってしまうんですが、そのためやり直しや計画変更を何度も経験してきました。

仮組なんてほぼしないし、噛み合わせの悪い部品は削ったり埋めたりしてその場その場でやっつけてしまうんですが、やっつけ方が悪くて修正した部品が使用不能になるなど、結構後悔も絶えません。

このバーチャルプロダクションは恰も所有している気分で、作る気分も味わおうという所から始めたわけですが、実地で作る際の情報収集というか準備としても有効なんだなと、このシリーズを紹介しながら思い始めたところです。ま、そうでなきゃ意味ないよね!

みなさんは如何だったでしょうか。

このMVアグスタはプロターを吸収したイタリアの模型メーカーイタレリからも再販されていまして、記事中でも紹介させて頂きましたが、私も2018年頃買って組立てました。

メッキパーツのメッキ落としに苦労したくらいで(漂白剤だけでは落ちず強力なコーティングが施されていていました)、それほど手こずるようなことは無かったように思います。

肝心のチェーンは一体成型モノでした。

その時作った車両の写真を幾つか載せてますが、ほぼこれと同じ出来上がりになるかと思います。

フロントカウルを装着した状態だと妙におもちゃっぽいんですよね~、こんなもんかな・・・

イタレリ版・完成写真

ということで、3回にわたってお送りしてきましたMV AGUSTAバーチャルプロダクション、この辺で終わりにしたいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

PROTAR 1/9 MV AGUSTA 500cc 4 Cillindri(その2)

バーチャルプロダクション プロターMVアグスタ500cc  -2

前回記事:MV AGUSTA 500cc 4Cil(その1)

高価な絶版プラモデルを恰も買って作ってる気分になれるバーチャルプロダクション。

プロターシリーズの第4弾“その2”はいよいよ製作に入っていきます。バーチャルで・・・

全体的に図が不鮮明で分かりにくい部分もありますが、出来るだけ解読して説明していきたいと思います。

尚、ここではメッキパーツのメッキは落としたという前提で書かせて頂きます。

メッキの落とし方についてはこちらの記事のまとめ欄に記載しています。

1.Montaggio ruote:ホイールの組み立て

最初の工程はホイールの組み立てです。

ホイール部品はパーツチェックで見た通り良好な状態でしたが、スポーク自体の成型が若干太い感じがします。

なので今回も張替えを行います。

使う材料はこのスケールからいって0.4mmのステンレス棒と、内径が0.5mmのアルミパイプで良い気がしますが、ガチっとシャープに見せたいんで、0.3mmのステンレス棒と0.4mm(内径)のアルミパイプにします。

では作業に入ります。

先ずセンターリングに穴を開けます。穴の大きさは0.3mmのステンレス棒を使うのでドリル径は0.4mmを使います。

写真赤丸で印した箇所のみピンバイスを使って穴を開けます。

クリックで拡大

スポークは赤い方の線がセンターリングに開けた穴に入り反対側をリムに固定します。

青い方の線はセンターリングの裏側に接着して、赤い線の下を潜る様に通して反対側をリムに固定します。

リムの裏側はスポークが通る位置にヤスリで溝を彫ります。下の写真の黄色で印を付けた箇所です。

あまり彫り過ぎてもダメですが、浅すぎてもダメです。

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穴あけと溝彫りが出来たらステンレス棒を張っていきます。既存のスポークを1/3位切り落とします。

切り落としたところで先ず赤い方の線を張ります。

先端を2㎜ほど折り曲げてセンターリングの表側から穴に入れます。

反対側はリムの裏側に通して、彫ってある溝に収め瞬間接着剤で固定します。

リムからはみ出た部分は切り取ります。

3本程度張ったら今度は青い方の線を張ります。

センターリングの裏側で、先に張った赤い線に被せるようにリングの側面に添え接着します。

反対側は赤い方の線と同じくリムの裏側に接着します。

赤い方の線と青い方の線が互いに交差する順番(上下)を間違えないよう注意します。

イメージ

この作業を1/3位づつ繰り返します。

スポークを張替えたら塗装します。

スポークの部分が金属なのでメタルプライマーで下塗りします。

下塗りしたらジュラルミンシルバーで塗装します。

この時塗料はやや薄めにしてスポーク部分は軽く吹く程度にします。

塗料が濃かったり厚塗りするとスポークにだまだまが出来てしまうので注意します。

2.Montaggio motore:エンジンの組み立て

次はエンジンの組み立てです。

エンジン部品を組み立てます。

2番から4番までを組み立てたら塗装します。

№.25イグニッションコイルはフラットレッドで塗装し、№.17プラグは後で取り付けます。

№.23のパーツだけ色の指定があります。フラットブラックで塗っておき、エンジンの塗装が済んでから取り付けます。

エンジン本体はアルミシルバーにグレーを3:1くらいで混ぜて塗ります。

艶消しのクリアでコートし、乾燥したら墨入れブラックを筆で全体に塗り素早くサッと拭き取って、塗り残しやムラが出ないようにします。

プラグはフラットレッドで塗装します。

エンジン本体に取り付けたらビニールパイプ(赤)をプラグとイグニッションコイル間に接続します。

3.Montaggio carburatore:キャブレターの組み立て

キャブレターは№.33エアファンネルと№.35を除いて組み立てたら、下地にグロスブラックを塗って、その上からジュラルミンシルバーで塗装します。

№.35も同様に塗装しておきます。

エアファンネルはグロスブラックを下塗りして、プレミアムミラークロームで塗装します。

各々塗装が終わったらキャブレター本体に取り付けますが、№.35はΦ4.1㎜のゴムチューブを2㎜の長さに切って間にかませます。

ここまで組んだらエナメルのブラックを5~6倍に希釈して全体に薄く筆塗りして余った塗料を軽く拭きあげます。

最後にエンジン本体に取り付け、ゴムチューブを95㎜にカットして№.45に差し込んでおきます。

※参考に以前作ったイタレリ版の写真を載せておきます。

【参考・イタレリ版】

4.Assemblaggio della catena:チェーンの組み立て

ここから未体験ゾーン(私の場合)

チェーンの組み立てです。

先ずはA~Eの順で進めます。2セット組み立てます。

A:5番と6番のプレートを重ねます。

B:5番のパーツが6番パーツの穴から突き出るようになりますので、突き出た部分を一つ一つ溶接します。

ここで(その1)で紹介した西洋式と線香式の選択を迫られるのでした。

まあどちらでもやり易い方でいいと思いますが、私的にはこれらの方式よりも半田ゴテ方式をお勧めします。

コテは小型のものであまり熱くしないようにするといいと思います。

ここにコメントの記載があるので翻訳してみました。

『それは機能しなければなりません・プラスチックは溶けてはいけません』

「溶接したあと稼働するようにするんだよ!余計なところを溶かすなよ!  」ってことでしょうか。

つづけます。

C:先程Bで溶接したプレートをひっくり返して7番→8番の順で重ねます。

D:B項と同じ要領で一つ一つ溶接します。

ここにもコメントの記載があるので載せておきます。

『溶接鉄はただ熱くなければなりません』

・・・・・なるほど

E:先ずコメントの指示内容からです。

『フレームからチェーンを解放します』

了解!

ということでデザインナイフなんかを使って慎重に、丁寧に切り出します。余計なところを切断しちゃったりしたら目も当てられませんから・・・

E項まで終わったら最後の仕上げです。

F:ここが難解。

2セット作ったチェーンを繋げばいいだけなんですが、図を見ただけではどのように繋ぐのか理解できませんでした。

そこでここにあるコメントを翻訳、

『16のリンクで形成されたチェーンのピース』

尚更分からなくなりました。16のリンクって溶接したタマの数?

数えたら18玉あるんですけど・・・

あとはもう自分の感性を信じて突き進むしかありません。

そう、考えずに感じたままに・・・

って単に各々繋いで溶接すればいいだけでしたね~、見たままじゃん・・・

いい訳ですけど、こんなパーツがあったんでこれを使って繋ぐのかと考え過ぎてしまいました。

待てよ・・・じゃこいつらは何に使うん?

先進めます。

チェーンが組みあがったら塗装します。

クルクル回るものなので下塗りせずに、ジュラルミンシルバーを薄めに塗装して、仕上げに墨入れブラックをササっと塗ります。

何とか出来上がった気分になれました。

まあ実際組み立てるときには差し込む穴が微妙に小さくて入らないとか、予期せぬ難問が待ち受けているんでしょうけど、ここでは深く考えないことにします。

5.Montaggio telaio e forcellone:フレームとスイングアームの組み立て

次はフレームとスイングアームを組み立てていきます。

先ずスイングアームを組み立てます。

下地にグロスブラックを塗ってから、アルミシルバーで塗装します。

フレームは№.44と45をそれぞれ接着したら、スイングアームと同じ色で塗装します。

№.48の遮蔽物のようなモノも同じ色で塗っておきます。

エンジン右側のピニオンギヤに先程苦労して作ったチェーンを掛け、スイングアームとエンジン、№.48を挟むようにフレームを合わせ接着します。

スイングアームは№.61のプラボルトを通して固定しますが、予めジュラルミンシルバーで塗装しておきます。

最後にフレームの合わせ目、フロントホークを取り付ける部分の周りをマスキングしてアルミシルバーを塗装し接着部を均しておきます。

※写真はイタレリ版です。

【参考・イタレリ版】

さて、ここまで工程的には半分終えた感じです。

まだまだ続きがありますが、今回の作業はこの辺で終わりにさせて頂き、残りは次回にしたいと思います。

6.(その2)まとめ

今回はプロターMVアグスタ500㏄4気筒モデルの製作を開始しました。

ホイールの組み立てから始めて、エンジン、キャブレターと進みフレームにエンジンをマウントするところまでを終えました。

最初の工程、ホイールは今回も張り替えを想定した内容になりました。

プラスチック成型だとスポークの細さに限界があり、かといってあまり細すぎても折れてしまう心配があるので仕方がないんでしょうね。

なのでどうしても見栄えをよくしたければスポークの張り替えは避けて通れない道となります。大袈裟か!?

実際ヒジョーに面倒な作業なんで相当な意気込みと根気が必要ですけど、やっちゃえばいいですよーー

幸せになれます。

エンジンの組み立てに関してはそれほど難は無いかなと、ま、実際作ってる訳ではないので正確には言えませんが、以前こいつをリメイクしたと思しきイタレリ社のキットを作った時にはすんなり出来てたと思います。

塗色の方はアルミ系の塗料にグレーを混ぜてと書きましたが、実車の写真なんかを見ながら実際にはもう少し調合の具合を検討するのがいいかも知れません。

写真を見るとほぼグレーな感じにも見えたりします。

あとは未体験ゾーンだったチェーンの組み立て。

イメージでしか組み立ててないですけど、意外とすんなりいけそうな気がしました。

一つ一つ溶接するのも本文で書いたように半田ゴテ方式を採用すればパッパといけちゃうでしょう。

最後の切り出しが神経使いそうですけどね・・・

プロターのこれより古いキットの多くは軟質樹脂でできたチェーンを採用していました。

他メーカーだと通常は一体成型モノが主流ですが、チェーンも動くように作りたいというチャンピオンレーサーだった創業者の拘りが感じられます。

因みにイタレリ版にはこのチェーンはなくオーソドックスな一体成型モノでした。

最後はフレームの組み立てについて。

これも実際組み立ててみないとどんなトラップが仕掛けてあるかわかりませんけど、大雑把な部品なんで特に問題ないかと見ています。

塗装してからエンジンをマウントしますが、どうしても接合した部分が目立ってしまうので後処理は必要です。

接着剤がはみ出ちゃったりしたら塗装も落ちちゃいますしね。

以上、今回のまとめでした。

次回は足回りの組み立てから始めて、タンク、カウル、マフラーと進めて完成の予定です。

お楽しみに!

今回もご覧いただきありがとうございました。

次の記事:MV AGUSTA 500cc 4Cil(その3)

PROTAR 1/9 MV AGUSTA 500cc 4 Cillindri(その1)

バーチャルプロダクション プロターMVアグスタ500cc  -1

高価な絶版プラモデルを恰も買って作ってる気分になれるバーチャルプロダクション。

プロターシリーズの第4弾はあのMVアグスタのキットです。

例によって製作途中や完成時の写真はありませんのでご了承ください。

MVアグスタと言えば1956年から1976年のレース撤退までの間、世界GPで優勝270回、37個のタイトルを数える当時無敵のオートバイでした。

500㏄クラスでは4気筒モデルと’66年頃から3気筒モデルが加わり大活躍したわけですが、今回紹介するのは4気筒モデルの方です。

日本車勢が台頭するまで世界の頂点に君臨し続けたMVアグスタですから、イタリアの模型メーカープロターさんが出さない訳がありません。

因みにこの車両ですが2018年頃同じイタリアのメーカー、イタレリさんからも発売されています。

コレ、私も購入したんですが、プロターキットのリメイク版でした。

イタレリは2003年にプロターを吸収合併していて、かつてのプロター製品を復刻発売しています。

ということで往年のチャンピオンマシン、イタレリ版との違いなんかも紹介しながら作ってみたいと思います。

あ、バーチャルですけどね・・・

今回も説明書に記載されている内容は出来るだけ翻訳して載せていこうと思います。

ただ機械翻訳なんで意味不明な日本語も出てくるかもしれませんが、それはそれでそのままにして楽しんでしまおうということで、いつも通りやっていこうと思います。

(※翻訳した内容は『青字』で記載します)

1.MVアグスタ500㏄キット概要

では早速キットの概要を見ていきましょう。

先ずは説明書の表紙を載せてみたんですが、印刷の感じや図柄なんかがなんとも古めかしいというか時代を感じます。

因みに若干左に傾いているように見えますが、スキャンした時の影響ではなく元の印刷自体がこんな風に傾いていました。

恐らくこれは復刻した時に原紙を斜めに読み取っちゃったんでしょう、きっと。よくあることです。

言い忘れてましたが今回紹介しているキットはオリジナルではなくて復刻版です。

下の方に何やら書いてありますが、字が小さく不鮮明だったので翻訳は諦めました。恐らくパーツの注文とかそのやり方を記載しているようです。

つづいて箱書きの内容です。

『このパックは、1927年から今日までの最も有名なオートバイの世界で最も完全なコレクションである「HIGHQUALITY」シリーズの横にリストされているモデルを区別します。

側面には箱に入っているモデルの写真を再現。

スケールモデルであるため、機能的なヒントを見つけることができます。正確なスケーリングに不可欠です。

最低年齢は14歳です。』

以上のような記載がありました。

機械翻訳なんでちょっと意味が分かりにくいところもありますが、このハイクオリティーシリーズは1927年から今日(当時)までの主要なオートバイをコレクションしたって感じでしょうかね。

対象年齢は14歳以上、フムフム・・・

側面には箱に入っているモデルの写真を再現?

あ~ありました、こんな感じで・・・

箱の側面を見ないと車種が特定できないんですね。

箱の表はこんな感じで何が入っているのか、これを見ただけではわかりません。

恐らくこのハイクオリティーシリーズは全てこんな図柄の箱だったのかと。

箱の側面にはシリーズの一覧が記載されているので、訳文にある『横にリストされているモデル云々…』がこれに該当するってことかな。

こんな感じで載ってます。

クリックで拡大

豊富なラインナップだったんですね。ここに載ってるだけでも49種類あります。日本車も複数載ってます。

元々豊富なラインナップで知られるプロターさんですが、こうして見てみるとバイクだけでもこんなにリリースされてたんですね。

元レーサーで創業者のプロヴィーニさんが如何にバイク好きだったのかと思わずにはいられませんでした。

因みに今回取り上げているMVアグスタは赤枠で括ったところに記載されていました。

この箱絵、斬新といえば斬新ですが、ギラギラ感満載でバイクのプラモデルって感じがしないのは私だけでしょうか?

箱書きに関しては以上ですが、もう一つ私が注目したのは日本語の冊子というか一枚っぺらですが補足説明書が入っていたことです。

昭和のプラモデル全盛期には海外製のプラモデルでも日本語の説明書が入っているものが結構ありましたが、恐らく’90年代後半から2000年前半にかけて発売されたであろうこのキット(正確なところは分かりません)に入っていたのは意外でした。

当時はプロタージャパンという日本法人があり、プロター製品の輸入・販売を行っていたようで、こういったサービスも提供していたんでしょう。

ホームページの記載があったのでアクセスしてみましたが、NOT FOUND でした。当然か・・・

内容は注意書きとプロター製カラーのラインナップ、デカールの貼り方と最後にチェーンの組み立て方です。

プロター製カラーは日本での発売はなかったようです。

デカールの貼り方やチェーンの組み立て方などはこのあと製作偏で詳しく書いてみたいと思います。

以上、概要変でした。

2.プロターMVアグスタ パーツチェック

それでは製作に入る前にパーツのチェックをしていきたいと思います。

初めにタンクとカウル、シート、フェンダー部品です。

ランナーから外れているものはなくいい状態です。

エンジン関係とブレーキパネルです。

こちらも外れた部品等はなく合格です。

フレーム関係ですね、全部揃ってます。

ホイールです。メッキの具合が非常にいいですね。くすんだ感じもなくキラキラしています。

続いてマフラー、フロントホークなど、こちらもメッキの状態は良好です。

こちらはクリアパーツ、フロントのスクリーンとメーターのレンズです。

傷等もなく良い状態です。

これはチェーンですね。珍しい組み立て式です。

この年代の他のシリーズも組み立て式のチェーンが装備されていたのでしょうか!?

持ってないのでわかりませんが相当拘ったつくりですね。

金属製のディテールアップパーツなんかはありますが、プラスチック製でしかも標準装備なんて…

プロターやるな~と思う前に、大丈夫かコレ~?ちゃんと組み立てられるのか~??となってしまうのが悲しい…

ま、製作偏で検証しましょう。ただバーチャルなんでどこまで出来るかはわかりませんが・・・

部品自体は問題ないようです。

最後はタイヤとチューブなど細かいパーツ、デカールです。

デカールは水を使うタイプではなく擦りつけるドライデカールです。

見た目少々くたびれた感じはありますが、使えそうです。

パーツチェックは大きな問題もなく合格です。

3.プロター MV AGUSTA 500 4Cil バーチャル制作(注意事項)

いよいよ製作偏ですが、先ずは注意書きからです。

これも斜めってますが原紙がこんな感じなのでそのまま載せてます。

『モデルを元の色でペイントするには、プロタールの色が不可欠です。

示されたすべてのピースを必ずしもペイントする必要はありません。

最大限の忠実度と独創性を得るためのヒントを提供します。

すべての色は水または特定の薄いARTで希釈されます。 024

より大きな輝きを得るには、透明なアートのコートを塗ることをお勧めします。 023』

これはカラーに関する事柄ですね。プロタールと訳されているのはプロターのことです。プロターの純正カラーが要るよって言ってます。

色を薄めるのに水または024番の溶剤を使うようです。023番はクリアです。

参考までにプロターカラーの一覧を載せておきます。

前に書いた記事(A.J.S.)で紹介した内容です。


利用可能な「protar」製品のリスト

  • 010光沢のある白
  • 011マットホワイト
  • 012光沢のある黒
  • 013マットブラック
  • 014ゴールド
  • 015シルバー
  • 016マグネシウム
  • 017ルノーイエロー
  • 018フェラーリレッド
  • 019マールボロレッド
  • 020ロスマンズブルー
  • 021カワサキグリーン
  • 022赤いフィアット
  • 023透明

次に注意事項です。

『注意。 組み立てを開始する前に、次のヒント、はさみ、先のとがったピンセットを用意してください。

クロムメッキされた部品は、接着される場所で慎重にこすり落とす必要があります。

プラスチックを接着するには、PROTAR GLUE *を使用して、特殊なブラシで薄いベールを広げ、数秒間押し続けてパーツを結合します。

モデルの一部が機能する必要があるため、アスタリスク*が見つかった場所にのみ貼り付けてください。

常に組み立て手順1…2…3に注意深く従ってください。

釘の頭を溶接し、示された部分を軽く押します。』

まあ、一般的な内容なので解説はいらないと思いますが、最後の溶接に関しては日本語の説明とは若干異なります。

原文では釘の頭を熱して対象物を溶かすように指示してますが、日本語版は線香を使う方が西洋式よりヨイと言ってますね。

この線香方式は西洋式と違い直接部品に触れることがないので安心・安全ということでしょう。

西洋式って言い方がいいっす。

~線香~如何にも日本的な発想でプロタージャパンさんに賛辞を贈りたいと思いますが、最近ではあまり線香のある家ってないような気がしてちょっと寂しいです。

つづいてはデカールの貼り方についてです。

『注意水と石鹸』

と真ん中辺りに大きめの字で書いてありますが、石鹸をどう注意するのかよくわかりません。

そのあと細かい説明が書いてありますが、原紙の文字がぼやけていて解読が困難なため翻訳は断念しました。

幸いなことに日本語版に説明が載っていましたので、デカールに関する説明は省かせて頂きます。

最後は金属部品の接着に関してです。

『金属の接着剤

皮膚との接触を避けるために、表面に1滴を塗り、約10秒間そのままにしておきます。

また、使用後は指を接着し、チューブを空中に置いてください。』

ここも原紙の文字が不鮮明で読み解くのに苦労しましたが、なんとなくわかりますかね。

「使用後に指を接着し…」なんてのはどっかスペルを間違えたんでしょう。

あ、マネしないでくださいね。ってする訳ないか・・・

もう一つこの接着剤の項で謎が・・・

説明文の右側(図の一番下)にライターで何かを炙っている画があるんですが翻訳した説明文にはそれらしい記述がないんですよね。

ま、いっか

ってことで注意事項は以上です。

次はいよいよ製作に入りますが、少々長くなってしまったので、続きは次回ということにさせて頂き、このあと今回のまとめに入らせて頂きたいと思います。

4.まとめ

ではまとめましょう。

今回はプロターシリーズ第4弾ということで、往年のチャンピオンマシンMVアグスタ500㏄4気筒モデルを取り上げました。

ハイクオリティーシリーズの11306というコードナンバーを与えられたプロター終末期⁉のキットです。

復刻版でオリジナルはどうだったかわかりませんが、まず名物のフニャフニャゴムパーツ(軟質樹脂の部品で当サイトではこう呼んでいます)の使用はありませんでした。

こいつに触れる部分は経年で溶けてしまうので対策を講じないといけなかったんですが、このキットについてはその心配が無用です。

またチェーンが組み立て式になっていて、ディテールアップパーツが標準装備というところも褒めてあげたいポイントです。

ただ如何せん「まともに組めない」と定評のあるプロターですから(悪意はありません。むしろ好きなところです)一抹の不安は拭い切れないのが正直なところです。

あとは説明書がオリジナルをコピーしただけって感じで、文字が不鮮明なところがいくつもあって、読み取るのに苦労しました。

翻訳自体は機械ですけどね。

とは言え元が古いキットの割にディテールは良いので出来上がりはきっと満足のいくものになるでしょう。

参考にイタレリ版の完成写真を載せようと思います。

ということで、次回その2はホイールの組み立てから入ります。

バーチャルですけど、恰も作ってる気分になれるような内容を目指して書いていきますので、お楽しみに!

ありがとうございました。

次の記事:MV AGUSTA 500cc 4Cil(その2)

PROTAR 1/9 A.J.S. 7R Boy Racer(その3)

バーチャルプロダクション プロターA.J.S 7R  -3

前回記事:A.J.S. 7R Boy Racer(その2)

高価な絶版プラモデルを恰も買って作ってる気分になれるバーチャルプロダクションのプロターシリーズ第3弾A.J.S.7R(その3)始めていきます。

今回は最終回となる予定です。

前回はエンジンをフレームにマウントするところまで行いましたが、今回は足回りからスタートです。

尚、本項でもメッキパーツについてはメッキを落とした前提で記載しています。

では早速作業を開始します。

1.Montaggio gruppo ammortizzatori posteriori:リヤショックアブソーバーアセンブリ

リヤショックを組み立てます。

№.48と57はグロスブラックを下地に塗ってシルバーで塗装します。

№.12はグロスブラックで塗装します。

各々塗装したらスプリングを№.48と57で挟むようにして取り付け、№.12をスプリングの位置まで被せます。

Φ1.4×4のビスでショックの上側をフレームに、下側をスイングアームに固定します。

№.10のステップはグロスブラックで塗装してフレームに取り付けます。

因みにこの項では注意書きのようなものはありませんでした。

2.Montaggio gruppo ammortizzatori anteriori:フロントショックアブソーバーの組み立て

今度はフロントショックを組み立てます。

№.5、39、42~44と55、56はグロスブラックで下塗りしてジュラルミンシルバーで塗装します。

№.18はグロスブラックで塗装します。

ハンドルのグリップ㉔と㉕は例の軟質樹脂パーツなので使用は避けて、型を取ってレジンで作り変えます。

組み立ては先ず№.42(左は43)に№.5を当て№.44を被せるように通して№.42(左は43)に接着します。

№.44の筒の中にスプリングを入れその上から№.18を被せます。

ハンドルを№.5の突き出た部分に接着し№.18と39をフレームに挟んでΦ2.5×18のビスで固定します。

ちょっと分かりずらいので構成を図示してみました。正面から見た図です。

わかりますかね・・・ひとまず次へ

最後に№.70をグロスブラック⇒ジュラルミンシルバーで塗装し取り付けます。

3.Montaggio ruote:ホイールアセンブリ

ホイールを組み立てます。

最初に注意書きを載せておきます。

『重要:タイヤをリムに取り付ける前に、リムの部品が完全に接着されていることを確認してください。』

『3.00-19(Ruota anteriore):前輪』『3.25-18(Routa posteriore):後輪』

タイヤ装着時の注意と前輪・後輪のタイヤサイズの記載ですね、了解しました!

さて、最近私はスポークホイールを見ると無性に張替えをしたくなってしまいます。

地道でとても面倒な作業ですが完成した時の悦びは言いようのないものだからです。

しかしこのキットのように細く出来の好いものもあり、迷うこともあります。

実は今その迷いの中にいます・・・

そして今決断しました。このまま行こう・・・

ということで、そうですね折角プロターさんがいいモノ作ってくれたので張り替えはせずにこのまま組み立てます。

先ず前輪から、№.13どうし、8と17どうしを接着してからセミグロスブラックで塗装します。

№.14、29、31と113はジュラルミンシルバーで塗装します。下地にグロスブラックを塗っておきます。

塗装が乾いたら各パーツを説明図に従って重ね合わせ接着します。

後輪も№.13どうし、8と17どうしを接着してからセミグロスブラックで塗装します。

№.29~32と59は下地にグロスブラックを塗ってからジュラルミンシルバーで塗装します。

前輪と同様塗装が乾いたら各パーツを説明図に従って重ね合わせ接着します。

4.Montaggio ruota anteriore – gruppo freno:前輪の組み立て-ブレーキユニット

前輪をフロントホークに組み込みます。

ここでも最初に注意書きを載せておきます。

『重要:ホイールはシート内で自由に回転する必要があります。』

まあ、そうですよね、タイヤなんだから・・・

先ず各パーツを塗装します。

№.26フェンダーはグロスブラックで塗装し、光沢のクリヤーでコートして乾燥させます。

十分乾燥させたら#1000位のペーパーを掛け再度光沢クリヤーを吹いてもう1回くらいは研ぎ出しをします。

最後のクリヤーを吹いたら半日程度置いてコンパウンドで磨きます。

№.38、52、61はジュラルミンシルバーで、№.50と53はアルミシルバーで塗装します。何れも下地にグロスブラックを塗装します。

№.24ブレーキパネルはフラットブラックで塗装します。

各々塗装が完了したら組み立てていきます。

ブレーキパネルに取り付けた№.50と53には墨入れブラックをを薄く塗っておくときっといい感じになります。

最後にゴムチューブをそれぞれ繋ぎます。

5.Montaggio ruota posteriore – gruppo freno:後輪アセンブリ-ブレーキユニット

後輪をスイングアームに組み込みます。

先ずは注意書きから・・・

『重要:ホイールはシート内で自由に回転する必要があります。』

前項と同じですね。そのようにします。

ブレーキワイヤーがA.J.S.版とマチレス版で違うので注意します。

№.25ブレーキパネルはフラットブラックで塗装します。

№.51又は69はジュラルミンシルバー、それ以外のパーツはアルミシルバーで塗装します。下地のブラックを忘れずに!

塗装が済んだらホイールにブレーキパネルを取り付け、Φ2×26のビスでホイールと両サイドのアジャスター(№.67、114)を通してスイングアームに組み込みます。

最後に他の細かいパーツを取り付けます。

6.Montaggio serbatoio (A.J.S.):タンクアセンブリ(A.J.S.)

ここでタンクの組み立てをします。

タンクはA.J.S.版とマチレス版の両方載ってます。

この項はA.J.S.版の説明になります。

A.J.S.版は更に標準タンクと大容量タンクの2種類から選んで組み立てるようになっていますが、違いが分かりません。

図の上段が標準タンク、下段が大容量タンクの説明になってるんですけど、どう見ても両方同じだよね。

何が違うんでしょうね?

ま、取り敢えず標準タンクってことで進めます。

№.21と28を接着してグロスブラックで塗装します。

デカールを貼って十分乾燥させ光沢のクリヤーを厚めに吹きますが、初めは砂吹きを数回繰り返してデカールに影響がないようなら厚めに吹いていきます。

夏場なら3日、冬場は1週間は乾燥させて研ぎ出しをします。

#1000位のペーパーを掛けクリヤーを吹いて、を2~3回繰り返し、最後のクリヤーを吹いたら半日おいてコンパウンドで磨きます。

№.74と91はフラットアルミ、ジュラルミンシルバーで塗装します。何れも下地にグロスブラックを塗っておきます。

塗装が完了したら各々組み立てます。

最後にゴムチューブを3本繋ぎます。

長さは説明図にそれぞれ記載されているのでそれに合わせて切って繋げます。

ここで注意書きを載せておきます。

『重要:タンクをフレームに固定した後、このケーブルをキャブレターの下に通して取り付けます』

このケーブルとなっているのはこの項の全てのケーブルのことです。

7.Montaggio serbatoio (MATCHLESS):タンクアセンブリ(マチレス)

こちらはマチレス版タンクの組み立てです。

一応載せときます。

マチレス版は大容量タンクのみとなっています。

まあ、標準タンクと何が違うのか相変わらずわかりませんが・・・

A.J.S.版との違いはデカールだけなので細かい説明は割愛します。

8.Montaggio cupolino e strumentazione:フロントガラスと計装アセンブリ

カウルとメーターパネルを組み立てます。

№.19カウルはグロスブラックで塗装します。

デカールをA.J.S.版、マチレス版どちらか選んで貼り付け、光沢のクリアでコートし、2~3回研ぎ出しをして仕上げます。

№.16メーターパネルをフラットブラックで塗装し、メーターケースの周りをマスキングしてジュラルミンシルバーで塗装します。

デカールを貼って№.103クリアパーツを被せますが、接着剤は使わず代わりにエナメル塗料のクリヤを使います。

スクリーンは接着剤のはみ出しに注意して取り付けます。

最後にゴムチューブをメーターパネルに繋げます。

9.Montaggio finale – applicazione decal:最終組み立て-デカールアプリケーション

いよいよ最後の工程です。

ゼッケンプレートはグロスブラックで塗装し、デカールを貼り付けたあとカウルと同じ要領で研ぎ出しをしてサイドカバーに取り付けます。

№.36はグロスブラックを下地に塗ってジュラルミンシルバーで塗装し、トップブリッジに取り付けます。

スタンドは組み立ててからグロスブラック、シートはセミグロスブラックで塗装し半光沢のクリアでコートします。

シートを取り付け、スタンドに車両を乗せて完了です。

10.まとめ

無事完成できました。

無事と言ってもバーチャルなんで失敗もくそもないんですが、でもこうしてシミュレーションしてみるとキットの癖みたいなものがわかって来て、実際の組み立ての際には準備と対策と心構えが事が出来るので、結果無事に完成するってことですよ。(注:大きめに言ってます)

さてこのキットについてですが、先ず説明書の内容が初期のプロター製品に比べると格段に進歩していました。

このシリーズの第1弾、第2弾で取り上げたキットの説明書なんかは、画が手書きのような感じのもので、微妙な取り付け位置なんかが分かりづらく、そのためか文字で説明しているところがやたらとあって、しかも外国語で読めないと来ていましたから、説明文の読めない私のような日本人にとっては格段に良くなっていました。

パーツの精度はどうでしょうか。これは実際作ってみないと何とも言えませんが、見た目には第1、第2世代のモノより良くなっているように思います。

よく箱絵だけ変えて中身は昔のまんまの型で作られてるキットがありますが、こいつに関してはランナーの部品番号の表示が鮮明でパーティングラインのところの大きなバリなどはほぼ無く以前の使い回し的な感じはありませんでした。

とはいってもプロターなんで油断は禁物です。

フロント、リヤのショックアブソーバーの組み立ては結構手こずりそうですし、例のフニャフニャゴムパーツ対策もしないといけないので、やはりある程度は覚悟を決めて臨む必要があるかと思います。

そんな訳でもしこのA.J.S.7Rに挑戦する機会がありましたら、この記事を参考に励んでみてください。

それでは3回にわたってお送りしてきましたプロターA.J.S.7Rの回、この辺で終わりにしたいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

PROTAR 1/9 A.J.S. 7R Boy Racer(その2)

バーチャルプロダクション プロターA.J.S 7R  -2

前回記事:A.J.S. 7R Boy Racer(その1)

高価な絶版プラモデルを恰も買って作ってる気分になれるバーチャルプロダクション、プロターシリーズ第3弾A.J.S.7R(その2)、今回はいよいよ製作偏です。

それでは早速始めていきたいと思います。

と、その前にメッキパーツについて書いておきます。

前回その1でパーツチェックをした際にメッキパーツの状態いついては問題なかったのでそのまま使ってもいいかと思いましたが、筆者のこだわりとしてはやはりメッキを落として再塗装することを推奨します。

ランナーから切り出した部分の処理とか面倒ですしね…

ということで、ここではメッキパーツはメッキを落とした状態を前提に話を進めていきます。

メッキの落とし方は最後のまとめのところで書いておきます。

では、始めます。

1.Montaggio cilindro e testata:シリンダーとヘッドのアセンブリ

先ずはエンジンの組み立てからです。

空冷エンジンのフィンを重ねるようにして組み立てる方式です。

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16個のパーツを重ねて№.15で刺し通すように組み立てます。

ここでの注意点は№.11のパーツを№.95に付けてから上の部分を被せていくようにすることです。

先に上まで重ねてしまうと取り付けが困難になります。きっと・・・

ここまで組み上げたらヘッド部分のパーツを取り付け、№.105にゴムチューブを差し込みます。

で、ゴムチューブですが例の軟質樹脂部品なのでこれは使わずタミヤなんかの社外品を使うようにします。

塗装についての指示はなくパーツ自体に塗り分けがしてあるので、そのままで塗る必要ないよ、ということなんでしょうがカッコよく仕上げるためにはやはり塗らない訳にはいきません。

組みあがったら全体をグロスブラックで塗装し、その上からアルミシルバーにグレーを少し混ぜて塗装します。

ヘッドの部分はゴールで塗装します。

何れも半光沢のクリヤーでコートして十分乾燥させた後、墨入れブラックを筆で塗り付け直ぐに軽く拭きあげておきます。

フィンの間などに薄く色を付けることで立体感が湧きます。

2.Montaggio propulsore:スラスターアセンブリ

ここではスラスターアセンブリと訳されていますが、クランケースのことでしょう。

多くの場合クランクケースとギアボックスは一体となっていてクランクの回転運動(動力)を歯車を使って伝達しますが、この車両はクランクとギヤをチェーンを使って伝達します。

なんかこれだと素人目にロスが大きいような気がしますが、当時はまだまだ発展途上でこれも一つの試みだったんでしょうね、きっと・・・

そのためクランクケースとギヤボックスが完全に分離されています。

なのでここでは訳のとおりスラスター(推進装置)と呼ぶことにします。

クリックで拡大

で、スラスターの組み立てですが№.108と109、106と111をそれぞれ組んだらお互いを接着し細かいパーツ№.89、90、97を各々取り付け、シリンダーヘッドと同じゴールドで塗装しておきます。

カムチェーンのカバー№.106にA.J.S.かマチレスのマーク何れかを選んで貼り付けます。

この時点でどちらか選んでおかないといけないですね。

№.7と75はシルバーで塗装しスラスターの後部に取り付けます。

ここまで出来たら全体を半光沢クリヤーでコートして、乾いたらエナメルのブラックを7~8倍に希釈したものを筆で全体にサっと塗り垂れた部分を拭き取ります。

そのあとボルトの部分をエナメルのシルバーで差すように塗っておきます。

№.9と34ピニオンギヤはシルバーで塗装しΦ1.4×6のビスで取り付けます。

№.37と87、88キャブレターは組み立てたらジュラルミンシルバーで塗装しクリヤコートはせずに墨入れブラックを薄~く塗ってエンジンに取り付けます。

最後にシリンダーとスラスターを接着しゴムチューブを各々繋ぎます。

今更ですがこのセクションの注意書きがありましたので載せときます。

『注意:ピニオンはシート内で自由に回転する必要があります』

ビスで留めたピニオンギヤは回転するように締めすぎに注意します。ってとこかな・・・

3.Montaggio trasmissione primaria e cambio:一次トランスミッションとギアボックスアセンブリ

次はトランスミッション、ギヤボックス、マフラーを組み立てます。

先ずはギヤボックスから、№.62と81、82を組立て塗装します。

下地にグロスブラックを塗ってから、アルミシルバーにグレーを混ぜて塗装し、艶消しクリヤーでコートします。

№.33ピニオンギヤと№.35、41、71クラッチ板はジュラルミンシルバーで塗装しておき、ピニオンギヤにセカンダリ側ドライブチェーンを掛けてΦ1.4×6のビスで取り付けます。

そのあとピニオンギヤに被せるようにクラッチ板を取り付けます。

エンジンとギヤボックスを繋ぐフレームというかステー(№.45、47)はグロスブラックで下塗りしてからシルバーで塗装し前方をエンジンを挟むように取り付け、ギヤボックスを中間あたりにぶら下げるように組み込みます。

マフラーはランナーから切り出したら#1000⇒#2000の順でペーパー掛けをし表面を滑らかにします。

下地にサーフェーサーを吹いてグロスブラックで塗装した上にガイアノーツのプレミアムミラークロームなんかで塗装してキラキラにします。

塗装が終わったら№.65を挟んで取り付けます。

№.72シフトペダルはシルバーで塗装しギヤボックスに取り付けます。

最後にゴムチューブ⑬と㉒を各々付けて、プライマリドライブチェーンをスラスターとギヤボックス間に掛けます。

ここでの注意事項も前項と同じで、

『注意:ピニオンはシート内で自由に回転する必要があります』

となっているのでピニオンギヤが回転するように注意します。

ま、回転するようにしておいてもこのゴムチェーンって大抵歯車と上手くかみ合わないので回すと外れちゃうんですけどね。

動く状態になってることが肝心なんで・・・

では次に進みます。

4.Montaggio telaio e propulsore:フレームとエンジンアセンブリ

今度はエンジン、スイングアームをフレームにマウントします。

最初にここでの注意書きを載せておきます。

『重要:金属部品は研磨紙で洗浄し、亜鉛クロメートの層でコーティングし、光沢のある黒の「Protar012」で塗装する必要があります。』

金属部品とありますが、見たところビス以外にはなさそうな・・・

これまでにもビスは出てきていましたが、なんのことでしょう?

Φ2×24㎜の長いビスのことを言ってるのかな~きっと・・・

ならばこのビスを黒で塗ればいいってことで、先ずは軽くペーパーを掛けてプライマーを吹いておきます。

私はこんなのをよく使っています。

プライマーで下塗りしたらあまり時間をおかずにグロスブラックを塗装します。

これはこれで良しとして先に進めます。

ようやくというかこの項から色の指定が入ってます。

スイングアームとフレームに[012光沢のある黒]を塗れとのことです。

そのようにします。

フレームの塗装が済んだらエンジンを挟むようにして下側をビスで留めます。

スイングアームは№.3、4を接着してからグロスブラックを塗装してΦ2×24の長めのビスでフレームに組み込みます。

№.22と27は何かのタンクかと思いましたが実車の写真を見るとサイドカバーのようにも見えますし、最終的にはここにゼッケンプレートが付くんですよね。

ま、いっか・・・この二つをくっつけてグロスブラックで塗装したあとフレームに取り付けます。

№.58のチェーンカバーはグロスブラックで下塗りしてジュラルミンシルバーで塗装しフレームに取り付けます。

あとはゴムチューブを社外品で取り付けてこのセクションは終わりです。

ここまでエンジンの組み立てとフレームのマウントまでを完了しました。

さて、キリがいいので今回はこの辺で終わりにさせて頂き、今回のまとめで締めたいと思います。

つづきは(その2)で書いていこうと思います。

5.まとめ

今回は製作偏ということでエンジン、スラスターの組み立てからギヤボックス、フレームへの組み込みまでを行いました。

ま、バーチャルなんですんなり進めてこれてますが、実際作り始めたらあれが合わないこうしないとまともにつかないなど、色々難問が出てくるんでしょうね~、なんせプロターですから。

でも、世代の古いキットに比べれば説明書の内容は格段に良くなっていまして、戸惑いを感じることはなくなりました。

このシリーズでも紹介しているBMWやラベルダのキットは説明書が文字だらけで図を見ただけでは分からいところもありましたが、この辺は大分解消されています。

しかしプロターということもありますので、この辺りは実際に作ってみてどうだったかというところをいつか記事にしてリアルプロダクションの方に載せたいと思います。

いつになるかわかりませんが・・・

最後に冒頭で書いたメッキパーツのメッキの落とし方を紹介しておきます。

家庭用の漂白剤を使います。

水を張ったバケツに漂白剤を適量入れてメッキパーツを漬けておくだけです。

適量ってのはだいたいで、バケツならキャップ2~3杯ってとこですかね。

2~3時間で落ちる場合もあれば、もっと掛かる場合もあります。

また、時々コーティングをしてあるものがありますので、その場合は予めラッカー系のシンナーでコート剤を落とす必要があります。

漂白剤の使用時は十分に換気をするなど注意も必要です。

さて、次回は足回りの組み立てから始めます。

お楽しみに!

今回もご覧いただきありがとうございました。

次の記事:A.J.S. 7R Boy Racer(その3)

PROTAR 1/9 A.J.S. 7R Boy Racer(その1)

バーチャルプロダクション プロターA.J.S 7R  -1

高価な絶版プラモデルを恰も買って作ってる気分になれるバーチャルプロダクション。

プロターシリーズの第3弾はA.J.S.7Rというオートバイキットです。

バーチャルなんで製作途中や完成時の写真はありません。ご了承ください。

A.J.S.はイギリスのメーカーですね。”Boy Racer”というネーミングから草レースをイメージしてたんですが、マン島TTレースで多気筒イタリア勢を抑えて優勝したりもしてるんですね。

1948年から1963年まで生産されました。

このキットは箱の感じからプロター第3世代(筆者が勝手にそう呼んでるだけです)のもので、恐らく80年代に発売されていたモノだったと思います。

初版が別にあったのか、なかったのかは調べ切れていませんが判明したら追記していくつもりです。

説明書のタイトルにもう一つ”MATCHLESS G 50 500cc”とも書いてあるんですが、マチレス版も選択できるということでしょうか。

その辺りも仮想製作していく中でわかってくるかと思います。

例によって説明書の記載内容は出来るだけ翻訳して載せていこうと思います。

プロター社の母国イタリア語を機械翻訳し、トンチンカンな訳でも敢えてそのまま載せようということでやっていきたいと思います。

(※翻訳した内容は『青字』で記載します)

それでは早速この車両の概要から初めて行きたいと思います。

1.概要

説明書の概要欄にはA.J.S.とマチレス両方の記載がありますのでどちらか選んで組み立てるのかと思いきや、そうではないようです。

実はこれとは別にマチレスバージョンが存在します。箱絵とデカールが違うだけでそれ以外は共用しています。

うっかりマチレスを選ぶところでした・・・

クリックで拡大

A.J.S. 7R “Boys Racer” 350cc

『エンジン:4ストローク垂直単気筒』

『排気量:349 cc(ボア75.5 mm-ストローク78mm)』

『分配:チェーン制御付きシングルオーバーヘッドカムシャフト』

『パワー:7750ジン/分で39馬力』

『A.J.S. 1948年にフィリップウォーカーのデザインで誕生した7R350ccの「ボーイレーサー」は、10年余りで500台以上を購入した個人所有者に高く評価されたモーターサイクルでした。

1954年の終わりごろ、バイクの開発はジャックウィリアムズに委託され、ジャックウィリアムズは、アランシェパード(A.J.S.)が1960年にアルスターGPを行った後、MVアグスタの責任者を誘導するなどの競争力をもたらしました。レースで最速のラップを記録し、施行されている規制に完全に準拠しているエンジンの技術的検証を求めて、ジョン・サーティース(現世界チャンピオン)の最終的な成功を目指して戦いました。』

以上がボーイレーサーと呼ばれたA.J.S.7Rの概要を説明した文章の翻訳内容です。

箱書きにも同じ内容のことが書かれていました。

1948年に発売されワークス、プライベート共に活躍したマシンです。

次はマチレス版の説明です。

MATCHLESS G50 500cc

『エンジン:4ストローク垂直単気筒』

『排気量:496 cc(ボア90mm-ストローク78mm)』

『配分:チェーンドライブ付きシングルオーバーヘッドカムシャフト』

『パワー:7200rpmで50馬力』

『MATCHLESS G 50 500 cc、A.J.S。の姉 7R 350 cc「ボーイレーサー」は、1959年からプライベートパイロット向けに製造され、非常に有名なノートンマンクスの代替品として提案されましたが、多くの成功を繰り返すことはできませんでした。』

ま、なんとなくわかるかな。

7Rの姉妹車ってことですね。

AMCが1954年にロードレースの世界から撤退したあと、プライベーター用に7Rの量産版とマチレスのバッジを付けた500㏄版が発売され、1963年まで生産されました。

次はキットの製作に入りますが、その前にパーツ類の確認をしておきます。

欠品や損傷があってはいけないですからね。

2.プロター A.J.S.7R パーツチェック

では早速チェックしていきます。

先ずは外箱。パーツではないですが大事なアイテムの一つですからね。

古い割にはいい状態です。

つづいてシートやフェンダー、ブレーキパネルなど、ランナーから外れてるものがありましたが揃ってます。合格

こちらはタンクとフレームなど、問題なし。

前後ホイールですね。

スポークの成型が細いので張り替えなくてもイケそうです。

マフラーにフロントホークなどのメッキパーツです。

メッキも褪せてるような感じはなく合格です。

エンジン関係のパーツです。

これも問題なし。

出た!名物フニャフニャゴムパーツ。

欠品等はありませんが、チェーンなど代替の難しいもの以外は使用しません。

プロターシリーズの最初の記事でも書いてますが、この軟質樹脂パーツに接触している部分は経年で溶けることがわかっていますので極力使わないようにします。

チェーンなどは代替が難しいので使うとしても接触するスプロケットなどはレジンで換装するなど対策が必要です。

まあ、揃ってるということで合格。

最後はタイヤとクリアパーツ、スプリングとビス類、デカールです。

初期の頃のキットはビスがプラスチック製の部品だったんですが、いつ頃からか鋼製に変わったようです。

デカールも初期のモノは擦り付けて転写するタイプだったのが、この頃には水を使うタイプになっていました。

勿論このデカールはA.J.S.バージョンです。

以上、パーツのチェックは問題なしで合格です。

3.プロター A.J.S.7R バーチャル制作(準備編)

パーツチェックが無事に終わったところで、いよいよバーチャル制作始めていきたいと思います。

説明書の順番に進めていきます。

①Elenco del prodotti “protar” disponibili:利用可能な製品リスト

この項のタイトルは「利用可能な製品リスト」となっていまして、プロター社の販売していたカラーのリストが掲載されています。

『利用可能な「protar」製品のリスト

  • 010光沢のある白
  • 011マットホワイト
  • 012光沢のある黒
  • 013マットブラック
  • 014ゴールド
  • 015シルバー
  • 016マグネシウム
  • 017ルノーイエロー
  • 018フェラーリレッド
  • 019マールボロレッド
  • 020ロスマンズブルー
  • 021カワサキグリーン
  • 022赤いフィアット
  • 023透明

プロターも塗料の製造販売をしてたんですね。

フェラーリレッドにルノーイエローなんてのがありますね。

カワサキグリーンなんていうのはオートバイキットの草分け的存在だったプロターならではという感じで面白いです。

ページの下側には以下の記載があります。

『注意:苦情が発生した場合は、3文字の郵便料金に相当する値の切手を同封したこの記入済みフォームを送信してください。』

苦情というか欠品や紛失時に部品のオーダーをするためのモノでしょう。

よくあるヤツですね。

ただ、送ってもダメですよ。もうこの会社存在しないんで・・・

②ATTENZIONE:注意

『注意:組み立てを開始する前に、この資料を注意深くお読みください。

モデルの作成に必要なすべての材料(やすり、はさみ、細かい研磨紙、切断ピンセット、プラスチック用パテ、ヘラ、PROTER 050クイックセット接着剤、ドライバーなど)を準備します。

モデルの塗装は、着色が必要なモデルの各コンポーネントの横にある組み立て手順に記載されている「PROTAR」コロンを使用して行う必要があります。

接着段階の前に、接合する部品が互いに一致し、完全にバリ取りされていることを確認してください。

乾いたら、部品の接合部分から接着剤の残留物を取り除きます。

コンポーネントの接着は、棄権*で示された領域でのみ実行する必要があります。

接着剤の配布は、接着剤カウントに付属の専用ブラシを使用して実行する必要があります。

接着剤が適切に固まるまで、接合する部品を軽く押します(数秒)。

クロームメッキされた部分は、接着剤の塗布点で慎重にこすり落とす必要があります。

金属部品の可能な接着については、関連する使用説明書に注意深く従って、市場で入手可能な特定の製品を使用してください。

ケーブルは、パグニアの下部に示されている適切な定規(cm単位)を使用して切断されます。』

以上が機械翻訳した注意事項です。

必要な工具類の説明の中に『PROTER 050クイックセット』とありますが、これなんなんだ?

検索したけどわからなかったので飛ばします。まあ、クイックとあるので作業を素早く進めるための、なにかのアイテムなんでしょう。

以前記事にした初期のプロター製品では必要工具と接着剤に関することくらいしか載ってなかったんですが、この頃のキットになると塗装に関することなど内容が濃くなってますね。

ケーブルなんかはページ下側のスケールで測れるようになっています。

タミヤさんのキットのように一つ一つ長さが書いてあるともっと親切だったんですが、これはこれでいいか。

海外のキットにしては上出来です。

③APPLICAZIONE DECAL:デカールアプリケーション

デカールの貼り方の説明です。

水を使った一般的なものと、対象物に擦り付けるドライタイプの二通りの説明があります。

最初は水を使う方から…

APPLICAZIONE DECAL CON ACQUA:水を使ったデカールアプリケーション

『1)デカールを切り取ります

2)デカールを水に約5秒間浸します

3)吸収性の板紙の上に約15秒間置きます

4)表示された部分にデカールを置き、押して保護紙をスライドさせ、布で作って乾かします。

5)指先で圧力をかけてしわを取り除きます。 大きなひだの場合は、真ん中に切り込みを入れてうなじを押します』

まあ、一般的な内容ですね。

次はドライなタイプです。

APPLICAZIONE DECAL A SECCO:ドライデカールアプリケーション

『1)保護紙をはがし、転写する対象物をカットします

2)理想的な位置を探して、装飾する表面に被写体を近づけます

3)正しい位置を確認し、わずかな圧力で、転送する領域全体に鉛筆を渡します。

4)マスターシートを持ち上げ、指で転写面を押して、しっかりと接着させ、しわを修正します。』

ドライタイプのデカールはこのキットには入っていませんので気にする必要はないですが、初期のモデルだとこればっかりなんですね。

説明にもありますが、貼る位置を正確に決めないといけないので神経使います。

失敗するとやり直しが出来なさそうですから…

④パーツ一覧

次はパーツの一覧です。

パーツ自体は先程チェックしましたので、ここでは詳しく触れませんがなにやら記載がありますので、それだけ翻訳文を載せておきます。

『プライマリドライブチェーン』

図の左下の方に1行だけ書いてあります。(1行というのは各言語で1行づつということです。)

プライマリドライブチェーンはこっちだよという説明のようで、間違えんなよ!というメーカーさんの配慮です。

多分セカンダリのチェーンとは長さが違うので間違えようがないとも思いますが、折角親切にしてくださっているので素直に受け入れます。

ということで、ここまで製作に入るための準備をしてきましたが少々長くなってしまったので続きは次回(その2)で描いていきたいと思います。

最後にまとめをしておきます。

4.まとめ

今回は準備偏ということで、実車両やキットの概要、製作にあたっての注意書きなどを翻訳し掲載してきました。

機械翻訳なんで日本語のおかしなところもあったりしましたが、概ね意味は通じてるかと思います。

まあ、実際作るときは文章なんか分からなくても説明書の画をみればできちゃいますけどね。

でもこういった海外製のプラモデルで意味が分かると尚良いのにな~とは以前から思っていたので楽しみながら苦も無くできました。

「まともに組めない」と評判のプロターキットですが、こいつが上手く組めるようになればスキルが上がったという証にもなります。

ユニークなラインナップも魅力的で、こんなところから今でも熱狂的なファンが多いのではないかと思います。

次回からはいよいよ製作に入ります。面倒を楽しむという心構えで立派な作品に仕上げていきましょう。

といってもバーチャルですがね…

それでは今回もご覧いただき、ありがとうございました。

また次回をお楽しみに!

次の記事:A.J.S. 7R Boy Racer(その2)

DUCATI 750Sport プロター 製作 1/9(その3)

リアルプロダクション第3弾 ドゥカティ750スポーツ -3

前の記事:DUCATI 750Sport 製作(その2)

プロター1/9DUCATI750Sportをつくる、3回目はフロントフェンダーの組み立てから始めます。

3-1. Montaggio del parafango anteriore:フロントフェンダーの組み立て

フロントフェンダーはサーフェーサーで下塗りしたらキャメルイエローで塗って光沢のクリヤーでコートします。

研ぎ出しはお好みでやってもやらなくてもいいかな~、フェンダーだし…

やる場合は淵の塗装を落とさないように注意します。

ここでは一応やっときました。

で、ここまでやっといてからあることに気が付きました。

このフェンダー実車は左右3本づつ計6個のリベットで固定されてるんですが、このキットの場合は写真のようにセンターに2個の穴が開いていてこの穴にステーを入れて固定するようになってました。

これは何とかしないと・・・

てことで、パテ埋めして表面均してもう一回塗装しなおしました。

手間がかかります・・・てか、良く見ておけばよかったんですが

実車のリベットは平べったいのですがなかなかいいのが無くて一番近い感じのWAVEさんのパーツを買ってきて使いました。

盛り上がりをなるべく無くそうと削ったりしてみたんですが、あまりに細かくて次項で載せた写真のような感じが限界でした。

プレミアムミラークロームを塗って、貼り付けはハセガワの両面テープを使って貼り付けました。

№.2-68フェンダーステーはグロスブラック⇒プレミアムミラークロームを塗って、元々フェンダーに固定するための突起2箇所を切り落としフェンダーを取り付けます。

3-2. Installazione ruota anteriore:フロントホイールの取り付け

今度はフロントホークにフェンダーとホイールを取り付けます。

先にフェンダーを取り付けます。ステーの突起部分をホーク側の穴に合わせて接着します。

№.2-65はグロスブラック⇒ジュラルミンシルバーで塗り、№.21、22ホイールハブと66ブレーキディスクはグロスブラックで塗装したあとアルミシルバーにライトグレーを混ぜて塗装します。

№.2-66ブレーキディスクは円の外側(パッドがあたる部分)をジュラルミンシルバーで塗装します。

最後に墨入れブラックをサッと筆塗して仕上げます。

塗装が済んだら各々ホイールに取り付け、№.5⁻31のスクリューを通してホークに組み込みます。

スクリューはプラ部品なので折らないように注意します。

№.2⁻65とスピードメーターを9番のゴムチューブを使って繋ぎますがこれは使わずにタミヤのビニールパイプを使用しました。

溶ける問題を回避するのとディテールも良くなります。

3-3.Assemblaggio di fiancate, fari e fanali posteriori:サイドカバー、ヘッドランプ、テールランプの組み立て

ここでは先ずサイドカバーを組み立てます。

フェンダーと同じ要領でキャメルイエローに塗装してデカールを貼ります。

デカールは擦って転写するタイプなので位置を正確に合わせて一発勝負で挑みます。

たまたま失敗しなかったのでわかりませんが、恐らく剥がして張り直しなんてことは出来ないと思いますので十分気を付けて作業します。

デカールを貼ったら光沢のクリヤーを初めは厚めに塗って十分乾かしてから研ぎ出しをします。

角の部分は塗装が剥がれやすいので注意します。撫でるくらいでいいと思います。

2~3回繰り返して最後にコンパウンドで磨きます。

ここまで済んだら右側のみバッテリーを取り付けます。

バッテリーは色の指定はないのでテキトーに白と青で塗り分けました。

バッテリーは接着せずはめ込むだけにします。

つづいてヘッドライトを組み立てます。

№.2⁻49と69をグロスブラック⇒プレミアムミラークロームで塗装し、ビニールパイプを通して№.2⁻69に付けて固定します。

レンズは縦横をみて取り付けますがギュッとはめ込む感じで接着剤は使いません。

もし緩いようだったらエナメル塗料のクリアを淵に塗って固定します。

テールランプはクリアパーツのおしり側をクリアレッドで塗ってからもう一つのクリアパーツをはめ込んで№.5-23に取り付けます。

№.5-23は予めセミグロスブラックで塗装しておきます。

№.5-32テールランプステーはセミグロスブラックで塗装しナンバーのシールを貼ってフェンダーに取り付けますが、この時ビニールパイプを内側から通して№.5-23に差し込んでおきます。

最後にテールランプを取り付けます。

3-4.tubazioni:パイピング

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コード類を繋いでいきます。

キットのコードは例のフニャフニャゴムパーツなので、使用はやめてタミヤなんかのビニールパイプを使うようにした方がいいです。

接続は説明書の系統を見てやればそんなに難しくはないですが、クランクケースに入るパイプだけ太いモノを用意します。図27のFのパイプです。

また、このパイプとLと表示のあるコードは抱き合わせてフレームにバンドで固定します。

このバンドもフニャフニャゴムパーツなので代替品を用意します。

そもそもこのバンド使い物なりませんでした。パイプに巻き付けて締めたらブチっと簡単に切れてしまいました。

代替に使うバンドは兎に角細いのがよかったのですが、1.6mm幅のインシュロックが最小のようでしたのでこれを使うことにしました。

この商品、アマゾンで今は10袋単位でしか購入できませんが、私が購入した時はばら売りされてて1袋で買いました。93円でした。

送料無料で93円の買い物なんて、ホント申し訳ないです。

さて、パイピングをしつつヘッドライトやサイドカバーも取り付けていきましょう。

こかすと折れそうなんでステップの取り付けは最後の最後にします。

グロスブラック⇒ジュラルミンシルバーで塗っておきます。

ヘッドライトはまあ問題なく付きました。ステーにかませるだけなんで…

サイドカバーもフレームに突起の部分を差し込む感じでなんてことはないんですが、何度か付けたり外したりしてたら突起の部分がポロっといとも簡単に折れてしまいました。

ハァ~~どうしようかな・・・

ということで知恵を絞って考えた挙句、マグネットで固定することにしました。

固定の方法は最初サイドカバー、フレームに各々マグネットを付けるつもりでしたがフレーム側にマグネットを埋め込む穴を開けると強度に問題が出そうなのでマグネットはサイドカバーだけにしました。

フレーム側はサイドカバーの突起部分が入る穴にM1.2位の黒ビスをねじ込んでサイドカバーのマグネットが吸着するようにしました。

ただ、マグネットの磁力が弱いのかビスの質の所為なのか、軽く触れただけで取れてしまうという感じです。

ま、飾っておくものだしOKです。

3-5.Montaggio marmitta e sella:マフラー、シートの組み立て

マフラーを組み立てます。

ちょっと仮組をしてみたら、ガーーン・・・・・左のマフラーまともに付かない。

どういうことかというとマフラーの先端、エンジンに繋がる辺りの曲がりの角度が悪くて無理やりつけようとするととっても変。

写真の白線で示した方向へ曲げてやらないと上手く入りません。

そこでブローして曲げることにしたんですが、まともな道具がないのでローソクの火で炙って曲げることにしました。

溶かしてしまうとアウトなので慎重に、且つ素早く火の上で振りながら丁度いい角度まで曲げていきました。

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いや~面倒な作業でした。

さて、マフラーを塗っていきます。

メッキを剥がして♯1000位のペーパーで表面を整えます。

№.2-14のステーはこの時点で接着しておきます。

サーフェーサーで下塗りをしたらグロスブラックで塗装します。

最後にプレミアムミラークロームで塗装します。

乾燥させて本体に本体に取り付けます。

シートカウルははサーフェーサーで下塗りしたらキャメルイエローで塗装します。

光沢のクリヤーを厚めに塗って十分乾燥させたら研ぎ出しをします。

♯1000位のペーパーをかけてクリヤーを塗って・・・を2回程やって最後は♯2000のペーパーをかけてクリヤーを塗ります。

仕上げにコンパウンドで磨いて水で濯いでおきます。

シートはこれまたフニャフニャゴムパーツなので何かで換装しないといけないんですが、この時点では取り敢えずそのまま取り付けました。

実車はシートカウルの天辺に丸いボルトが付いてるんですが、このキットには用意されてなかったのでWAVEさんの丸ボルトを取り付けています。

3-6. Montaggio di marmitta e serbatoio:マフラー、タンクの組み立て

いよいよ最後の工程ですが、これ以上何もないことを祈ります。

先ずタンクを組み立てます。

燃料キャップやコックは後にして、シートカウルと同じ要領で塗装します。研ぎ出しはデカールを貼ったあと行います。

塗装が終わったらデカールを貼付けますが、何度も言うように擦るタイプなので貼る位置をよ~く確認しながら行います。

研ぎ出しをしてテカテカになったら、燃料キャップと燃料コックを取り付けます。

右側マフラーと左右のステップ、忘れずにメインスタンドを取り付けます。

タンクは燃料コックとキャブレターの間を透明のチューブでつないでフレームに取り付けます。

シートカウルは左右の突起部分をフレーム側の穴に差し込んで固定しますが、こいつも何度か脱着を繰り返すうちに突起が折れてしまいました。

カウル側、フレーム側双方にマグネットを仕込んで脱着出来るように改良しました。

え~~、以上で完成となります。

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3-7.

最後の欄に書いてある文字(イタリア語のみ)を翻訳して載せました。

『苦情が苦情が発生した場合は、リクエストに送料を含めてください』

これは送料を入れろと言っているので恐らく紛失や壊れたパーツのオーダーのことを言ってるんでしょう。

つづいて右側の欄

『車やオートバイについては、コンテナのサプライヤーにお問い合わせください』

3-8.主なパーツの塗装レシピ(その3)

主なパーツに使用したカラーを塗装した順番で記載しています。

ブレーキディスク

  • ①タミヤLP-1ブラック
  • ②ガイアノーツ プレミアムミラークローム
  • ③タミヤ墨入れブラック(筆塗り)

ヘッドランプ

  • ①タミヤLP-1ブラック
  • ②ガイアノーツ プレミアムミラークローム

テールランプ

  • ①タミヤLP-5セミグロスブラック《ステー》
  • ②タミヤX-27クリヤレッド《テールレンズ》

ステップ類・ボルト・スクリュー

  • ①タミヤLP-1ブラック
  • ②GSIクレオスSM208スーパージュラルミン

マフラー

  • ①タミヤLP-1ブラック
  • ②ガイアノーツ プレミアムミラークローム

タンク・カウル・サイドカバー・フェンダー

  • ①タミヤ ファインサーフェイサー(ライトグレー)
  • ②タミヤTS-34 キャメルイエロー
  • ③GSIクレオスMr.スーパークリア光沢

3-9.今回のポイント

今回はフェンダーの塗装、取り付から始まってフロントタイヤ、灯火類の装着、パイピング、マフラー取り付け、そして最後にタンク、シートカウルの装着となんとか完成まで漕ぎつけました。

ポイントは幾つかありますが、まず塗装に関しては特に難しいところはなく、タンクやシートカウルなど研ぎ出しの際に淵のところなど塗装を落としてしまわないよう注意するくらいでしょう。

マフラーはメッキを落としたばかりの状態であればそのまま塗装に入ってもいいと思いますが、今回のように塗り直す場合はペーパー掛けをしてサーフェーサーで下塗りをしてから塗装します。

組み立ての方では本文でも触れていますがフェンダーが実車と違っていてリベットがないだけならまだしも、余計な穴があいていて、これはステーに取り付けるための穴なんですが、これを埋めねばなりません。

サイドカバーは脱着が出来るようにフレームに差し込むだけになっていますが、サイドカバー側の突起がすぐに折れてしまうので、初めからマグネット式に換装してしまうほうが手間が無いでしょう。

但しフレーム側にマグネットを仕込むのが難しいので今回は鋼製のビスを付けてくっつく様にしたんですが、磁石が片側だけだと指で触れた程度でポロっと落ちてしまうんですね。

ま、この辺はもっと強力な磁石にするとかで解決できるかもしれませんが、基本飾っておくものだし深掘りしないことにしました。

シートカウルも同様の理由でマグネットを仕込むことになりましたが、こちらはフレーム側にも仕込むことが出来たので安定した装着感を得られています。

最後に一番困ったのは左のマフラーですかね。

そのまんまでは角度が悪くてエンジン側に入らないなんて・・・

初めはコテライザーのブロー機能を使って慎重にやってたんですが、熱が弱いのかなかなか曲がってくれないのでとうとう痺れを切らせて直接火で炙るという手段にでてしまいました。(昔はよくやったんですけどね)

全体を通して・まとめ

さ~て、3回にわたってお送りしてきましたプロターの1/9スケール、DUCATI 750Sportのリアルプロダクション、いかがだったでしょうか。

冒頭にも書かせて頂きましたが、このプロターというメーカーのプラモデルキット、「まともに組めない」と評判だったんで、今回どんな展開になるのかドキドキ・ワクワクしながら挑戦してきました。

まさに評判通りドキドキ・ワクワクの連続で何度か途方に暮れる場面もありましたけど、常になんかこう「やってやるぜー!」って気にさせられました。

まともに組めないけど、まともに組まなきゃ気が済まなくなる、面倒な作業も面倒と思わせない、そんな不思議な魅力をもったキットでした。

実際出来上がりは十分満足のいくものとなりましたし、ディテールも大変素晴らしかったです。

至極の一台になりました。

あとは、例のフニャフニャゴムパーツの対策ですかね。

今回はパイプ類は極力使用を避けましたけど、シートやチェーンはそのまま使用しています。溶け出す前にレジン等で換装するなど対策をしないといけませんな。

ということで、あんまり纏まってませんが終わりにしたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

ギャラリーの方に複数写真を掲載しています。

よろしかったらご覧ください。

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DUCATI 750Sport プロター 1/9 製作(その2)

リアルプロダクション第3弾 ドゥカティ750スポーツ -2

前の記事:DUCATI 750Sport 製作(その1)

「プロター1/9DUCATI750Sportをつくる」2回目はスイングアームの組み立てから始めます。

2-1.Montaggio braccio oscillante:スイングアームの組み立て

スイングアームは一体成型されています。グロスブラックで塗って半光沢のクリアでコートします。

№.5-33チェーンカバーもスイングアームと同色で塗装し、№.4-3のビスで取り付けます。

ビスと言ってもプラ部品です。以下プラビスと言います。

プラビスと№.2-16、17はグロスブラック⇒ジュラルミンシルバーの順で塗装します。

チェーンはジュラルミンシルバーを塗って、墨入れブラックを差しておきます。

つづいてエンジンをフレームにマウントします。

この時チェーンを前方のスプロケットに掛けておき、エンジンを右側3カ所、左側2カ所プラビスで固定します。

このプラビスはギュッと押し込む感じで取り付けるので一度付けてしまうと外すのが厄介です。

あまり外すことはないと思いますが…

スイングアームはチェーンを通してフレームに取り付けます。

№.5-27、28イグニッションコイルはセミグロスブラックで塗装し取り付けます。

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2-2.Gruppo ammortizzatore posteriore:リヤショックの組み立て

ショックアブソーバーを組み立てます。

リヤショックを構成するパーツは一度メッキを落としてからグロスブラックを塗り、メッキシルバー等で塗装します。

№.2-55及び56はホークの摺動部分になるので内側を電動リューター、無ければ丸形のヤスリ等で滑らかにしておきます。

スプリングを通して固定します。

2-3.Installazione dell’ammortizzatore posteriore:リヤショックの取り付け

リヤショックをフレームに固定します。

リヤショックの上側は№.4-2のプラビスで固定します。

下側は№.4-5のプラビスを通し、裏側を熱したドライバーなどで溶かして固定します。

メインスタンドは組み立ててフレームと同じくグロスブラックで塗装します。

2-4.Montaggio della forcella anteriore:フロントホークの組み立て

今度はフロントホークを組み立てます。

フロントホークのアッパー側№.2-7と8はメッキを落としてグロスブラック⇒メッキシルバー等で塗装します。

フロントホークのアンダー側№.5-19、20とブレーキキャリパー№.5-1をセミグロスブラックで塗装し、半光沢のクリアでコートします。

№.61はシルバーで塗装しブレーキキャリパーの上部に取り付け、№.4-1のプラビスで左側のホークに接着します。

シール部分№.5-5と6はフラットブラックで塗装します。

ホークのアンダー部分にスプリングを入れアッパー側ホークにシール部分を被せるようにして固定します。

シール部品の内側はアッパー側のホークが上下するので擦れて塗装が剥がれたりしないようリューター等で少しスカスカになるように削っておきます。

2-5.Installazione ruota posteriore:リヤホイールの取り付け

リヤホイールをスイングアームに組み込みます。

ブレーキパネル№.4-23とスプロケット№.2-15、48でホイールを挟むようにして、№.2-57、58をスイングアームの両サイドから№.5-30スクリューで通し固定します。

アジャスター部分の№.2-57、58も忘れずに。

スクリューはプラ部品なので折れないように注意します。

ホイールを付けたらブレーキカバーに№.2-5と62を取り付けチェーンをかけます。

ここで先ほどの課題についてです。

チェーンが軟質樹脂の部品なので対策しないといけないのですが、スプロケットの型をとってレジンで作り変えることにしました。

もしかしたら塗装してクリアコートしたら無事なのかも知れませんが、なんせ数年後に顕著に出るということで待ってられません。

レジンで作っちゃった方が無難だし早いと思います。

つづいてメインスタンドの取り付けですが、この段階では取り付けない方がいいです。

理由はスタンドを立てた時に車体を支える引っ掛けがちょっとした衝撃ですぐにポキッと折れてしまうからです。

実際この時は折れてしまったのでその部分を真鍮の棒を使って直しました。

こんなんなので、最後の最後に取り付けるようにします。

2-6.Montaggio della maniglia del misuratore:メーター・ハンドルの組み立て

メーター周りを組み立てます。

メーターパネル№.5-8をセミグロスブラックで塗装しておきます。

メーターケース№.2-32、33はグロスブラックで塗装したあとメッキシルバー等で塗装します。

その後速度計、回転計のデカールをそれぞれ貼りクリアレンズ部品を被せます。

接着剤は使用せずにエナメルのクリア塗料を塗って貼り付け、メーターパネルに取り付けます。

№.5-10トップブリッジはセミグロスブラックで塗装し、メーターパネルの下側に乗せるような感じで取り付けます。

次にハンドルを組み立てます。

ハンドルはグロスブラック⇒ジュラルミンシルバーの順で塗装したあと、レバーとブラケット部分をマスキングしてセミグロスブラックを塗ります。

№.2-18と2-28、29はジュラルミンシルバーで塗装してそれぞれの位置に取り付けます。

あとはグリップとブレーキリザーブタンクのキャップを取り付けます。

ただ、グリップはまんまゴムチューブって感じなので他のキットの好さげなやつを型取りしてレジンで作ることにしました。

2-7.Montaggio intorno alla parte anteriore:フロント周りの組み立て

ここではフロントホークをフレームに取り付けていきます。

図中の説明文には

『マットブラックカラーでペイント(ハンブロールエナメル33)』

と、記載されてます。ハンブロールとかいうメーカーさんの塗料ですかね…

では先ず№.5-9ステムとヘッドランプのステーをセミグロスブラックで塗装します。

ステーの方はブラケットの部分をジュラルミンシルバーで塗り分けます。

№.2-60もジュラルミンシルバーで塗っておきます。

ここからが厄介な作業です。

ステムをフレームの前部に通しつつ、フロントホークを両方同時にステムに通しつつ、そのままヘッドライトのステーとハンドルをホークに通しつつ、トップブリッジを被せて№.2-22、23のプラビスで留めます。

手が3本無いと付けられません。

こんな風にホークが下がってしまうので、ステムと両方のホークを持ち上げたままハンドルとランプのステーを通してトップブリッジを被せて神経質なプラビスで固定なんて手が2本もある私でもできません。

なのでホークを持ち上げたまま支えることのできるシステムを考案し・・・

なんとか取り付けることができました。

ふ~できたーと喜んだのも束の間、新たな問題が発生しました。

なっなんと、ハンドルのレバーの角度が、上に向いてるではないですか・・・

クリックで拡大します

写真でグリップの先端とクラッチレバーの先端を矢印で示していますが、この点と点を結ぶと上方向に上がっているのがわかります。

普通は赤で示した線のようにグリップより下がるはずなんですが・・・

あんなに苦労してホークを取り付けたのになんで今頃気付くんだ・・・

でも取り付け方向を間違えたとかいうことではなくこのキットの仕様のようです。

このまんまでもいいか~とも考えましたが、やはりここは向きを直すことにしました。

ハ~~ここで、どれだけ泣いたことか・・・

気を取り直して向きを変えます。先ずハンドルをブラケット根元からバキッと切り落とします。

そしたら写真の白線のところにピンバイスで穴を開け0.8mmの真鍮の棒を差し込みます。

反対側にも同じく穴を開け差し込んで接着します。

あとは継ぎ目を上手く処理して塗装します。

何とか修正できましたが、見るからに修復歴アリになってしまいました。トホホ・・・

と言う訳で、もう少し作業を進めようかと思ってたんですが、少々長くなってしまったので塗装レシピと今回のポイントを紹介して終わりにしたいと思います。

2-8.塗装レシピ

スイングアーム

  • ①タミヤTSー14ブラック
  • ③GSIクレオスMr.スーパークリア半光沢

チェーン

  • ①GSIクレオスSM208スーパージュラルミン
  • ②タミヤ墨入れ塗料 ブラック

リヤショックアブソーバー

  • ①タミヤLP-1ブラック
  • ②ガイアノーツ プレミアムミラークローム

フロントホーク(アッパー側)

  • ①タミヤLP-1ブラック
  • ②ガイアノーツ プレミアムミラークローム

フロントホーク(アンダー側)

  • ①タミヤLP-5セミグロスブラック
  • ②GSIクレオスMr.スーパークリア半光沢

メーターパネル

  • ①タミヤLP-5セミグロスブラック
  • ②GSIクレオスMr.スーパークリア半光沢

メーターケース

  • ①タミヤLP-1ブラック
  • ②ガイアノーツ プレミアムミラークローム

ハンドル

  • ①タミヤLP-1ブラック
  • ②GSIクレオスSM208スーパージュラルミン
  • ③タミヤXー18セミグロスブラック(エナメル)《レバー・ブラケット部を除く)

ステム・トップブリッジ

  • ①タミヤLP-5セミグロスブラック
  • ②GSIクレオスMr.スーパークリア半光沢

ステム・トップブリッジ

  • ①タミヤLP-5セミグロスブラック
  • ②GSIクレオスMr.スーパークリア半光沢
  • ③GSIクレオスSM208スーパージュラルミン《ブラケット部分》

ボルト(プラビス)類

  • ①タミヤLP-1ブラック
  • ②GSIクレオスSM208スーパージュラルミン

2-9.今回のポイント

プロターDUCATI750Sport製作その2ではエンジンのマウントから始まり前後の足回りの組み立てまでを行いました。

エンジンはプラビスを使ってフレームにマウントしますが、一度付けてしまうと外すのが困難です。

まあやり直しが必要になって外した際は鋼製のビスに変えればいいですし、初めからそうするのも手かもしれません。

チェーンはプロター名物フニャフニャゴムパーツです。

製作段階では知らなかったのでこのまま使用しましたが、実はこの軟質樹脂のパーツは年数が経つと接触しているプラスチックを溶かしてしまうのです。

これはある方から頂いた情報で初めは半信半疑でしたが、その後手に入れたプロターのキットでこの現象を確認することになりました。

ここでは詳しい話は割愛しますが、この記事で紹介していますのでご覧頂けたらと思います。

なのでこのまま放置すると数年後スプロケットは溶けてしまうということになります。

対策としてはチェーン自体を作るのは難しいのでそのまま使い、前後のスプロケットをレジンで作り換装するしかないのかと思います。

その他シートやホース類にもこの樹脂が使われているので、これら全てを換装する必要があります。

やれやれです。

さて次はフロントホークの取り付けについてです。

本文中にも書きましたが手が3本無いと難しい作業です。

とは言っても普通の人は3本無いので頭を使います。私の場合はフロントホークが持ち上がった状態になるよう台座を使ってなんとか2本の手で組みましたが、車体を逆さまにして組むのもいいかも知れません。

最後にハンドルですがレバーの向きというか位置が、グリップより上向きになっているので修正が必要です。

フロントホークを組み立てる前に修正すれば綺麗に出来たと思いますが、この時は組み立てたあとで気が付き、苦労して取り付けたホークを外す気には到底なれずに本編記載の手段を取ったわけです。

やはり「まともに組めない」は本当だったのか~と痛感させられました。

この先もどんな問題が噴出してくるのか・・・

次回その3は完結編の予定ですが、実際終わるかどうかわかりません。

ということで今回はここまで、、、

ありがとうございました。

次の記事:DUCATI 750Sport 製作(その3)

DUCATI 750Sport プロター 1/9 製作(その1)

リアルプロダクション第3弾 ドゥカティ750スポーツ -1

オートバイキットリアルプロダクション、第3弾はプロター社のキットを製作します。

プロターのキットといえば最初に頭に浮かぶのが独特なラインナップでしょう。

凡そ日本のメーカではリリースされないような車種が揃っていて興味をそそられます。

しかしキット自体は「まともに組めない」などと言われ、完成させるにはある程度の経験と知識が必要になります。

手間が掛かり、時間も掛かりますが上手く完成できた時の喜びは計り知れない。そんなところから今でも多くの熱狂的なファンがいるのでしょう。

その独特なラインナップの中から今回製作するのはDUCATI 750Sportです。

ドゥカティのモデルはタミヤやイタレリなどから数種類出ていますが、この750Sportはプロターのキット以外では見たことがありません。

ユニークなキットだと思います。

さて、前置きはこの辺にして早速始めていきたいと思います。

説明書に沿って、また説明書の内容は出来るだけ翻訳して掲載しながら進めていきたいと思います。

と言ってもこの説明書は以前記事にしたバーチャルプロダクション第1弾のBMWとは違って文章自体はそれほどありませんでした。

そんな訳で字数は少ないですが複数の言語で記載されている文章のうちイタリア語を自動翻訳して青字の『 』括りで掲載します。

変な日本語になってもそのまま掲載し、これはこれで楽しんで頂ければと思います。

「まともに組めないプロターのキット」・・・いったいどんな試練が待ち受けているのでしょうか。

1-1.attenzione:注意書き

先ずは注意書きを翻訳してみました。

『組み立てを開始する前に、薄いヤスリ、はさみ、先のとがったピンセットを使用してください。

クロームメッキされた部品は、接着される場所で注意深くこすり落とす必要があります。

接着剤は、キシレンまたはベンゼン、またはプラスチックの場合はマスチックでなければなりません。

モデルは元の色で作られています。

モデルのより良い結果を得たい場合は、着色された部分に透明なプラスチックペイントのコート(ブラシストローク)を適用することをお勧めします。

色が復活し、モデルがほこりから保護されます。

お好みの色で塗装することで、ネジなどのパーツを目立たせることができます。

アスタリスク*が付いている部分は接着する必要があります。マークのない部分を接着しないように十分注意してください。』

ここは意味通じますよね。

日本のメーカーも大体同じようなことが書いてあります。

次にデカールの貼り方です。

『1)保護紙をはがし、転写する対象物をカットしてください

2)被写体を装飾する面に近づけて、理想的な位置を探します。

3)正しい位置を確認し、転写する部分全体に軽い圧力で鉛筆を渡します。

4)マスターシートを持ち上げ、指で転写面を押してしっかりと接着させ、しわを修正します。』

こちらも難しい内容ではないですが、転写式のデカールなので一度貼ってしまうと位置の修正が難しいです。

てか、無理です。

訳文にも書いてありますが、よくよく位置を確認して転写するようにしましょう。

1-2.Montaggio ruote:ホイールの組み立て

最初の工程はホイールの組み立てです。

今回はメッキを落としてスポークを張替えることにします。組立てはそのあとです。

1-2.(1)メッキを落とす

先ずメッキを落とします。ホイールだけではなくその他のメッキパーツも全て落とします。

やり方はバケツに水を張り漂白剤を適量入れてメッキパーツを浸します。

フツーはこれできれいさっぱりメッキが落ちるんですが、このキットの場合メッキパーツになにやらコーティングしてあるようで何時間経っても落ちませんでした。

このような場合はラッカー系のシンナーに浸けて筆でゴシゴシしてから漂白剤に浸けるようにします。

ちょっと面倒でしたがなんとか落ちました。

1-2.(2)スポークを張替える

メッキを落としたらスポークを張替えます。

古いキットのわりにはそのままでもイケそうな細さでしたが、ここは折角なんで張り替えます。

面倒な作業ですが完成した時の出来栄えと喜びは計り知れません。

先ずはスポークの太さを決めます。今回は0.3mmのステンレス棒と0.4mmのアルミパイプを使用します。

1/9スケールなんでちょっと細いかなという気もしましたが、シャープな出来上がりを期待してこれでいくことにします。

では始めます。

先ずホイールに穴を開ける位置を確認します。

写真の白〇で記したところに穴を開けます。ちょっとわかりにくいかも知れませんが、スポークには表と裏があり写真の赤い線を表、白い線を裏とします。

表の赤い方の線はホイールリングの表側からリムの裏側へ入ります。裏の白い方の線はホイールリングの裏側からリムの裏側へ入ります。

なので表のスポークはホイールリングの穴に差込み、裏のスポークはホイールリングの裏側に接着するので穴は開けなくてもよいのです。白〇の部分のみピンバイスを使って穴を開けます。

クリックで拡大します

因みに作例では裏のスポーク用にも穴を開けています。

よく考えずに開けてしまったので裏から表へ出たところでカットして切断面を均すなど手間が掛かりました。

なので表のスポークだけ穴に通す方が手間が省けて見た目も良いと思います。

それでは穴を開けていきます。0.3mmのステンレス棒を使うのでドリル径は0.4mmにします。

穴を開けたら既存のスポークを1/3程切り取って、ステンレス棒を張っていきます。

ホイールを裏から見た写真です。

クリックで拡大します

表のスポーク(赤い線)は先端を2㎜くらい折り曲げて表側から差込みもう一方をリムの裏側で切断し瞬間接着剤で固定します。

裏のスポーク(白い線)はホイールリングの裏側に接着してもう一方をリムの裏側で切断し瞬間接着剤で固定します。

1/3位づつ張替えていきます。

1-2.(3)ホイールの組み立て・塗装

スポークを貼り終えたら組立てます。

説明書の通りにフロント、リヤそれぞれ左右のホイールを張り合わせます。

フロント、リヤそれぞれ左右のホイールを貼り合わせたら塗装していきます。

先ずスポーク部分にメタルプライマー塗布し、全体をグロスブラックで塗装します。

グロスブラックを塗装したらリムを両サイドから被せるように組付けます。

リムの組み付けが終わったら全体をジュラルミンシルバーで塗装し乾燥させます。

タイヤを履かせてホイールの組み立ては完了です。

1-3.Montaggio motore:エンジンの組み立て

エンジンの組み立てに入ります。

シリンダーブロックとクランケースを組み立てます。

シリンダーブロックは前後があるので注意します。

つづけてシリンダーヘッド、ベベルギヤケースを組み立てます。

シリンダーヘッドをシリンダーブロックに取り付け、ベベルギヤケース共にグロスブラックで塗装します。

エンジン本体はアルミシルバーにライトグレーを少し混ぜたものを塗装し、半光沢クリヤーでコートします。

乾いたらエナメルのブラックを薄めて全体にサッと筆で塗り付け、直後にざっと拭き取ります。

そのあとクリヤオレンジを薄めてクランケース下部に軽く吹きつけておきます。

ベベルギヤケースはセミグロスブラックで塗装したあと、半光沢のクリアでコートしボルト部分をエナメルのシルバーで差してエンジン本体に取り付けます。

次はキャブレター、クランケースカバー、ギヤトレインを組み立てます。

キャブレターは前方側をパーツ№.4-20と2-43、45、後方側をパーツ№.4-19と2-42、44で組みグロスブラックで塗装したあとアルミシルバーで塗装し、艶消しのクリヤーでコートします。

最後にエナメルのブラックを10倍程度に薄めてササっと筆塗しておきます。

クランケースカバーはグロスブラックで塗装したあとロゴの書いてある部分を残してマスキングをし、ジュラルミンシルバーで塗装します。

塗装が乾いたら半光沢のクリアでコートし、仕上げにロゴの部分に墨入れブラックを差します。

各々エンジン本体に取り付けます。

1-4.Assemblaggio del telaio:フレームの組み立て

フレームを組み立てます。

№.5-21に№.5-7を取り付け、№.5-34と35で挟むように接着し、サーフェーサーを吹きつけて下地を整え全体をグロスブラックで塗装します。

フェンダーは塗装してからフレームに取り付けます。

サーフェーサーで下地を整えたらボディと同じ色で塗装し光沢クリヤーでコートします。

ボディカラーは初めMr.カラーのキャラクターイエローを使用しましたが、薄い感じがしたのでタミヤのキャメルイエローを使用しました。

フェンダーは前方の突起をフレームの間に挟むように入れ、後ろ側はフレームのエンド部分の突起に差し込み固定します。

この時フレームエンドの突起が簡単に折れてしまい固定が上手くできなくなってしまいました。

そこでフレームの突起があったところにピンバイスで穴をあけ真鍮の棒を切って差し込みフェンダーを固定することにしました。(写真の赤く〇した部分)

折れやすいので初めからこの方法で対策しておいた方がいいかも知れません。

№.2-31ホーンはグロスブラック⇒ジュラルミンシルバーの順で塗装し、墨入れブラックを差して№.5-7に取り付けます。

ということで、ちょっと長くなってしまったので1回目の作業はここで終わりにして、塗装のレシピと今回のポイントを紹介して締めたいと思います。

1-5.塗装レシピ

主なパーツに使用したカラーを塗装した順番で記載しています。

※筆塗りと書いているもの以外は全てエアブラシ、またはスプレー缶を使用しています。

ホイール

  • ①タミヤTSー14ブラック
  • ②GSIクレオスSM208スーパージュラルミン

エンジン

  • ①タミヤTSー14ブラック
  • ②タミヤLPー70アルミシルバー + LPー34ライトグレー(5:1)
  • ③GSIクレオスMr.スーパークリア半光沢
  • ④タミヤ墨入れ塗料 ブラック
  • ⑤タミヤⅩー26クリヤオレンジ(エナメル)

ベベルギヤケース

  • ①タミヤLP-5セミグロスブラック
  • ②GSIクレオスMr.スーパークリア半光沢
  • ③ガイアノーツ ピンポイントシルバー《ボルト部分》

キャブレター

  • ①タミヤLP-1ブラック
  • ②タミヤLPー70アルミシルバー
  • ③GSIクレオスMr.スーパークリア艶消し
  • ④タミヤXー18セミグロスブラック(エナメル・10倍程度に希釈)《筆塗り》

クランクケースカバー

  • ①タミヤLP-1ブラック
  • ②GSIクレオスSM208スーパージュラルミン《名盤部分のみ》
  • ③GSIクレオスMr.スーパークリア半光沢
  • ④タミヤ墨入れ塗料 ブラック《名盤部分のみ》

フレーム

  • ①タミヤスーパーサーフェイサー
  • ②タミヤTSー14ブラック

フェンダー

  • ①タミヤスーパーサーフェイサー
  • ②タミヤTS-34キャメルイエロー
  • ③GSIクレオスMr.スーパークリア光沢

ホーン

  • ①タミヤLP-1ブラック
  • ②GSIクレオスSM208スーパージュラルミン
  • ③タミヤ墨入れ塗料 ブラック《筆塗り》

1-6.今回のポイント

今回はホイール、エンジン、フレームの組み立てまで完了しました。

ここで簡単に今回のお浚いをしておこうと思います。

先ず最初の工程、ホイールの組み立てについて、

本編でも紹介してきましたがスポークホイールはスポークの張替えをお勧めします。

地道でとても面倒な作業ですが出来上がりの満足感は格別なものになります。

特にこういった古いキットであれば気合も入りますので、そのノリでやってしまえばどうってことないです。

出来るか出来ないかではなくて、やるかやらないかの違いだけです。

エラソーにすいません。私も初めは誤ってスポークを折ってしまいやむにやまれずやることになったんですが、やってみたら時間は掛かりましたけど出来上がった時の達成感というか喜びは一入でした。

ということで、ぜひ挑戦してみてください。

次にエンジン周りですけど、古い車両なので経年で色褪せた感じを出そうと思いましてアルミ系の色でただ塗るのではなくグレイを混ぜて塗装し、仕上げにクリヤーオレンジで汚れ具合を醸し出してみました。

こういったところはプロの技には到底及びませんが、この程度でもそれなりに雰囲気が出せると思います。

今回のポイントとしてはこんなところでしょうか。

「まともに組めない!」と噂のプロター製のプラモデルでしたが、ここまでのところは大きな問題もなく進めてこれてます。

次回はエンジンのマウント、足回りの組み立てに入ります。

お楽しみに!

ありがとうございました。

次の記事:DUCATI 750Sport 製作(その2)

PROTAR 1/9 LAVERDA 750SF ’71(その3)

バーチャルプロダクション プロターラベルダ750SF’71  -2

前の記事:LAVERDA 750SF(その2)

ラベルダ750SFをバーチャルで作る❝その3❞

前回リヤショックアブソーバーの組立てまでを完了しました。

今回はフロントホークの組み立てから始めていきます。

プロター ラベルダ750SF バーチャル製作(その3)

1.Montaggio della forcella anteriore:フロントフォークの組み立て

『上からN.69インサートステムN.70、71を交差させます。

すべて接着剤なしでフレームに移植します。

スパイダーN.72を上に置き、中央の穴にねじ込みます。

スピードメーターとタコメーターを73、74、75、76番のデカールとレンズで形成します。

スパイダーの上にネジで固定し、ステムもロックします。

接着剤N.77、78、放物線N. 79とガラスを接着し、上部にN.80とキーN.81を接着し、サポートに取り付けます。

ハンドルバーNo.82にはNo.83、84とマノプルが付いており、スタンドNo. 85、86とステアリングブレーキNo.87でハウジングに接着します。』

ここではフロントホークのアッパー側をフレームに取り付け、メーター類とハンドル周りを組み立てます。

ま、ここもそれほど難しいところはないと思いますので色だけ書いておきます。

フロントホーク№.70、71と、ヘッドライト№.79、ハンドルバー№.82はガイアノーツのプレミアムミラークロームで塗装します。

下地の黒を塗る前に♯1000位のペーパーをかけ出来るだけ滑らかにしておきます。

アッパーステム№.69、72、メーターケース№.73、75はセミグロスブラック、ヘッドライトケース№.77、78はグロスブラックでそれぞれ塗装します。

図面の赤い丸印は例の軟質ゴムパーツなので使用を避けたいですね。なんせ溶けちゃうんですから・・・

ということでこの軟質ゴムパーツについては後でまとめて対策を講じたいと思います。

2.Installazione della forcella anteriore e del motore:フロントフォークとエンジンの取り付け

『N.16シースN.88、89で、ステムのスロットにネジで固定するグラフトスプリングをステムに挿入します。 スイングする必要があります。

No. 17はモーター(エンジン)アセンブリを取り、No。90、91ピンとネジでフレームに固定します。』

ここは先ず前項で取り付けたアッパー側フロントホークにアンダー側№.88、89を取り付けます。

アルミシルバーで塗装し、スプリングを挿入してビスで取り付けます。

上下に稼働するように調整します。

次はエンジンをフレームにマウントします。長いビス2本と、短いビス2本を使ってマウントしますが、長い方のビスはプラスチックなので力を入れ過ぎて折れないよう注意します。

3.Installazione del pignone e del pannello del freno:ピニオンギヤ、ブレーキパネルの取り付け

『N.18ピニオンとN.101、100をピニオンのピンに挿入し、エンジンのN. 93、ギアレバーN. 94、オイルキャップN.94ビスの上に接着します。

N. 19チェッカーラバーをリアリムに取り付け、N。95をすべてスイングアームの中央に置き、チェーンをクラウンに置き、ピンで止めます。

Noテンプル付きアンカー、No.97ブレーキレバーを取り付けます。』

18項.ギヤーカバー№.92に№.93と94を取り付け、グロスブラック⇒ジュラルミンシルバーで塗装し、半光沢のクリアでコートします。

つづいてピニオンギヤ№.100と101をギヤーカバーの裏側にに取り付けます。

19項.リヤブレーキパネル№.95はアルミシルバーで塗装してスイングアームに取り付けます。

ブレーキパーツ№.96、97はジュラルミンシルバーで塗装しブレーキパネルに取り付けます。

4.Installazione ruota anteriore:フロントホイールの取り付け

『N.20フロントリム:ゴムを取り付け、接着剤なしでN. 98、99をホイールに置き、フォークの中央に持ってきてピンで止め、ソケット付きのN.98が固定されていることを確認します。

その座席と寺院No.102とNo.0のN..99。

No.21グルーブレーキレバーNo.103とフェンダーNo.104。』

意味不明な表現が出てきましたが、問題ないでしょう。

簡単なことです。フロントホイールをブレーキパネルで挟んで取り付けるんです。

ブレーキパネルはアルミシルバーで塗装して半光沢のクリアでコートしておきます。

乾いたら墨入れブラックをササっと筆で塗っておくと奥行き感が増します。

次はフェンダーを取り付けますが、事前にプレミアムミラークロームで塗装を済ませておきます。

ブレーキパーツ№.103はジュラルミンシルバーで塗装しブレーキパネルに取り付けます。

5.Installazione di supporto e tubo di scarico:スタンドとマフラーの取り付け

『No.22イーゼルNo.105をフレーム下の穴に挿入し、ブラケットNo.106をホットアタッチします。

N.23マフラーN.107、108、109、110を接着し、パイプN. 111、112を取り付け、ヘッドとフレームに取り付けます。』

22項.メインスタンド№.105をフレーム下に取り付けます。サイドスタンド№.106はフレームの穴に通し反対側を熱したドライバーなどを充て溶かして固定します。

色はフレームと同じグロスブラックに塗装します。

マフラーは塗装する前に♯1000位のペーパーで滑らかにしておきます。サーフェーサーを吹いてグロスブラックで塗装し、プレミアムミラークロームかメッキシルバーを薄めに塗ります。

乾いたら本体に取り付けます。

6.Installazione a pedale:ペダルの取り付け

『N.24フットボードをねじ込みますN.49ビスと50ビス、ノブを挿入します。

後部のものは部品N.113、114を結合し、熱いうちに停止し、ノブを挿入してフレームに取り付け、開口部で停止部が下から来ることを確認します。

115、116番とつまみで繰り返します。

最後にクロームプラグNo.117、118を接着し、ブレーキペダルNo.119を取り付けます。』

ペダルの取り付けです。

ここは図を見ればわかるでしょう。№.113は前項にもありましたホットアタッチがあります。反対側№.115も同様です。

色は№.49と113、114、反対側115、116と117~119はジュラルミンシルバー、その他はセミグロスブラックで塗装します。

7.Installazione di piastre, serbatoi e sedili:プレート、タンク、シートの取り付け

『120番と121番を一緒に挿入し、ライト122を取り付け、スライド123を取り、塗装するか、赤いデカールを入れて取り付けます。

フェンダーに接着し、粘着性のナンバープレートを貼り付けます。

N. 124、125に参加し、キャップN. 126、タップN. 127、128を取り付け、ウォーターデカールと2つのゴム製ニーパッドをジョイントに取り付けます。

N.27サドルN.129.後者のタンクとサドルは、ワイヤーとバッテリーの組み立てが完了した後に取り付けます。 注28を参照してください。』

さて作業も大詰めを迎えてきました。最後まで気を抜かずに作品の精度を上げていきましょう。

なんて、バーチャルですけど・・・

てなわけでここでの最初の仕事はリヤプレートの取り付けです。

№.120と121を組み立て、そこに№.122とクリア部品のテールレンズを付けるんですが、テールレンズは赤く塗るかデカールを貼ると説明書では言ってます。

ま、ここはクリヤーレッドで塗ることにします。

№.120はセミグロスブラックで塗装し、ナンバープレートをシールで貼り付けます。

次はタンクを組み立てます。

合わせ目がこんな感じなんで埋めて、研いでして綺麗にならしていきます。

色はサイドカバーと同様にイタリアンレッドで塗装します。

下地処理を入念にしたらオキサイドレッドのサーフェーサーを吹いてイタリアンレッドで塗装します。

2回~3回重ね塗りしてよく乾燥させtからデカールを貼ります。

このデカールは擦り付けるタイプなので間違えるとやり直しが厳しいです。

なので慎重に位置を確認して擦り付けます。

貼り方は次項で説明します。

上手くデカールが貼れたら光沢のクリアを厚めに塗って1週間ほど乾かします。

ここは焦らず辛抱しましょう。表面が乾いたように見えても掴むと指紋が付いたりしますので、指紋が付いたら出直しです。気を付けましょう。

その後は♯1000位のペーパーで下地を削らないように注意して研ぎ出しを2~3回します。

最後はコンパウンドで磨きをかけて洗い流して完了です。

タンクの塗装が終わったら給油キャップ、ニーパッドを取り付けます。

ニーパッドは例のゴム製品です。付けない仕様もあるようなのでここは無難にいこうと思います。

シートはセミグロスブラックで塗装し、半光沢のクリアでコートしておきます。

8.Applicazione delle decalco a secco:ドライデカールアプリケーション

『① 保護紙をはがし、転写する対象物をカットしてください

② 被写体を装飾する面に近づけて、理想的な位置を探します。

③ 正しい位置を確認し、合格しました。 軽く押して、転写する部分全体に鉛筆を置きます。

④ マスターシートを持ち上げて、指で押します。 転写された表面にしっかりと付着させ、あらゆるプレゲッタチャーを修正します。』

デカールの貼り方はいいですよね。

正しい位置を確認し、合格したら擦ればいいんです。

失敗は許されませんけど・・・

9.Installazione di tubo in vinile:ビニールパイプの取り付け

本編最後の工程はビニールパイプの接続です。

図面を参考に繋いでください。但しキットに付属のフニャフニャゴムパーツは使わないでください。

タミヤで発売しているビニールパイプなどを買って代替しましょう。

でないと、数年後悲惨な状況になりかねませんから・・・

最終回 まとめ

まともに組めないと異名を持つプロター

今回2回目ということでラベルダの750SFのキットをバーチャル体験してきました。

いかがでしたか?

益々まともに組めんと嫌悪感を抱きましたか? それともなんだか知らないけれどウキウキのワクワクで達成感を得てしまいましたか?

あなたに覚悟があればなんだって自由なんです。

ということで、次回はイギリスの名車AJSのバーチャルプロダクション展開していきます。

お楽しみに・・・

ありがとうございました。

PROTAR 1/9 LAVERDA 750SF ’71(その2)

バーチャルプロダクション プロターラベルダ750SF’71  -2

前回記事:LAVERDA 750SF(その1)

ラベルダ750SFをバーチャルで作る❝その2❞

前回ホイールの組立てまでを完了しました。

今回はエンジンの組み立てから始めていきます。

プロター ラベルダ750SF バーチャル製作(その2)

1.Montaggio del basamento:クランケースの組み立て

『エンジン。 カーター(クランクケース)N.9,10はそれらを一緒に接着します。

シリンダーNo.11、12を形成し、クランクケースに接着します。

ヘッド:ピースNo. 13、No。14、15、16、17、18の周りに接着剤、図を参照、タイミングカバーNo. 19、19ビス。』

先ずは図面の1番でクランケースを組み立てます。

2番でシリンダーブロックを組み立てる。

3番でシリンダーヘッドを組み立てる。てな感じ

タイミングカバーは次の項で出てきます。

2.Installazione del blocco cilindri:シリンダーブロックの取り付け

『キャンドルN.20、21、それぞれ4cmの赤い糸が付いています。

ピースNo.22、23をモーターに接着します。

ハウジングに24、25、26番の接着剤でダイナモを形成します。

27、28、29番のスターターモーターをハウジングに接着します。』

ここでは先にシリンダーブロックとクランケースを固定し、塗装します。

塗色はグロスブラック⇒アルミシルバーの順で塗装して、艶消しクリヤーでコートしてエナメルのブラックを薄めて全体にサッと筆塗りしておきます。

それあとシリンダーヘッドにプラグ 20 と 21 を取り付けます。

それぞれ赤い糸が付いてるということですが見当たりません。多分プラグコードを赤いチューブかなんかで付けろと言ってるんじゃないかと思いきや、そんな色のチューブは見当たらないし、実車の写真を見たらコードは黒でした。

プラグを取り付けたら19番のケースカバーをグロスブラック⇒ジュラルミンシルバーで塗装して半光沢のクリアでコート、よく乾燥させてクランケースに取り付けます。

ダイナモ、スターターモーターはグロスブラック⇒ジュラルミンシルバーで塗装して取り付けます。

3.Installazione carburatore:キャブレターの取り付け

『No. 30、31、32、33でキャブレターを形成します。

34、35、36、37番でもう一方を繰り返します。

それらをヘッドに取り付けます。図を参照してください。

キャップN.38、39、40、41を接着します。

リングナットN.42、43、オイルキャップN. 44を接着し、キャブレターにそれぞれ5cmの黒いワイヤーを取り付けます。図を参照してください。』

ここはちょっと細かい。

キャブレターは№33のエアファンネルを除いて組み立て、グロスブラック⇒アルミシルバーで塗装します。

半光沢のクリアでコートしてエナメルのブラックを薄めて筆塗りしておきます。

エアファンネルはグロスブラック⇒メッキシルバー等で塗装してキャブレター本体に取り付けます。

№.38、39、40、41はグロスブラック⇒メッキシルバー等で塗装しエンジン本体に取り付け、№.42、43、の排気管ジョイント部はグロスブラック⇒ジュラルミンシルバーで塗装、半光沢のクリアでコートして墨入れブラックをフィンの間に差してエンジンに取り付けます。

4.Assemblaggio del telaio:フレームの組み立て

『No. 45、46を接着します。サポートNo.46ビスを挿入します。

フレームの半分のN.47の穴に取り付け、残りの半分のN.45ビスで閉じます。

コイルNo.48、49を穴に接着し、エプロンNo. 50をフレームに接着し、ピースNo. 51、52でネジで閉じます。

レバーNo.48ビスを接着し、フェンダーNo. 53を後ろから挿入し、フェンダーの2つの穴がフレームに固定できる位置になるまで、サポート上でスライドさせます。

バッタNo.54をかみ合わせ、熱くなったら止めます。

部品番号55、56、キャップ番号57、端子番号58でバッテリーを形成します(ただし、最後に挿入します)。』

フレームの組み立てに入ります。

翻訳文の前半は意味が分かりにくいですが、フレームの片側№.45と反対側№.47の間に№.46を挟んで接着します。

上の写真で№.46が両フレームの矢印の箇所にある穴に入れ挟み込みます。

フレームはグロスブラックで塗装し、イグニッションコイル№.48、49はフラットブラックで塗装後フレーム本体に取り付けます。

サイドカバーはイタリアンレッドで塗ることにします。

作る方のお好みでって感じですけど、純正では他にグリーン、ブルー、オレンジなんかがあったようです。

で、赤で塗装する場合は下地にタミヤのファインサーフェイサー(オキサイドレッド)を塗ります。

赤は隠蔽力が弱いので下地の色に影響されやすいです。発色をよくするためにもこのオキサイドレッドのサーフェーサーを塗っておきましょう。

サーフェーサーで下地の処理をしたらイタリアンレッドで塗装します。乾燥したら光沢のクリアでコートしてよ~く乾燥させます。

塗装が済んだらフレームにビスで固定し、セパレーター(№.50)を両サイドのカバーで挟むように組み込みます。

フェンダーはグロスブラックで塗装し、ガイアノーツのプレミアムミラークロームで薄っすらと塗装します。

フレームへの取り付けは№.54を前方の穴に通して固定します。

バッテリーは№.55と56を接着してセミグロスブラックで塗装します。

セルのキャップ(№.57)もパーツ化されています。実に細かい。

探すのに苦労しました。タンクなんかと同じセクションにいました。

で、このキャップは赤で塗装します。

端子(№58)はガンメタルで塗装しキャップと合わせて取り付けます。その後、フレーム本体に取り付けます。

5.Montaggio braccio oscillante:スイングアームの組み立て

『ピースN.59、60を平行に保ちながら結合します。

チェーンを挿入し、スイングを調整してピンでフレームに固定します。』

スイングアーム№59と60を組み立て、フレーム本体と同じグロスブラックで塗装します。

チェーンは例の軟質ゴムパーツで何れ接触するパーツを溶かしてしましますので使用は避けたいところですが、代替のパーツが見当つからないのでスプロケット側に手を加えることにしてこのまま使用することにします。

塗装はジュラルミンシルバー、乾いたら墨入れブラックを筆塗りして明暗をつけておきます。

塗装が終わったらスイングアームに通して図面のビスでフレームに取り付けます。

6.Montaggio dell’ammortizzatore:ショックアブソーバーの組み立て

『ピースM.61、62を結合し、スプリングを挿入してN. 63をかみ合わせ、フレームの上部とスイングアームの下の部分に取り付け、同時にケーシングN.64を固定します。

図Nを参照してください。

14、それを前部に接着し、その下にもう一方のハーフクランクケースN.65を取り付けます。

もう1つのショックはNo.66、67、スプリング、No.68です。』

ここは図面と翻訳文で行けるでしょう。

色だけ書いておくと、№.63、68はジュラルミンシルバー、№.64、65はプレミアムミラークロームで塗装します。何れも下地にグロスブラックを塗っておきます。

スプリングはメタルプライマーを塗ってからグロスブラックで塗装します。

今回のまとめ

今回はエンジン、フレームとリヤの足回りを作ってきました。

エンジンはパラレルツインでイタ車にしてはオーソドックスなレイアウトですよね。

イタ車といえばドゥカティのL型とかモトグッチの縦置きVTwinなどが兎に角印象的で、ラベルダは以前イギリス車かと思ってました。

ま、そんな訳で車両自体はイギリス車にも見えたりするんですが、このイタリアはプロターのキットは例えバーチャルプロダクションであっても感動と失望を同時に味わえるユニークな存在であると同時に、大人であり子供であるという懐の深い存在なんだなと改めて思うのでありました。

なんか〆の言葉っぽくなってきてますが、未だ次回も続きますよ。

次回はフロントホークの組み立てからです。お楽しみに・・・・

次の記事:LAVERDA 750SF(その3)

PROTAR 1/9 LAVERDA 750SF ’71(その1)

バーチャルプロダクション プロターラベルダ750SF’71  -1

高価な絶版プラモデルを恰も買って作ってる気分になれるバーチャルプロダクション。

プロターシリーズの第2弾はラベルダ750SFの1971年モデルを作っていきたいと思います。

第1弾と同様バーチャルなんで製作途中や完成時の写真はありませんが、今回も気分で楽しめる内容にしたいと思っています。

説明書に記載されている内容も可能な限り翻訳して掲載していきます。

ただ機械翻訳なんで意味の通じないような内容もあるかと思いますが、それはそれで面白そうなのでそのまま載せていきたいと思ってます。

因みにこの説明書は4ヵ国の言語で書かれているんですが、イタリア製なので敢えてイタリア語を翻訳してみたいと思います。

(※翻訳した内容は『青字』で記載します)

他には英語、フランス語、ドイツ語の記載がありました。

では早速始めていきたいと思います。

1.プロター ラベルダ 750の概要

箱絵に書いてある概要を翻訳してみました。

『LAVERDALAVERDALAVERDALAVERDA MOTORCYCLE-750-2シリンダー-4ストロークオーバーヘッドカムシャフト-5ギア-5ギア-油圧クラッチ-2倍速フロントブレーキ-速度:1st 74 km / h-2nd 102 km / h-3rd 140 km / h-4th 163 km/h-5日192km/h約

「24時間のオブス」で1位と2位を含む耐久レースで輝かしい結果を達成したグランドツーリングモデルの1:9スケールでの非常に忠実な再現』

前半は機能面の説明ですね。750㏄4ストロークOHC2気筒で、5段ギアボックス、油圧クラッチと2倍速フロントブレーキ搭載で、1速:74㎞~5速で約192㎞/hの速度が出たということでしょう。

2倍速フロントブレーキと訳されているのは別の言い方だとダブルエキスパンションとなっていたので、2つに拡張したとかそんな意味じゃないかと思ってます。

ドラムブレーキなのに何を2つに拡張??

ま、ここでは深入りせずに続けます。

後半の文章は何かの耐久レースで1位、2位を達成したモデルを1:9スケールで非常に忠実に再現したと言ってます。

本当なんでしょうか!?

2.プロター ラベルダ 750 内容チェック

ではキットの内容をチェックしていきます。

先ず箱ですが、ボロボロです。四隅をセロテープで補強しています。

この車両は’71年型なのでキットの発売も同じ頃だとすればもう50年前のキットということになります。

箱の原型を留めているだけで立派なもんです。

中の部品はどうでしょうか・・・

先ずこれはフロントフォークとスイングアーム、ハンドルのステムにシートなんかです。

変形や欠品は無し、合格です。

次はエンジンの部品です。こちらも問題なし。

フレームです。OK!

ハンドルバーにフェンダー、マフラーなどのメッキパーツです。

ペダルの部品みたいなのが1つ落ちていましたが他は揃っているようです。

メッキはさすがに褪せてしまっているので落として再塗装しないとダメですね。

ホイールも欠品や変形はありませんが、メッキが褪せちゃってますので先のメッキパーツ同様に再生します。

折角なんでスポークも張替えることにします。

タンクとサイドカバーです。Goo!

開封はしてませんがタイヤとサスペンション用のスプリング、ビスとゴムのチェーンが入っています。OK!

クリアパーツですね。

ヘッドライト、テールライト、メーター類のレンズと透明のパイプも入ってます。

意外と綺麗です。

デカールは前回のBMW同様擦り付けるドライタイプです。

こちらはかなりくたびれた感じですけど、使えるかな・・・

さて、出ましたプロター名物フニャフニャゴムパーツ。

ブレーキホースとかに使うパーツです。

シリーズ第1弾、1回目の時にも触れましたが、このパーツと接触したプラスチック面は溶けてしまうので要注意です。

使わないのは勿論ですが、保管時にも注意が必要です。ビニール袋に入っていても接触したものは溶けてしまいます。

なお、溶け出すまでには3年とか、長時間触れてなければ問題ないようですが、保管時は紙で包むなど対策は必要です。

最後はシートです。

って、これ軟質のゴムパーツですね、使うのやめましょう。

硬質のシートが別にあるのでそっちを使うことにします。

以上、中身のチェックでしたが古い割には部品自体に問題は見られませんでした。合格です!

内容のチェックが終わったところで早速組み立てに入っていきたいと思います。

3.プロター ラベルダ750SF バーチャル製作

バーチャル製作、説明書に沿って進めていきます。

先ずは注意書きから翻訳・・・

①注意書き

『組み立てを始める前に、薄いヤスリ、はさみ、先のとがったピンセットを用意してください。

クロームメッキされた部品は、接着される場所で慎重にこすり落とす必要があります。

接着剤はキシレンでなければなりません。』

なるほどなるほど・・・とまあ一般的なことですよね。道具をそろえなさい、メッキパーツは接着面のメッキを落としなさい、接着剤はキシレンのみですよ!

理解したところで次・・・

②Montaggio ruote:ホイールの組立て

『フロントNo.1、2、3でインターロッキングホイールを形成します。 後部の1つN.4、5、6クラウンN.7、8。』

この文章なら問題なく通じますよね。前後ホイールの組み立て自体は大したことないですが、やはり今回もスポークの張替えをしようと思います。

と、その前にメッキを落としておきましょう。

最終的にはメッキシルバー等を塗って仕上げます。綺麗な仕上がりにするためにもメッキは落としておきます。

バケツに水を入れて漂白剤を適当に混ぜてメッキパーツを入れておきます。

通常は数時間で落ちると思いますが、時々コーティングが施してあって落ちないものもあります。この場合はラッカー系のシンナーでコーティング剤を落としてから漂泊するか、シンナーだけで落ちる場合もありますので状況によって変えて頂ければと思います。

さて、メッキを落としたらスポークを張替えます。

実際やると面倒ですけどバーチャルなんで、ここをこうしてって考えるだけです。

まず使う材料を選びます。

1:9スケールなんで0.4mmのステンレス棒と、0.5mmのアルミパイプにします。計ったわけではないですがだいたいこんなもんでしょう。

シャープに見せたければ0.3mmと0.4mmの組み合わせでも良いかもしれませんね。

ま、あんまり細かいことに拘らず感性を頼りに行きましょう。馬鹿正直はならんのです。

次に取り回しを考えます。

実車の通りにするだけなんですが、何処に穴を開けるとかスポークの向きによって上か下かなどを決めなければなりません。

先ずはセンターリングの表側に穴を開けていきます。開けるのは写真赤丸の部分のみです。

表面から見た場合、青線のスポークが赤線のスポークを潜るようにしてセンターリングの内側へ入ります。一方赤線のスポークはセンターリングの表から差し込むようになるので、赤丸部分を0.4~0.5mmのピンバイスを使って穴を開けます。

裏面は写真黄色の箇所にヤスリで溝を彫ります。ステンレス棒がすっぽり収まる程度彫ります。

穴あけと溝が彫れたらステンレス棒で張り替えていきます。

全体の1/3程度既存のスポークを切り取ります。1度に全部取らないようにしましょう。位置決めができなくなり途方に暮れることになります。

先ずは赤線で表示した方をセンターリングの表面に開けた穴に差込みリムの裏側の溝に通します。

リム裏側の溝に通したら瞬間接着剤で固定し、はみ出た部分をカットします。

赤線を3本張ったら青線を交差させて3本という感じで3本ずつを交互に張替えていくと間違いも少ないと思います。

リヤホイールもフロントと同様に張替えを行います。

上の写真はスポーク張り替え実施(左)、未実施(右)の比較です。(イメージ)

今回のまとめ

スポークの張替えを終えたところで今回は終わりにしたいと思います。

つづきは【その2】で書いていきたいと思いますのでお楽しみに。

さ~て、プロターの1:9スケール ラベルダ750SFのバーチャルプロダクション、如何でしたか。

今回も凡そ半世紀前のプラモデルということで戸惑いや恐怖を感じた場面もありましたが、なんとかやって行けそうです。なんせバーチャルなんで・・・

実際に作ったらどのくらいの時間が掛かるのやら、今は考えないことにします。

ということで、また書いていきます。

ありがとうございました。

次の記事:LAVERDA 750SF(その2)

HONDA RC166 タミヤ 1/12 製作(その3)

リアルプロダクション第2弾 ホンダRC166 -3

前回記事:HONDA RC166 タミヤ 1/12 製作(その2)

RC166をつくる…3回目はハンドル周りの組み立てから始めます。

3-1.ハンドルの組立て

ハンドルは先ずパーツ№.D5をD9に取り付けます。

そのあとパーツ№.D8、D9ハンドルステーとD11、D12ハンドルレバーをグロスブラックで塗装し、ハンドルステーをアルミシルバー、ハンドルレバーをスーパージュラルミンでそれぞれ塗装します。

ハンドルステーをマスキングしてクランプ部分をグロスブラックで塗装します。ステーのエンド部分はエナメルのセミグロスブラックで塗り分けます。

パーツ№.D15アンダーステムとD19、D28をグロスブラック⇒スーパージュラルミンの順で塗装し、アンダーステムに墨入れブラックを筆塗りします。

それぞれを組み立てアンダーステムの下側にM1.6のナットを入れパーツ№.D21で塞ぐように接着します。

パーツ№.D21はグロスブラック⇒アルミシルバーの順で塗っておきます。

パーツ№.J9グリップをハンドルステーに押し込むようにして装着します。

グリップを装着したらパーツ№.D14アッパーステムとハンドル部分でフレームを挟むようにしながらM1.6×16の黒ビスを通してハンドルをフレームに固定し、パーツ№.D1を両サイドに通して取り付けます。

アッパーステムはグロスブラックで、パーツ№.D1はグロスブラック⇒スーパージュラルミンの順で塗っておきます。

3-2.メーター類の取付け

メータ部分を組み立てます。

パーツ№.D3、D22、D23をグロスブラック⇒スーパージュラルミンの順で塗装します。

D22のメーターは下側をマスキングしてフラットブラックで塗装し、乾いたらデカール⑦を貼ります。

デカールが乾いたら光沢のクリヤーでコートしておきます。

パーツ№.D24はセミグロスブラックで塗装し、サイドのボルト部分をエナメルのシルバーで差しておきます。

各々塗装が乾いたら組み立ててフレームに取り付けます。

パーツ№.D6ハンドルボスはグロスブラック⇒スーパージュラルミンの順で塗装しアッパーステムのビスを隠すように接着します。

パーツ№.D18はセミグロスブラックで塗装しハンドルボスに取り付けます。

3-3.フロントホイールの組立て

フロントホイールもリヤホイールの時と同じ要領で組立て塗装しますので、ここでは割愛します。

詳しくは第2回目の2-1項をご参照ください。

3-4.フロントホークの組立て

先ずブレーキパネルを2個作ります。左右の違いがあるので注意します。

パーツ№.D32、D33~34、D36~37をそれぞれグロスブラックで塗装します。そのあとD36~37はシルバーに、他はアルミシルバーで塗装します。

パーツ№.D32にはエッチングパーツを取り付けます。

つぎにフロントフェンダーを組み立てます。

パーツ№.A3とA4を接着し合わせ目のところを目立たなくなるまで♯1000位のペーパーをかけます。

サーフェーサーを吹いて合わせ目が目立たなければ本塗装に、まだ目立つようなら更にペーパーをかけサーフェーサーを吹いて確認します。

塗装は先ずグロスブラックで塗装し、その後アルミシルバーで2回くらい重ね塗りします。

乾燥したら光沢のクリヤーを吹いて十分乾かします。

フロントホークはアッパー側、アンダー側を共にグロスブラックで塗装し、その後アッパー側をシルバーで塗ります。

シルバーが乾燥したらオイルシールの上側をマスキングしてチタンシルバーで塗装します。

最後にアッパー側、アンダー側共に光沢のクリヤーでコートします。

十分乾燥させたらフロントホイールにタイヤを履かせ、フェンダー、ブレーキパネル、フロントホークを組付けます。

3-5.タンク・カウルの組立て

カウルを組み立てます。

パーツ№.A10~11、A16、A2、A5をカウル本体に取り付けます。

全体をグロスブラックで塗装したあと、アルミシルバーを2~3回重ね塗りします。

乾いたらデカールを貼付けます。フロントのゼッケンマークはマークセッターなどを使って凸面に馴染ませるようにして貼りますが、しわが残ってしまう場合はこの部分だけ塗ってしまった方がいいかも知れません。

実際私もしわが残ってしまったのでその部分をタッチアップしてなんとか誤魔化しましたけど、最初から塗ってしまえばそんな手間もかけずに済んだかと思います。

この辺は作る方の判断で決めてもらうのがよろしいかと思います。

デカールを貼り終えたらインレットマークを貼付け、光沢のクリヤーを少々厚めに吹いて乾燥させます。

厚めといっても垂れないように注意しましょう。垂れると厄介ですから…

乾燥は冬場だったら1週間、夏場でも4~5日はほっときましょう。表面が乾いているように見えても摘まむと指紋が付いてしまうことがありますので我慢します。

指紋が付くとこれがまた厄介ですから…

乾燥したら♯1000位のペーパーで全体を研いでいきます。研ぐといってもゴシゴシするのではなく軽く撫でるように磨いていきます。

特に角っこは塗装が剥げやすいので少し充てるだけにしておき、またデカールの貼付け面はデカールを削ってしまわないように細心の注意で行います。

ひと通り研いだら光沢のクリヤーを1回目よりも薄めに吹いて、2日置いたらまた同じように研いでもう1回クリヤーを吹きます。

今度は半日程度置いたらコンパウンドで磨きます。最初は細目、最後に仕上げ目で磨いて水洗いをします。

ここまで済んだらカウルの裏側を塗装します。

エナメルのフラットブラックで裏側全体を塗装し、表面にはみ出た部分はエナメル溶剤で拭きとります。

最後にエッチングパーツを取り付けます。

つづいて・・・

タンクとシートカウルを組み立てます。

パーツ№.A8とA9をポリキャップを入れて接着します。

このタンクとシートカウルにピンクサーフェーサーを吹き付けます。

赤で塗装する際はこのピンクサーフェーサーが欠かせません。赤は下地の色が反映しやすいので塗装が難しいのですが、これを下地に塗ると何度も重ね塗りする必要がなく発色が良くなりますので、是非使ってみてください。

次は本塗装します。ブライトレッドを薄めに2~3回吹いてよく乾燥させます。

乾燥したらデカールを貼り、光沢のクリヤーを吹いて研ぎ出しをしますが、カウルの研ぎ出しと同じように乾燥具合に気を付けて行います。

研ぎ出しを終えたらパーツ№.A7をホワイトで塗り、A6はグロスブラック⇒スーパージュラルミン、仕上げに墨入れブラックを塗り取り付けます。

シートカウルにはパーツ№.D30、D31をグロスブラック⇒スーパージュラルミンで塗装し各々取り付けます。

パーツ№.J1にインレットマークを貼り、シートカウルに取り付けます。

3-6.カウルの取り付け

スクリーンをカウル本体に取り付けます。接着はしません。はめ込むだけです。

カウル本体をM1.2×2.5のビスでフレームに取り付けます

スクリーンをカウル本体に取り付けます。接着はしません。はめ込むだけです。

カウル本体をM1.2×2.5のビスでフレームに取り付けます

3-7.オイルクーラーパイプの取り付け

オイルクーラーパイプを塗り分けます。

パーツ№.J3とJ5のジョイント部をチタンゴールドで塗り、ボルト状になっている部分をメタリックブルーで塗り分けます。

他の部分は塗装せずカウルにそれぞれ取り付けます。

パーツ№.A15とA13をグロスブラック⇒アルミシルバーで塗装し、光沢のクリヤーを吹いて2~3回研ぎ出しします。

最後に裏面をエナメルのフラットブラックで塗装しマグネット2個を瞬間接着剤で取り付けます。

3-8.フロントホークの取り付け

フロントホークをハンドルに差し込んで取り付けます。

スタンドを組み立て、セミグロスブラックで塗装します。

3-9.フューエルタンクの取り付け

最後の工程です。

タンクにビニールパイプQを取り付けキャブレターに接続しつつ、タンクをフレームに取り付けます。

シートカウルを取り付け、パーツ№.J2とエッチングパーツ⑥を瞬間接着剤で固定しタンクとシートカウルの間に挟むようにして取り付けます。

エッチングパーツの③をフレームサイドに接着して完成となります。

3-10.主なパーツの塗装レシピ(その3)

主なパーツに使用したカラーを塗装した順番で記載しています。

1)ハンドル

  • ①タミヤ TSー14ブラック
  • ②タミヤ TSー17アルミシルバー
  • ②タミヤ TSー17アルミシルバー《ハンドルステー》
  • ③GSIクレオスSM208スーパージュラルミン《ハンドルレバー》
  • ④タミヤ LPー1ブラック《クランプ部》

2)メーター

  • ①タミヤ TSー14ブラック
  • ②タミヤ TSー17アルミシルバー
  • ③タミヤ XFー1フラットブラック
  • ④ガイアノーツ ピンポイントシルバー《ボルト部》

3)フロントホーク

  • ①タミヤ TSー14ブラック
  • ②GSIクレオスSM208スーパージュラルミン
  • ③タミヤ Ⅹー32チタンシルバー

4)フロントフェンダー

  • ①タミヤ TSー14ブラック
  • ②タミヤ TSー17アルミシルバー
  • ③GSIクレオス Mr.スーパークリアー光沢

5)カウル

  • ①タミヤ TSー14ブラック
  • ②タミヤ TSー17アルミシルバー
  • ③GSIクレオス Mr.スーパークリアー光沢

6)タンク・シートカウル

  • ①タミヤ ファインサーフェイサー(ピンク)
  • ②タミヤ TSー49ブライトレッド
  • ③GSIクレオス Mr.スーパークリアー光沢

3-11.最終回ポイント・まとめ

第3回目、最終回となった今回のポイントはカウルとフューエルタンク、シートカウルの塗装でしょうかね。

ここの出来栄えが全体のイメージに大きく影響してしまいますから、綺麗に仕上げてイメージアップを図りたいところです。

何度も書いてますが、シルバー系の塗装時は黒を下地に塗ることを忘れずに実施します。

赤を塗る場合はピンクサーフェーサーを下地に塗ると発色がいいです。

クリヤーは最初だけ集めに塗ってとにかく十分乾くまで❝待つ❞です。

研ぎ出しも2~3回やるとツヤツヤになります。

見た目が大事ですから面倒でもコツコツやって素晴らしい作品に仕上げましょう。

最後にこのキット、エンジンやハンドル周り、サスペンションに前後ホイールと細かく再現されていて実に秀悦なキットです。

みなさんも是非挑戦してみてください。

と、いうことで『HONDA RC166をつくる』終わりにさせて頂きたいと思います。

ありがとうございました。

HONDA RC166 タミヤ 1/12 製作(その2)

リアルプロダクション第2弾 ホンダRC166 -2

前回記事:HONDA RC166 タミヤ 1/12 製作(その1)

RC166をつくる…2回目はリヤホイールの組み立てから始めていきたいと思います。

2-1.リヤホイールの組立て

このキットのホイールはメッキが施されています。通常メッキパーツはランナーから切り離した部分の処理をどうにかしないといけないんですが、例えばその部分を塗るとかメッキシートを張るとか、何れにしても違和感が出ます。

そこで私の場合メッキパーツは一旦メッキを落としてから切り出して、メッキシルバーなどを塗装するようにしてます。

ところがこのキットはランナーから切り離した部分が、スポークだったら接着面になってたり、リムの場合はタイヤで隠れたりと、メッキパーツの泣き所を完全に克服してしまっているのです。

とても秀悦なキットです。

でも私はいつもの癖でメッキ落としから始めたのでした。

さて、前置きが長くなってしまいましたが始めていきたいと思います。

前述したように先ずリヤホイールのメッキを落とします。

バケツに水を張り漂白剤を入れます。水4~5ℓにキャップ1~2杯ってとこでしょうか。適当にいつも混ぜてます。

この水にパーツを漬けます。このキットの場合2~3時間で落ちてたような気がします。

メッキが落ちたら水で濯いで乾かします。

メッキを落としたらランナーから丁寧に切り出します。特にスポークは細いので折れないように注意して切り出します。

切り出したら説明書をよ~くみて組み立てましょう。

接着剤は流し込みタイプを使います。

左右のホイールをクリップなどで固定してから、リムとリムの間に接着剤を流し込んで固めます。

固まったら塗装していきます。

先ずグロスブラックで塗装し、そのあとメッキシルバー等で塗装します。

以上でリヤホイールの組み立て、塗装は終わりです。

ここでフロント側もやってしまうのがいいでしょう。

思えばこの工程がこのキット最大の難所だったかもしれません。

2-2.リヤブレーキ・チェーンの組立て

リヤブレーキパネルを組み立てます。

パーツ№.D39、D40、D43をそれぞれグロスブラックで塗装します。そのあとD40はシルバーに、他はアルミシルバーで塗装します。

パーツ№.D43にエッチングパーツを取り付けます。

エッチングパーツの切り出しには専用のはさみなんかもありますが、カッターでザクっといってしまう方がいいかと思います。

ただ、切る時の勢いで何処かへ飛んで行ってしまわないように十分気を付けます。細かいパーツなので飛ばしてしまうと探し出すのに非常に苦労しますから…

無事切り出したらパーツ№.D43の曲がりに合わせて曲げ、接着面を折り曲げます。

折り曲げるのにも専用のベンダーというものがあります。

普通のペンチでもイケなくはないですが、平らに折り曲げるのにはこのエッチングベンダーが便利です。

エッチングパーツを瞬間接着剤で付けたら、他のパーツD39、D40と組付けます。

組みあがったらブレーキパネル全体に墨入れブラックをサッと塗っておきます。

チェーンは全体をグロスブラックで塗装したあと、スーパージュラルミンで塗装します。

その後、スプロケットを除いてチェーンの部分のみ筆を使って墨入れブラックを差していきます。

スプロケットはボルト部分にエナメルのコッパーを細筆を使い差すような感じで塗っておきます。

パーツ№.D42はチェーン部と同じくグロスブラック、スーパージュラルミンの順で塗装し、エナメルのグロスブラックを3倍程度に希釈して全体にサッと塗ります。

乾いたらスプロケットに取り付けます。

2-3.スイングアームの組立て

スイングアームを組み立てます。

先ずパーツ№.B15とB16を接着します。それをパーツ№.B17、B18で挟むように取付け、パーツ№.B12、B13をそれぞれ接着します。

組みあがったらグロスブラックで塗装し、乾いたらエッチングパーツ④を丁寧に折り曲げはめす。

つづいてリヤホイールにタイヤ(太い方)を履かせてチェーンとブレーキパネルで挟むように、M1.6×20のビスでスイングアームに取り付けます。

パーツ№.D7はグロスブラック⇒シルバーの順で塗装しM1.2×2.5のビスでブレーキパネルに取り付けます。

2-4.リヤサスペンションの組立て

リヤサスペンションの組み立てです。

パーツ№.D10、D13、D20をグロスブラックで塗装し、D10とD13はアルミシルバー、D20はスーパージュラルミンでそれぞれ塗装しておきます。

パーツ№.D10に瞬間接着剤を使ってシャフトを取り付け、スプリングとアジャスタ(D20)を通してD13に押し込みます。

サスペンション、スイングアームをフレーム本体に取り付けます。

スイングアームをフレームにM1.6×20の黒ビスを通して組み込みます。

スイングアームを組み込んだらサスペンションの上側をM1.2×4の黒ビスで、下側をM1.2×2.5の銀ビスで取り付けます。

パーツ№.D2はグロスブラック⇒シルバーの順で塗装し、フロントスプロケットに差し込みます。

パーツ№.E43チェーンカバーは、チタンゴールド+レッドブラウン(4:1)で塗装し、乾いたら半光沢のクリヤでコート、更に乾いたらボルト部分をエナメルのシルバーで差していきます。

ビニールパイプを差し込んでフロントスプロケット部に差し込むように取り付けます。接着はしません。

2-5.マフラーの組立て

マフラーを組み立てます。

パーツ№.E60を除いて6本全てを組み立て、セミグロスブラックで塗装します。

パーツ№.E60はグロスブラックで塗装したあと、スーパージュラルミンで塗装します。

2-6.マフラーの取付け

エンジンにマフラーを取り付けます。

パーツ№.E60を通して左右のマフラーをシリンダーブロックの排気口に差込み、中間部分をM1.2×6の黒ビスで固定します。

パーツ№.D4ブレーキペダルはグロスブラック⇒シルバーの順で塗装しフレームに取り付けます。

以上でマフラーの取り付けまで完了しました。

2-7.主なパーツの塗装レシピ(その2)

主なパーツに使用したカラーを塗装した順番で記載しています。

1)スポークホイール

  • ①タミヤ TSー14ブラック
  • ②ガイアノーツ プレミアムミラークローム

2)ブレーキパネル

  • ①タミヤ TSー14ブラック
  • ②タミヤ TSー17アルミシルバー
  • ③GSIクレオスSM208スーパージュラルミン

3)チェーン

  • ①タミヤ TSー14ブラック
  • ②ガイアノーツ プレミアムミラークローム
  • ③タミヤ墨入れブラック(筆塗り)

4)スイングアーム

  • ①タミヤ TSー14ブラック

5)サスペンション

  • ①タミヤ TSー14ブラック
  • ②タミヤ TSー17アルミシルバー
  • ③GSIクレオスSM208スーパージュラルミン

6)マフラー

  • ①タミヤLP-5セミグロスブラック
  • ②GSIクレオスSM208スーパージュラルミン《フランジのみ》

2-8.今回のポイント

第2回目のポイントは先ずホイールの組立てでしょうかね。

本文でも書いてますがスポーク部がとにかく細いので折らないように細心の注意を持って、切り出しと取り付けを行います。

また、今回はメッキを落として再塗装する方法でご紹介していますが、メッキを落とさずに組み立てる場合は、スポーク先端部分のメッキを剥がす必要がありますのでご注意ください。

あとはエッチングパーツが僅かですが出てきました。

ランナーから切り出す際はニッパーだとパーツが変形する場合があるので、カッター等でザクっと切るのがいいです。

ただカッターもあまり切り過ぎると刃がボロボロになってしまうので、彫刻刀を専用で置いておくのがいいかも知れません。

折り曲げる際は専用のエッチングベンダーが便利です。ラジオペンチなんかでも代用できなくはないですが、先端が平たくなっていないと綺麗に折れません。綺麗に曲げるならエッチングベンダーを使った方がいいでしょう。

最後はマフラーの塗装についてです。

マフラーはセミグロスブラックを塗装するだけでクリヤー等でコートしないようにします。

今回のように黒系マフラーの場合、塗料吹きっぱなしの方がリアルな感じが出ます。

こんなところでしょうか。

さて、今回はこの辺で終わりにさせて頂いて、つづきは3回目ということで書かせて頂こうかと思います。

3回目はフロント周りの組立てと、いよいよカウル類の取付けに入っていきますのでお楽しみに!

それではどうもありがとうございました。

次回の記事:HONDA RC166 タミヤ 1/12 製作(その3)

HONDA RC166 タミヤ 1/12 製作(その1)

リアルプロダクション第2弾 ホンダRC166 -1

只今からリアルプロダクションの第2弾ということで、タミヤの1/12スケールホンダRC166を作っていきたいと思います。

第1弾ではホンダNSR500の製作を行い製作過程を詳細にまとめたものをご紹介いたしましたが、大変ご好評をいただきましたので調子に乗って第2弾を計画、実行に移しました。

このキットもタミヤさんらしく精巧な出来栄えを割と簡単に味わえる内容となっています。

このRC166は1964年にイタリアGPでデビューした世界初の6気筒250㏄マシンRC165の発展型で、1966年マン島イギリスGPより参戦し、この年RC165と合わせて10戦11勝という圧倒的な強さで250㏄クラスを制覇した驚異のマシンなのですね。

で、本稿ではこの年のマン島TTレースでマイク・ヘイルウッドが乗車したゼッケン16番を作ります。

それでは早速始めていきたいと思います。

1-1.エンジンの組立て

①シリンダーブロックの組立て

先ずはシリンダーブロックを組立てます。細長いパーツを空冷エンジン特有のフィンを1段づつ重ねて組んでいくタイプです。

パーツ№.E41とE49を除いて全て組立て、グロスブラック ⇒ アルミシルバーの順で塗装します。

パーツ№.E41はコッパーで、E49はチタンゴールドとレッドブラウンを4:1で混合(※)して塗装し、各々所定の位置に取り付けます。

※この色はこの後も使うので小瓶などに纏めて用意しておくと便利です。

②クランクケースの組立て

クランクケースはパーツ№.E10、E12、E13、E31とE9を組み上げ、チタンゴールド+レッドブラウン(4:1)を塗装し、両サイドのカバー(E9)のボルト部分にエナメルのシルバーを載せる感じで塗ります。

パーツ№.E21とE30をそれぞれグロスブラック⇒スーパージュラルミンで塗装し、E30はその上に墨入れブラックをサッと塗り、乾燥したらE21と接着してからケース本体に取り付けます。

パーツ№.E44とE55をポリキャップを挟んで接着、パーツ№.E46、E50、E56、E59と共にお馴染みのチタンゴールド+レッドブラウン(4:1)で塗装して本体に取り付けます。

パーツ№.E11とE58はグロスブラック⇒アルミシルバーの順で塗装、パーツ№.E45はチタンゴールドで塗装し各々取り付けます。

全てのパーツを取り付けたら、艶消しのクリアを軽く吹いて乾燥したら、パーツ№.E46、E50のボルト部分にエナメルのシルバーを差しておきます。

1-2.シリンダーヘッド・キャブレターの組立て

①シリンダーヘッド・オイルパンの組立て

シリンダーヘッドを組み立てます。パーツ№.E27~E29、E32、E38、E39を組み立てます。

向きがあるので注意します。

つづけてパーツ№.E16、E17、E36、E37を取り付け塗装します。

グロスブラック⇒アルミシルバーの順で塗装しておきます。

パーツ№.E14、E15とE20はチタンゴールド+レッドブラウン(4:1)で塗装してからシリンダーのヘッド部分に取り付け、半光沢のクリアを吹いて乾燥したら乾燥したらカムカバーのボルト部分にエナメルのシルバーを差します。

パーツ№.E40、E47、E51、E57オイルパンは組み立ててからチタンゴールド+レッドブラウン(4:1)で塗装し、半光沢のクリアを吹いて乾燥したらオイルポンプの先端部分と各ボルト部分にエナメルのシルバーを差します。

シリンダーヘッドとオイルパンを前項で組立てたエンジン本体に取り付けます。

②キャブレターの組立て

キャブレターはパーツが細かいうえに搭載する位置も決まっているので説明書をよく見て間違えないようにしましょう。

塗装も可能な限り組立ててからやりたいところですが、塗分けが細かいので面倒ですが一つ一つ塗っていきます。

パーツ№.E2~E7をライナーから外さずにフラットアースで塗装し、艶消しのクリヤーを軽く吹いておきます。パーツ№.E48は切り出して同様の塗装をしておきます。

乾いたらライナーから切り出してエアベントジョイント部、エンジン側のジョイント部をエナメルのフラットブラックで筆塗します。

パーツ№.E61エアファンネルは切り出してから接着面を両面テープで厚紙などに張り付けて塗装します。

細かいので失くさないように注意します。

ホワイトとフラットイエローを1:1で混ぜ全体に塗装します。乾いたら半光沢クリヤーを軽く吹いておき、最後に墨入れブラックを筆でササっと塗っておきます。

パーツ№.E8とE42はグロスブラックで塗装し、その上からシルバーで塗装します。

以上が完了したら各パーツを組立てエンジン本体に取り付けます。

つづいてプラグの塗装をします。こちらも細かい部品なので切り出した後はなくさないように注意します。

パーツ№.E1をライナーから外さずにセミグロスブラックで塗装します。

次にエンジン側をシルバーで塗装します。シルバーは多少はみ出してもこの後の工程でカバーできるのでラッカー系の塗料を使って塗装します。

乾いたら中間部分にエナメルのホワイトを差すように塗り、ライナーから切り出してビニールパイプを挿入しエンジン本体に取り付けます。

ビニールパイプは1~6番ごとに決まった長さがあるので注意します。

本項最後はクラッチ部の組み立てです。

パーツ№.E53クラッチ板をチタンゴールド+レッドブラウン(4:1)で塗装します。

パーツ№.E52とE54クラッチカバーはブラックで塗装したあとシルバーで塗装し、半光沢クリヤーを吹いておきます。

乾いたら墨入れブラックをサッと塗って、エンジン本体に取り付けます。

本項は以上になります。

1-3.フレームの組立て

①フレームの組立て

フレームの組み立てはパーツ№.B8にB5を取り付けパーツ№.B1、B10と共にパーツ№.B3とB9で挟むように組み立てます。

つづいてパーツ№.B7とB11を取り付けたら全体をグロスブラックで塗装します。

次はパーツ№.B6イグニッションコイルをフラットアースで塗装し、艶消しのクリヤーを吹いて乾いたら両端の突起部分にエナメルのシルバーを塗ります。

イグニッションコイルとパーツ№.J4、J7、J8をフレーム本体に取り付けます。

パーツ№.J4、J7、J8はゴムパーツで塗装はしません。

ステップは金属パーツになっているのでエンドの部分のみセミグロスブラックで塗装します。

金属パーツだと塗装が剝がれやすいので塗装する部分にプライマーを塗るか、#1000位のペーパーを軽く当ててから塗るようにします。

ギヤーシフトはグロスブラックで塗装してからシルバーを塗装し、M1.2×6の黒ビスでステップと合わせてフレームに取り付けます。

②エンジンのマウント

今度はエンジンをフレームにマウントします。左側をM1.2×6、右側をM1.2×4の黒ビスで固定します。

エンジンをマウントしたらプラグコードをイグニッションコイルに接続します。

A~Fまでを説明書をよく見ながら間違えないように繋ぎます。

以上で、エンジンのマウントまで完了しました。

1-4.主なパーツの塗装レシピ(第1回)

主なパーツに使用したカラーを塗装した順番で記載しています。

1)シリンダーブロック

  • ①タミヤ TSー14ブラック
  • ②タミヤ TSー17アルミシルバー

2)クランクケース

  • ①タミヤ Xー31チタンゴールド+X-64レッドブラウン(4:1で混合)
  • ②GSIクレオス 半光沢クリヤー
  • ③ガイアノーツ ピンポイントシルバー《ボルト部分》

3)シリンダーヘッド・オイルパン

  • ①タミヤXー31チタンゴールド + X-64レッドブラウン(4:1で混合)
  • ②GSIクレオス半光沢クリヤー
  • ③ガイアノーツ ピンポイントシルバー《ボルト部分》

4)キャブレター

  • ①タミヤXFー52フラットアース
  • ②GSIクレオス艶消しクリヤー
  • ③タミヤXFー1フラットブラック(エナメル)

5)エアファンネル

  • ①タミヤXー2ホワイト + XF-3フラットイエロー(1:1で混合)
  • ②GSIクレオス半光沢クリヤー
  • ③タミヤ墨入れブラック(筆塗り)

6)プラグ

  • ①タミヤLP-5セミグロスブラック
  • ②GSIクレオスSM208スーパージュラルミン
  • ③タミヤXー2ホワイト(エナメル)

7)クラッチ板

  • ①タミヤXー31チタンゴールド + X-64レッドブラウン(4:1で混合)

8)クラッチカバー

  • ①タミヤLP-1ブラック
  • ②タミヤLP-70アルミシルバー
  • ③GSIクレオス半光沢クリヤー
  • ④タミヤ墨入れブラック(筆塗り)

9)フレーム

  • ①タミヤTSー14ブラック

10)イグニッションコイル

  • ①タミヤXFー52フラットアース
  • ②GSIクレオス艶消しクリヤー

1-5.今回のポイント

第1回目はエンジンをメインに作ってきましたが、細かいパーツが多く塗り分けが必要なところが多くありました。

塗り分けに関してはパーツが分かれている場合は、別々に塗装してからくっつければ難しくありませんが、一つのパーツを塗り分ける場合はマスキングをしたり、筆で塗り分けるようになります。

今回のケースで言うとプラグの塗り分けは、キャップ側がブラック、中間がホワイト、エンジン側がシルバーとなっていてしかも細かいパーツでした。

この場合は最初にブラックを全体に塗ります。細かいパーツなんでわざわざエアブラシを使わずとも筆塗りで十分だと思いますが、使う塗料はラッカー系かアクリル系にします。

次にエンジン側をシルバーに塗りますが、これもラッカー系かアクリル系の塗料を使います。

この時は白で塗る部分にはみ出してしまっても構わないので筆を使って塗っていきます。

最後は中間部分のホワイトですがエナメルの塗料を使います。失敗してもエナメル溶剤で簡単に落とすことができ、伸びが良いので細かい塗り分けには重宝します。

ちょうどこのホワイトで塗る部分はパーツの両サイドより細身になっているので、この中間辺りに細身の筆で塗料をのせるようにすると、細身の部分を流れるように伝って太くなっている所で体よく止まってくれて綺麗に塗り分けられます。

ボルトの部分なんかもエナメル塗料を使うと綺麗に仕上がると思います。何しろ失敗しても溶剤で簡単に落とせるのでやり直しが容易にできます。

但し、下地がエナメル塗料の場合はNGです。

また、アクリル塗料の場合でもシルバーなど色落ちしやすい色の場合は一緒に落としてしまうことがありますので、クリヤーで一旦コートしてから塗るようにします。

以上が、塗り分けについてでした。

その他、同じ色に塗るパーツは出来るだけ組み立ててから塗るようにするのと、細かいパーツは厚紙なんかに接着面を両面テープでとめると塗装しやすいです。

こんなところでしょうか。

つづいてはリヤホイールの組立てからになりますが、今回はここまでとさせて頂き、つづきはその2ということで書いていきたいと思います。

それではありがとうございました。

次回もお楽しみに

次回の記事:HONDA RC166 タミヤ 1/12 製作(その2)