PROTAR 1/9 LAVERDA 750SF ’71(その3)

バーチャルプロダクション プロターラベルダ750SF’71  -2

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ラベルダ750SFをバーチャルで作る❝その3❞

前回リヤショックアブソーバーの組立てまでを完了しました。

今回はフロントホークの組み立てから始めていきます。

プロター ラベルダ750SF バーチャル製作(その3)

1.Montaggio della forcella anteriore:フロントフォークの組み立て

『上からN.69インサートステムN.70、71を交差させます。

すべて接着剤なしでフレームに移植します。

スパイダーN.72を上に置き、中央の穴にねじ込みます。

スピードメーターとタコメーターを73、74、75、76番のデカールとレンズで形成します。

スパイダーの上にネジで固定し、ステムもロックします。

接着剤N.77、78、放物線N. 79とガラスを接着し、上部にN.80とキーN.81を接着し、サポートに取り付けます。

ハンドルバーNo.82にはNo.83、84とマノプルが付いており、スタンドNo. 85、86とステアリングブレーキNo.87でハウジングに接着します。』

ここではフロントホークのアッパー側をフレームに取り付け、メーター類とハンドル周りを組み立てます。

ま、ここもそれほど難しいところはないと思いますので色だけ書いておきます。

フロントホーク№.70、71と、ヘッドライト№.79、ハンドルバー№.82はガイアノーツのプレミアムミラークロームで塗装します。

下地の黒を塗る前に♯1000位のペーパーをかけ出来るだけ滑らかにしておきます。

アッパーステム№.69、72、メーターケース№.73、75はセミグロスブラック、ヘッドライトケース№.77、78はグロスブラックでそれぞれ塗装します。

図面の赤い丸印は例の軟質ゴムパーツなので使用を避けたいですね。なんせ溶けちゃうんですから・・・

ということでこの軟質ゴムパーツについては後でまとめて対策を講じたいと思います。

2.Installazione della forcella anteriore e del motore:フロントフォークとエンジンの取り付け

『N.16シースN.88、89で、ステムのスロットにネジで固定するグラフトスプリングをステムに挿入します。 スイングする必要があります。

No. 17はモーター(エンジン)アセンブリを取り、No。90、91ピンとネジでフレームに固定します。』

ここは先ず前項で取り付けたアッパー側フロントホークにアンダー側№.88、89を取り付けます。

アルミシルバーで塗装し、スプリングを挿入してビスで取り付けます。

上下に稼働するように調整します。

次はエンジンをフレームにマウントします。長いビス2本と、短いビス2本を使ってマウントしますが、長い方のビスはプラスチックなので力を入れ過ぎて折れないよう注意します。

3.Installazione del pignone e del pannello del freno:ピニオンギヤ、ブレーキパネルの取り付け

『N.18ピニオンとN.101、100をピニオンのピンに挿入し、エンジンのN. 93、ギアレバーN. 94、オイルキャップN.94ビスの上に接着します。

N. 19チェッカーラバーをリアリムに取り付け、N。95をすべてスイングアームの中央に置き、チェーンをクラウンに置き、ピンで止めます。

Noテンプル付きアンカー、No.97ブレーキレバーを取り付けます。』

18項.ギヤーカバー№.92に№.93と94を取り付け、グロスブラック⇒ジュラルミンシルバーで塗装し、半光沢のクリアでコートします。

つづいてピニオンギヤ№.100と101をギヤーカバーの裏側にに取り付けます。

19項.リヤブレーキパネル№.95はアルミシルバーで塗装してスイングアームに取り付けます。

ブレーキパーツ№.96、97はジュラルミンシルバーで塗装しブレーキパネルに取り付けます。

4.Installazione ruota anteriore:フロントホイールの取り付け

『N.20フロントリム:ゴムを取り付け、接着剤なしでN. 98、99をホイールに置き、フォークの中央に持ってきてピンで止め、ソケット付きのN.98が固定されていることを確認します。

その座席と寺院No.102とNo.0のN..99。

No.21グルーブレーキレバーNo.103とフェンダーNo.104。』

意味不明な表現が出てきましたが、問題ないでしょう。

簡単なことです。フロントホイールをブレーキパネルで挟んで取り付けるんです。

ブレーキパネルはアルミシルバーで塗装して半光沢のクリアでコートしておきます。

乾いたら墨入れブラックをササっと筆で塗っておくと奥行き感が増します。

次はフェンダーを取り付けますが、事前にプレミアムミラークロームで塗装を済ませておきます。

ブレーキパーツ№.103はジュラルミンシルバーで塗装しブレーキパネルに取り付けます。

5.Installazione di supporto e tubo di scarico:スタンドとマフラーの取り付け

『No.22イーゼルNo.105をフレーム下の穴に挿入し、ブラケットNo.106をホットアタッチします。

N.23マフラーN.107、108、109、110を接着し、パイプN. 111、112を取り付け、ヘッドとフレームに取り付けます。』

22項.メインスタンド№.105をフレーム下に取り付けます。サイドスタンド№.106はフレームの穴に通し反対側を熱したドライバーなどを充て溶かして固定します。

色はフレームと同じグロスブラックに塗装します。

マフラーは塗装する前に♯1000位のペーパーで滑らかにしておきます。サーフェーサーを吹いてグロスブラックで塗装し、プレミアムミラークロームかメッキシルバーを薄めに塗ります。

乾いたら本体に取り付けます。

6.Installazione a pedale:ペダルの取り付け

『N.24フットボードをねじ込みますN.49ビスと50ビス、ノブを挿入します。

後部のものは部品N.113、114を結合し、熱いうちに停止し、ノブを挿入してフレームに取り付け、開口部で停止部が下から来ることを確認します。

115、116番とつまみで繰り返します。

最後にクロームプラグNo.117、118を接着し、ブレーキペダルNo.119を取り付けます。』

ペダルの取り付けです。

ここは図を見ればわかるでしょう。№.113は前項にもありましたホットアタッチがあります。反対側№.115も同様です。

色は№.49と113、114、反対側115、116と117~119はジュラルミンシルバー、その他はセミグロスブラックで塗装します。

7.Installazione di piastre, serbatoi e sedili:プレート、タンク、シートの取り付け

『120番と121番を一緒に挿入し、ライト122を取り付け、スライド123を取り、塗装するか、赤いデカールを入れて取り付けます。

フェンダーに接着し、粘着性のナンバープレートを貼り付けます。

N. 124、125に参加し、キャップN. 126、タップN. 127、128を取り付け、ウォーターデカールと2つのゴム製ニーパッドをジョイントに取り付けます。

N.27サドルN.129.後者のタンクとサドルは、ワイヤーとバッテリーの組み立てが完了した後に取り付けます。 注28を参照してください。』

さて作業も大詰めを迎えてきました。最後まで気を抜かずに作品の精度を上げていきましょう。

なんて、バーチャルですけど・・・

てなわけでここでの最初の仕事はリヤプレートの取り付けです。

№.120と121を組み立て、そこに№.122とクリア部品のテールレンズを付けるんですが、テールレンズは赤く塗るかデカールを貼ると説明書では言ってます。

ま、ここはクリヤーレッドで塗ることにします。

№.120はセミグロスブラックで塗装し、ナンバープレートをシールで貼り付けます。

次はタンクを組み立てます。

合わせ目がこんな感じなんで埋めて、研いでして綺麗にならしていきます。

色はサイドカバーと同様にイタリアンレッドで塗装します。

下地処理を入念にしたらオキサイドレッドのサーフェーサーを吹いてイタリアンレッドで塗装します。

2回~3回重ね塗りしてよく乾燥させtからデカールを貼ります。

このデカールは擦り付けるタイプなので間違えるとやり直しが厳しいです。

なので慎重に位置を確認して擦り付けます。

貼り方は次項で説明します。

上手くデカールが貼れたら光沢のクリアを厚めに塗って1週間ほど乾かします。

ここは焦らず辛抱しましょう。表面が乾いたように見えても掴むと指紋が付いたりしますので、指紋が付いたら出直しです。気を付けましょう。

その後は♯1000位のペーパーで下地を削らないように注意して研ぎ出しを2~3回します。

最後はコンパウンドで磨きをかけて洗い流して完了です。

タンクの塗装が終わったら給油キャップ、ニーパッドを取り付けます。

ニーパッドは例のゴム製品です。付けない仕様もあるようなのでここは無難にいこうと思います。

シートはセミグロスブラックで塗装し、半光沢のクリアでコートしておきます。

8.Applicazione delle decalco a secco:ドライデカールアプリケーション

『① 保護紙をはがし、転写する対象物をカットしてください

② 被写体を装飾する面に近づけて、理想的な位置を探します。

③ 正しい位置を確認し、合格しました。 軽く押して、転写する部分全体に鉛筆を置きます。

④ マスターシートを持ち上げて、指で押します。 転写された表面にしっかりと付着させ、あらゆるプレゲッタチャーを修正します。』

デカールの貼り方はいいですよね。

正しい位置を確認し、合格したら擦ればいいんです。

失敗は許されませんけど・・・

9.Installazione di tubo in vinile:ビニールパイプの取り付け

本編最後の工程はビニールパイプの接続です。

図面を参考に繋いでください。但しキットに付属のフニャフニャゴムパーツは使わないでください。

タミヤで発売しているビニールパイプなどを買って代替しましょう。

でないと、数年後悲惨な状況になりかねませんから・・・

最終回 まとめ

まともに組めないと異名を持つプロター

今回2回目ということでラベルダの750SFのキットをバーチャル体験してきました。

いかがでしたか?

益々まともに組めんと嫌悪感を抱きましたか? それともなんだか知らないけれどウキウキのワクワクで達成感を得てしまいましたか?

あなたに覚悟があればなんだって自由なんです。

ということで、次回はイギリスの名車AJSのバーチャルプロダクション展開していきます。

お楽しみに・・・

ありがとうございました。

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