バーチャルプロダクション第5弾 BMWのプアなプラモデル
高価な絶版プラモデルを恰も買って作ってる気分になれるバーチャルプロダクションですが、今回はちと違います。
全然高価ではありません。
絶版には違いありませんが、これなんかのおまけ?!って感じのプアなプラモデルです。
昔、プラモデルフーセンガムとかBIG-1ガムってのがあって、おまけにプラモデルがついてたんですが、そんな食玩レベルのプラモデルを2点、2回に分けて紹介します。
何れも海外製で珍しいとは思います。
1回目はコレ
プアキット№1. BMW R100 RS
箱絵の表側です。
画は一応BMW R100RSですね。特徴的なボクサーエンジンが描かれていますから。
ただこの図柄だけだと車名と乗員付ということしかわかりませんね・・・
乗員付きと表記されているのは英語、イタリア語、フランス語、ドイツ語の4カ国語です。
値札が貼ってあって中国語のようですが、$表示なので恐らく香港で売られていたものではないかと思います。
では裏側を見てみましょう。
裏側は組み立て説明書になっていますね。
昭和の時代には100円で買えるプラモデルなんてのが結構ありまして、こんな風に箱に組立て説明が描いてあったりしました。
一番上の段に「GRISONI S.p.A. ZOLA PREDOSA (BOLOGNA) ITALIA」と書いてあります。
例によって機械翻訳してみたら最後の”イタリア”しか翻訳されませんでした。
少し調べてみると、ZOLA PREDOSA(ゾラ・プレドーサ)というボローニャにある?あった??おもちゃメーカーの製品のようです。
こんなおもちゃを作ってたみたいです。
他には英語、イタリア語、フランス語、なぜかオランダ語で組立図と書いてあるだけです。
スケールはわかりません。
モノの大きさからして1/20~1/24てとこでしょうか。
側面も見てみましょう。
ここには英語で『安全基準に準拠』、イタリア語は『18.2の法律46。 1983Art。1』なんのこっちゃ!、フランス語では『輸入者が保証する安全基準の遵守』とあります。
まあ安全基準を満たしてますよ!ということですね。イタリア語の記述は条項と施行された年月日ですかね。
もう一方の側面には注意書きがありました。
『注意:3歳未満の子供には適していません』
ということなんで、小さなお子様のいる方は注意しましょう。
ではこのキットの中身を見ていきましょう。
これがキットの全てです。
一回の撮影で済むから楽だな~
一応色分けがしてあるんですね。
左上から一つ一つ見ていきましょうか。
まず青いパーツはフロントカウルですね。確かにR100RSのものですよ。
その右緑色のパーツはタンクとエンジン、フレーム、リヤフェンダーが一体となっているもの、それとハンドルですね。フ~~ン…
更に右行くと赤いパーツでフロントホークにシートですね。メインスタンドもあります。
下行って左の薄茶のパーツはシリンダー部分とマフラーですね。
BMW伝統のボクサーツインがしっかりと再現されてます。
その右の黒い真ん丸はライダーの頭部、ヘルメットです。
その下はホイールとタイヤです。タイヤはしっかりゴムパーツで出来ています。本格的!
一番右の赤いパーツはライダーフィギュアですね。胴体と腕、足は膝から上と下がわかれています。
こんな感じで部品の数は20点です。5分もあれば完成しますよ。
敢えて色は塗らずに行きましょう。その方がこいつの存在感が際立ってくると思いますので…
ではちゃっちゃと組み立てちゃいましょうかね…
説明図を拡大して載せときます。
数字が振ってあるのでその順番通りに組み立てていきます。
って1番がないではないですか!どこから始めればいいんでしょう・・・
ま、2番から行きますか。ホイールにタイヤをはめ込みます。
そしたらフロントホークにハンドルを付けて、タンクとシートをフレームに固定します。
つづいてカウルをフロントホークに潜らす感じで取り付けます。
シリンダー・マフラーをエンジンに取り付け、メインスタンドをはめ込みます。
前後のホイールを組み込んで、最後にライダーフィギュアを組み立てて、バイクに乗せれば、もう出来ちゃった。
あとはコロコロして遊んでもよし、飾って眺めるもよし、楽しいひと時をありがとうって感じですな。
私が子供の頃にはこんなのそこらじゅうで売ってたんですけどね…
懐かしい思いに浸ることができました・・・
それでは今回もありがとうございました。
次回もBMWです。お楽しみに!