リアルプロダクション第2弾 ホンダRC166 -2
前回記事:HONDA RC166 タミヤ 1/12 製作(その1)
RC166をつくる…2回目はリヤホイールの組み立てから始めていきたいと思います。
2-1.リヤホイールの組立て

このキットのホイールはメッキが施されています。通常メッキパーツはランナーから切り離した部分の処理をどうにかしないといけないんですが、例えばその部分を塗るとかメッキシートを張るとか、何れにしても違和感が出ます。
そこで私の場合メッキパーツは一旦メッキを落としてから切り出して、メッキシルバーなどを塗装するようにしてます。
ところがこのキットはランナーから切り離した部分が、スポークだったら接着面になってたり、リムの場合はタイヤで隠れたりと、メッキパーツの泣き所を完全に克服してしまっているのです。

とても秀悦なキットです。
でも私はいつもの癖でメッキ落としから始めたのでした。
さて、前置きが長くなってしまいましたが始めていきたいと思います。
前述したように先ずリヤホイールのメッキを落とします。
バケツに水を張り漂白剤を入れます。水4~5ℓにキャップ1~2杯ってとこでしょうか。適当にいつも混ぜてます。
この水にパーツを漬けます。このキットの場合2~3時間で落ちてたような気がします。
メッキが落ちたら水で濯いで乾かします。

メッキを落としたらランナーから丁寧に切り出します。特にスポークは細いので折れないように注意して切り出します。
切り出したら説明書をよ~くみて組み立てましょう。
接着剤は流し込みタイプを使います。
左右のホイールをクリップなどで固定してから、リムとリムの間に接着剤を流し込んで固めます。

固まったら塗装していきます。
先ずグロスブラックで塗装し、そのあとメッキシルバー等で塗装します。

以上でリヤホイールの組み立て、塗装は終わりです。
ここでフロント側もやってしまうのがいいでしょう。
思えばこの工程がこのキット最大の難所だったかもしれません。
2-2.リヤブレーキ・チェーンの組立て

リヤブレーキパネルを組み立てます。
パーツ№.D39、D40、D43をそれぞれグロスブラックで塗装します。そのあとD40はシルバーに、他はアルミシルバーで塗装します。
パーツ№.D43にエッチングパーツを取り付けます。
エッチングパーツの切り出しには専用のはさみなんかもありますが、カッターでザクっといってしまう方がいいかと思います。
ただ、切る時の勢いで何処かへ飛んで行ってしまわないように十分気を付けます。細かいパーツなので飛ばしてしまうと探し出すのに非常に苦労しますから…
無事切り出したらパーツ№.D43の曲がりに合わせて曲げ、接着面を折り曲げます。
折り曲げるのにも専用のベンダーというものがあります。
普通のペンチでもイケなくはないですが、平らに折り曲げるのにはこのエッチングベンダーが便利です。
エッチングパーツを瞬間接着剤で付けたら、他のパーツD39、D40と組付けます。
組みあがったらブレーキパネル全体に墨入れブラックをサッと塗っておきます。
チェーンは全体をグロスブラックで塗装したあと、スーパージュラルミンで塗装します。
その後、スプロケットを除いてチェーンの部分のみ筆を使って墨入れブラックを差していきます。
スプロケットはボルト部分にエナメルのコッパーを細筆を使い差すような感じで塗っておきます。
パーツ№.D42はチェーン部と同じくグロスブラック、スーパージュラルミンの順で塗装し、エナメルのグロスブラックを3倍程度に希釈して全体にサッと塗ります。
乾いたらスプロケットに取り付けます。
2-3.スイングアームの組立て

スイングアームを組み立てます。
先ずパーツ№.B15とB16を接着します。それをパーツ№.B17、B18で挟むように取付け、パーツ№.B12、B13をそれぞれ接着します。
組みあがったらグロスブラックで塗装し、乾いたらエッチングパーツ④を丁寧に折り曲げはめす。
つづいてリヤホイールにタイヤ(太い方)を履かせてチェーンとブレーキパネルで挟むように、M1.6×20のビスでスイングアームに取り付けます。
パーツ№.D7はグロスブラック⇒シルバーの順で塗装しM1.2×2.5のビスでブレーキパネルに取り付けます。

2-4.リヤサスペンションの組立て

リヤサスペンションの組み立てです。
パーツ№.D10、D13、D20をグロスブラックで塗装し、D10とD13はアルミシルバー、D20はスーパージュラルミンでそれぞれ塗装しておきます。
パーツ№.D10に瞬間接着剤を使ってシャフトを取り付け、スプリングとアジャスタ(D20)を通してD13に押し込みます。

サスペンション、スイングアームをフレーム本体に取り付けます。
スイングアームをフレームにM1.6×20の黒ビスを通して組み込みます。
スイングアームを組み込んだらサスペンションの上側をM1.2×4の黒ビスで、下側をM1.2×2.5の銀ビスで取り付けます。
パーツ№.D2はグロスブラック⇒シルバーの順で塗装し、フロントスプロケットに差し込みます。
パーツ№.E43チェーンカバーは、チタンゴールド+レッドブラウン(4:1)で塗装し、乾いたら半光沢のクリヤでコート、更に乾いたらボルト部分をエナメルのシルバーで差していきます。
ビニールパイプを差し込んでフロントスプロケット部に差し込むように取り付けます。接着はしません。


2-5.マフラーの組立て

マフラーを組み立てます。
パーツ№.E60を除いて6本全てを組み立て、セミグロスブラックで塗装します。
パーツ№.E60はグロスブラックで塗装したあと、スーパージュラルミンで塗装します。

2-6.マフラーの取付け

エンジンにマフラーを取り付けます。
パーツ№.E60を通して左右のマフラーをシリンダーブロックの排気口に差込み、中間部分をM1.2×6の黒ビスで固定します。
パーツ№.D4ブレーキペダルはグロスブラック⇒シルバーの順で塗装しフレームに取り付けます。
以上でマフラーの取り付けまで完了しました。


2-7.主なパーツの塗装レシピ(その2)
主なパーツに使用したカラーを塗装した順番で記載しています。
1)スポークホイール
- ①タミヤ TSー14ブラック
- ②ガイアノーツ プレミアムミラークローム
2)ブレーキパネル
- ①タミヤ TSー14ブラック
- ②タミヤ TSー17アルミシルバー
- ③GSIクレオスSM208スーパージュラルミン
3)チェーン
- ①タミヤ TSー14ブラック
- ②ガイアノーツ プレミアムミラークローム
- ③タミヤ墨入れブラック(筆塗り)
4)スイングアーム
- ①タミヤ TSー14ブラック
5)サスペンション
- ①タミヤ TSー14ブラック
- ②タミヤ TSー17アルミシルバー
- ③GSIクレオスSM208スーパージュラルミン
6)マフラー
- ①タミヤLP-5セミグロスブラック
- ②GSIクレオスSM208スーパージュラルミン《フランジのみ》
2-8.今回のポイント
第2回目のポイントは先ずホイールの組立てでしょうかね。
本文でも書いてますがスポーク部がとにかく細いので折らないように細心の注意を持って、切り出しと取り付けを行います。
また、今回はメッキを落として再塗装する方法でご紹介していますが、メッキを落とさずに組み立てる場合は、スポーク先端部分のメッキを剥がす必要がありますのでご注意ください。
あとはエッチングパーツが僅かですが出てきました。
ランナーから切り出す際はニッパーだとパーツが変形する場合があるので、カッター等でザクっと切るのがいいです。
ただカッターもあまり切り過ぎると刃がボロボロになってしまうので、彫刻刀を専用で置いておくのがいいかも知れません。
折り曲げる際は専用のエッチングベンダーが便利です。ラジオペンチなんかでも代用できなくはないですが、先端が平たくなっていないと綺麗に折れません。綺麗に曲げるならエッチングベンダーを使った方がいいでしょう。
最後はマフラーの塗装についてです。
マフラーはセミグロスブラックを塗装するだけでクリヤー等でコートしないようにします。
今回のように黒系マフラーの場合、塗料吹きっぱなしの方がリアルな感じが出ます。
こんなところでしょうか。
さて、今回はこの辺で終わりにさせて頂いて、つづきは3回目ということで書かせて頂こうかと思います。
3回目はフロント周りの組立てと、いよいよカウル類の取付けに入っていきますのでお楽しみに!
それではどうもありがとうございました。