バーチャルプロダクション プロターBMW500サイドカー -2
前回の記事:PROTAR 1/9 BMW 500 SIDECAR(その1)
BMWのサイドカーをバーチャルで作る ❝その2❞ はじめて行きたいと思います。
前回はホイールの組み立てまでを行いましたが、今回はフロントショックアセンブリの組み立てから始めていきます。
プロターBMWサイドカーキットバーチャル制作(その2)
前回と同じく説明文の項番順に進めていきます。
1.MONTAGGIO AMMORTIZZATORI ANTERIORI:フロントショックアセンブリ
『黒いブッシュNo.1と黒いピンNo.2を頭で取り、小さい方の部分を大きい方からブッシュの穴に挿入します。
ピンは、反対側から出ることなく完全にスライドする必要があります。
ピンを釘で穴に押し込み、黒いピースNo.3を内部インターロックで接着します。
ショックアブソーバーにロングスプリングを挿入し、ブラックピースNo.4をチューブに接着して接着します。
I No. 5、6、7、8、黒のもう一方のショックアブソーバーで繰り返します。』
フロント側ショックを組立てます。
説明書の図の掲載順がなぜか文章の順番と違ってるんですが、気にしないことにしました。
塗色の指示は無いので実車を見て・・・と思ったら実車の写真が見つかりません。似たようなのとこのキットの完成写真しか出てこないのでこうします。
部品の№1~4と5~8をグロスブラックで塗装してから、1と5はメッキシルバーで塗装、3.4と7.8はジュラルミンシルバーに塗ります。
2と6は筒の中に隠れてしまうし、摺動部なので寧ろ塗らない方がいいかも知れません。
塗装が済んだら組み立てます。
右側から行くと、先ず 1⃣ の筒の中に 2⃣ を通します。2⃣ はそのまま先端を 3⃣ と接着させます。
そこにスプリングを通して 4⃣ を 1⃣ の上部に接着します。
以上です。左側も同様に組立てます。
組立て自体は大したことなさそうですが、なにせ成型が良くないので調整やら、苦労が絶えないって感じです。
まあ、これがプロターの楽しみ方ですんで・・・
2.MONTAGGIO AMMORTIZZATORI POSTERIORI:リアショックアセンブリ
『リアショックアブソーバーのシステムは、フロントショックアブソーバーと同じです。
短いバネで、前のピンと同じように、黒いピースNo.9にあるピンを接着します。
ピンに釘を押し付け、短いバネを挿入して、黒のピースNo. 10にあるピンを、かみ合わせたピンの中央の穴に接着し、ブッシュに黒のピースNo.11を接着します。のり。
もう一方のリアショックアブソーバーは、No。2(クローム)、12、13、14、15(ブラック)を使用して乾燥させます。
注意:ショックアブソーバーは滑り落ちずに機能する必要があります。』
今度はリヤのショックを組み立てます。ここも図の赤枠部分だけをつくる工程です。
部品はフロントと違いメッキパーツで構成されています。スプリングは短い方を使います。
あとは図と、翻訳分で難なくクリアー出来るでしょう。
リヤもフロント同様可動するので摺動部となる9番部品は塗装せず滑らかにしておかないといかんですな。
塗色はフロントと似たパターンで部品1.10.11をグロスブラックで塗装し、1はメッキシルバー、10.11はジュラルミンシルバーで塗ることにします。
3.MONTAGGIO TELALO NERO:ブラックフレームアセンブリ
『ブラックフレームシードNo.16と17をキシレンで結合し、フロントシャフトにネジを取り付けます。
(フロントシャフトにネジ。何処のことでしょうか・・・)
後部から、黒いフェンダーNo. 18をサポートに挿入し、スライドさせます。
サドルを取り付け、黒いサドルM.19の下のピンがマッドガードの穴に収まっていることを確認します。
乾かします。』
今度はフレームの組立てになりますがこの辺から説明文の項番と図面の参照先がよくわからなくなってきました。
図面のサドルとフェンダーを付ける場面で既にエンジンが乗ってるんすけど、、、未だ組み立ててないのに…
塗色はフェンダーをグロスブラック、サドルはダークなブラウンで塗っときます。
次いきます。
4.MONTAGGIO FORCELLONE:スイングアームアセンブリ
『黒いピースNo.20と21を接着して、それらを十分に平行に保ちながらスイングアームを形成します。
短いステムに、図のようにカルダンN. 22の灰色のトランスミッションユニットを取り付けます。
図のようにショックアブソーバーのアタッチメントを上に向けて、リアフレームの中央にすべてを挿入し、クロームメッキのピンで止めます。
N.3とクロームナットN.4ネジを使用して、リアショックアブソーバーをスイングアームとフレームに取り付けます。』
ここではスイングアームをフレームに組み込んで、先に作ったリヤショックを取り付けるっていう作業をします。
塗装はフレームとスイングアーム・シャフトドライブはグロスブラックでいいですよねぇ。
あとはカルダンのトランスミッションユニットをグロスブラック⇒アルミシルバーの順で塗って、半光沢のクリアでコートしたらエナメルのブラックを薄めて塗っとく感じでいきましょう。
あとは組み込みがすんなり往くかですが、ピンのとめる位置とか穴のサイズとか色々調整させられるんだろうな~
って、それがプロターの醍醐味だってさっき言ったばかりだった。
すべてを受け入れて、次いきましょう。
5.MONTAGGIO FORCELLA:フォークアセンブリ
『黒のレバーアームNo.22を、黒のフォークNo. 23の湾曲した脚のスロットにねじ込みます(図を参照)。
2つのスロットにネジでフロントショックアブソーバーを取り付けます。
もう一方の黒いステム#24と黒いレバーアーム#25で繰り返します。
ショックアブソーバーをネジで組み立てます。(彼らは春にならなければなりません)。
≪>>意味不明・・・春?彼ら??≫
フォークピンを取り付けて、接着剤でそれらを結合します(図を参照)。
上部で、中央のステムが付いた黒い十字No. 26を、フォークレッグの内側の2つのジョイントに取り付けます。
次に、スパイダーNo. 26の中央のステムを、フロントフレームのスリーブの穴に挿入します。
右側のクロームNo.5ハンドルバーと左側のNo.6ハンドルバーをフォークレッグに挿入します。
黒いプレートNo.27を十字に接着し、クロムメッキされたナットNo.7をプレートの中央の穴に挿入します。』
翻訳した文の中に意味不明なことが書かれてましたが気にしている時間はありません。進めます。
フロントフォークの組立てですね。
先ず 22 レバーアームと 23 フォークレッグをピンで留め 23 のちょうど歪曲した所と 22 の先端部分に先に作ったフロントショックをピンで固定します。図の通りに・・・
反対側も同じように組立てたら 26 アンダーステムを左右の歪曲したフォークレッグの間に接着します。
次に前項で作ったフレームの先端スリーブにアンダーステムを通し、 5 と 6 ハンドルを左右のフォークレッグに取り付け、上部を 27 アッパーステムで固定します。
塗色はハンドルをグロスブラック⇒ジュラルミンシルバーで塗装して、それ以外はグロスブラックでいいでしょう。
6.Applicazione delle decalco a secco:デカールの乾式塗布
ちょっと工程が前後しますが、前項の説明図の中にデカールの貼り方が記載されていたので、ここで紹介しちゃいます。
『1)保護紙をはがし、転写する対象物をカットしてください
2)被写体を装飾する面に近づけて、理想的な位置を探します。
3)正しい位置を確認し、転写する部分全体に軽い圧力で鉛筆を渡します。
4)マスターシートを持ち上げ、指で転写面を押してしっかりと接着させ、しわを修正します。』
ま、読んだ通りですね。
厄介なのは擦り始めちゃうとやり直しが利かないということです。
なので、貼る順番、位置などよく考えた上、注意して貼りましょう。
今回のまとめ
今回は足回りを中心に組み立ててきました。
前後のサスペンションはスプリングで稼働するようになってますんで、部品の構成がやや複雑です。
でもってこのメーカー、この古さで組み立ては慎重にやるべきだと痛感しました。
細かいピンやジョイント部は破損しやすいので十分に注意しながら組み立てる必要がありますね。
デカールも失敗が許されない方式を採用されているので注意です。
いや~プロターのキットってホント作り甲斐がありますな~
出来上がりが楽しみです。っと言ってみたもののバーチャルでした~~
それでは今回はこの辺で・・・
次回【その3】で書いていきます。
ありがとうございました。